横浜市立大学発ベンチャー・株式会社CROSS SYNCが「2022 Red Herring Top 100 Global」を受賞しました
最新のAIと医療者のナレッジを組み入れたトリアージを実現する重症患者のモニタリングシステムの開発に取り組む株式会社CROSS SYNC(本社:横浜市金沢区 代表取締役:髙木俊介、植村文彦)は、米国・Red Herring社が主催する、世界で先進的かつ革新的な技術力を持つベンチャー企業100社に贈られる「2022 Red Herring Top 100 Global Award」を受賞したことをお知らせいたします。
2022年10月27日〜10月28日の2日間に渡って、Red Herring社(米国カリフォルニア州)の 「2022 Red Herring Top 100 Global Virtual Event」がオンラインで開催され、当社 執行役員(最高戦略責任者)の南部雄磨による最終選考のプレゼンテーションの結果、技術革新度、事業戦略、市場浸透率、財務実績、経営能力などを基準に、将来有望とされる企業100社を選出する賞「2022 Red Herring Top 100 Global」を受賞いたしました。
当社は、「医療の安全と質の向上」を目的とし、最先端のAIを盛り込んだモニタリング技術と、患者情報を有機的に連携させるシステムの開発を行なっており、「医療機器」の部門では、当社を含む英国1社、中国1社の計3社で、日本からは当社が唯一の受賞企業となりました。
- 代表取締役 髙木によるコメント
急性期医療現場における課題は、日本だけに留まりません。
当社の技術は、将来的に遠隔ICUシステムとの連携も見据えており、日本主要都市部だけでなく、僻地医療、発展途上国を含む海外の医療現場にもいち早くサービスを提供できるよう研究開発、体制整備を進めていく所存です。
また、今後も国内外の医療機関様やパートナー企業様とのエコシステム構築を通じて、事業拡大の可能性を引き続き模索するとともに、研究の実証を加速し、急性期医療における課題解決に尽力して参ります。
- Red Herring 社からのコメント
Red Herring社のCEO、Alex Vieuxは当社の受賞について以下のように述べています。
大きなポテンシャルを持っている企業を選ぶことは決して容易なことではありませんが、厳正なる審査と協議のもと、数多くの候補の中から100社の候補を厳選いたしました。私たちは、株式会社CROSS SYNCが世界的に活躍する事業者として、成功に欠かせないビジョンと革新的な技術を持ち合わせていると信じてやみません。株式会社CROSS SYNCには、厳しい選考の末勝ち取ったこの受賞を誇りに思っていただきたいと思っています。株式会社CROSS SYNCの更なる飛躍と成功に向けて、Red Herring社全勢力をかけて支援して参ります。
【株式会社CROSS SYNCについて】
株式会社CROSS SYNCは、「集中治療室(ICU)」という概念をなくし、あらゆる病床で ICU 並みの医療を提供できる「ICU Anywhere」の理念のもとに、医療、開発、ビジネス、法律などの多職種の専門家が協力・共創してソリューション開発をしています。
主な事業の一つとして、最新のAIと医療者のナレッジを組み入れたトリアージを実現する重症患者のモニタリングシステムを研究開発しております。
<主な機能>
・生体情報モニタやカメラから情報を収集し、AIアルゴリズムが常時複数患者の重症度判定を行う
・スマートフォンなど手持ちのデバイスで院内外のどこからでもリアルタイムに患者情報にアクセスできる
・本システムは、現在横浜市立大学附属病院にテスト導入をし、現場にて検証中
当社URL:https://cross-sync.co.jp/
【Red Herring Top 100 Global について】
Red Herring社は、世界最高のハイテクイノベーター、ベンチャー投資家、ビジネス意思決定者を結びつけるグローバルメディアです。Red HerringのTop 100 Globalリストは、将来有望な企業や優れた起業家を見出すための指標であり、世界のスタートアップの登竜門となっています。
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