テラモーターズ、エフ・シー・シー社とライトモビリティ市場のEV化における日本の技術力革新へ向けた、共同開発含む業務提携

EV拡大が進むインドにおける、日本の技術価値を共創。アジア地域での事業基盤強化を目指します。

日本発のグローバルEVベンチャーとして、持続可能なモビリティ産業の基盤構築を目指す、Terra Motors株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：上田晃裕、以下テラモーターズ )は、2021年7月15日に、二輪車・四輪車用クラッチのトップメーカーとしてグローバルに事業展開する株式会社エフ・シー・シー (本社：静岡県浜松市、代表取締役社長：斎藤善敬、以下エフ・シー・シー）と、 インドにおけるライトモビリティ市場（二輪・三輪）のEV拡大に向け、共同開発を含む業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。

共同開発含む業務提携の意義
インドにおいては、大気汚染・脱炭素など社会課題への対応と経済成長のため政府は積極的なEV拡大施策を実施しており、ライトモビリティ市場においては、急速なEV拡大が進んでおります。そのような背景においてEV三輪におけるインドのシェアナンバーワンを獲得、維持している当社は、「e-モビリティとデジタルの融合」という新産業の確立させるため、共創型事業開発モデルによって、これまでにない持続可能なeモビリティの存在価値を創造し、社会へ提供することを目指しております。

エフ・シー・シーは、二輪・四輪車用クラッチのトップメーカーとしてグローバルに事業展開しており、世界最大のインド二輪市場では6割を超えるシェアと事業基盤を有しております。今後、四輪のみならず二輪市場においても電動車両が拡大することを見据え、従来から、ライトモビリティ向け電動パワーユニットの開発に取り組みを進めております。この度、インドでのe-モビリティ事業基盤を有する当社と、高い技術力とアジアでの実績を有するエフ・シー・シーの力を掛け合わせによって、グローバルでの日本の技術革新に寄与できると判断いたしました。共同開発の内容としては、市場に適した電動パワーユニットの開発を行い、ライトモビリティ事業化の加速を共に目指し、今後のアジア地域における車両EV化に向けた対応を行ってまいります。

 当社のアジア地域での事業基盤づくりにおいて、二つの顧客価値である、「ガソリン車と比較した、経済性の高いEV車体」と「新しい生活を想起させるブランド価値」の提供するため、車体の高技術化、革新的なIOTによる利便性向上、シェアードモビリティなどのサービスや事業との共創によって、新たな事業価値の向上を目指しております。世界的な「脱炭素」の潮流にある中、次世代の『EVを起点としたプラットフォーマー』として、持続可能で豊かな社会へ貢献してまいります。

関連プレスリリース記事：「インドEVライトモビリティ産業躍進の背景と課題」
詳細はこちらより　URL：https://terramotors.co.jp/india-ev-light-mobility/


 【株式会社エフ・シー・シーの会社概要】 
会社名　株式会社エフ・シー・シー （東証第一部　コード：7296）

設立：1939年6月
本社：〒431-1394　静岡県浜松市北区細江町中川7000番地の36
代表者：斎藤善敬
URL:https://www.fcc-net.co.jp/

事業概要：

自動車・オートバイ・汎用機・その他のクラッチ製造、および フェーシング・触媒の製造。各種生産設備・各種金型（ダイカスト、プレス）の製作。



■Terra Motors株式会社
本社：〒100-0011 東京都千代田区内幸町１丁目３番1号 幸ビルディング 9F
代表者：上田晃裕
URL： https://terramotors.co.jp/
電話番号：070-1275-6500（日本本社、日本語) 
[phone]（インド支社、英語)

事業概要：
テラモーターズは、「新産業を創造し、社会をより便利にする」ことをビジョンに掲げ、持続可能なe-モビリティのリーディングカンパニーを目指す、日本発のグローバルベンチャーです。ＥV車（電動二輪・三輪）の開発・製造・販売・アフターサービスまでの全行程を行い、「Ｅリキシャ」と呼ばれる電動三輪車における、インド国内シェアナンバーワン獲得。東京本社に加え、アジア3カ国に事業展開し、世界の低所得者層への就業機会創出、生活の向上と豊かな社会の実現に向け貢献してまいります。