GLIN Impact Capital、セカンドクローズ及び体制強化を完了
日本初の独立系インパクトVCファンド、ファンド規模を拡大し今後投資活動を加速
GLIN Impact Capital(本社:東京都港区、共同代表:中村将人、秦雅弘、才木貞治、加藤有治)は、社会課題解決型スタートアップを対象とするインパクト/ESGベンチャーキャピタルです。今回、第1号ファンドのセカンドクローズを完了し、また運営体制を強化しましたことをお知らせ致します。
- GLIN Impact Capitalについて
投資活動としては、社会的インパクトと経済的リターンを同時実現するスタートアップへインパクト/ESG投資を行います。日本が海外諸国より先に直面している社会課題と対応が遅れている社会課題(環境問題、少子高齢化、多様性社会への課題、農業・食糧問題、メンタルヘルス、教育格差、等)を革新的なテクノロジーやビジネスモデルで解決するスタートアップが主な投資対象となります。
インパクト/ESG投資を行う国内第一世代のベンチャーキャピタルとして、蓄積した実績・知見の発信や関係先との協業を通じて、日本のインパクト/ESG投資エコシステムの発展に貢献して参ります。
- セカンドクローズについて
■ご出資者のコメント(敬称略、一部掲載)
三菱地所株式会社 / 新事業創造部長 井上 和幸 氏
当社は「社会価値向上戦略」と「株主価値向上戦略」を両輪に据えた経営の実践を掲げており、その中でまさにその両方の価値を追求するインパクト投資にも注目をしています。今回、インパクト投資・評価に関する最先端のノウハウを有し、国内におけるインパクト投資の浸透拡大を目指すGLINの取り組みに共感し、出資をしました。今回の出資を通じ当社としてもインパクト投資拡大の一端を担いながら、GLINと共により良い社会の実現を目指してまいります。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ / 代表取締役社長 笹原 優子 氏
社会課題解決を事業成長の原動力とするスタートアップが生まれ続けることは、今後の世界及び日本の持続的な発展に不可欠だと考えます。NTTおよびNTTドコモグループとしても、今回の出資を通じて日本にインパクト投資を根付かせたいという強い熱意と誠実さを持つGLINの皆様や、サステナブルな社会の実現にチャレンジするスタートアップの皆様と共に、世界の景色を変えていければと思っております。
JT / CSO 妹川久人 氏
JTグループが経営理念とする「4Sモデル」の追求は、私たちが生かされる・活かされる基盤・世界そのもののサステナビリティを追求していくことに他ならないと考えています。今回GLINへの出資を通じて、新たなポジティブインパクト創出を目指す挑戦へ共に関わっていく機会を頂けたことに感謝しています。これからの展開に心から期待しています。
安渕 聖司 氏(外資系企業経営者、個人としてのご出資)
GLINに出会う前は、社会的企業の支援と、投資活動の接点がなく、全く別々のカテゴリーでしたが、GLINが初めて、社会を良い方向に変えることと、成長性のある企業に投資することを、インパクトファンドという形で実現してくれました。既に投資した4社の事業活動から見えてくるより良い未来を考えるだけで、希望の光が灯り、もっともっとこの活動を広げていきたいと、願っています。
杉浦 元 氏(株式会社オウケイウェイヴ / 代表取締役、個人としてのご出資)
私がGLINを応援するのは、GLINの持つ思想に共感したことに加えて、ファンドとしての収益性にも可能性を感じたからです。各領域のプロフェッショナルが価値観と専門性を持ち寄り集まったこのチームは、きっとベンチャー投資を通じてより良い未来を創るだろうと確信しています。そして今後、GLINに続くプレイヤーがいくつも立ち上がり、世界が今よりももっと良い方向になることを期待しています。
■GLIN Impact Capitalアドバイザーのコメント(敬称略、一部掲載)
Brian Trelstad 氏(ハーバードビジネススクール教授・Bridges Fund Managementパートナー)
GLINの創業時からアドバイザーとして関わってきました。今後もGLINがインパクト投資界の発展に貢献できるよう、ファンドマネジメントや投資について、私のAcumen FundやBridges Fund Managementでの経験を活かして支援していきます。また、今後も彼らがグローバルで最新のIMM(インパクト投資・評価・マネジメント手法)に準拠できるよう、HBSでの研究、BridgesやImpact Frontiersでの活動を共有しながら支援していきます。GLINのこれまでの活動にとても感心しており、これから世界のインパクト投資にも影響を与えていく事ができる存在になると考えています。
Shawn Cole 氏(ハーバードビジネススクール教授)
GLINには、創業メンバーがHBS在籍時に行った日本のインパクト投資に関する研究を監督して以来、関わっております。GLINの話をよく授業でMBAやExecutiveコースの生徒達に紹介したり、米国の金融機関にも紹介していますが、GLINのモデル(スタートアップにImpact/ESG支援を行い、上場後もミッションを保てる様に強化し、企業価値を上げていくこと)は非常にユニーク且つ競争力があり、グローバルでも通用するものと考えています。今後GLINはグローバルのインパクト投資界で影響を与える存在になると思いますし、そうなる様に私も支援します。
Vikram Gandhi 氏(ハーバードビジネススクール教授・Asha Ventures創業者)
GLINの創業時からアドバイザーとして、ファンドマネジメントや投資に関し助言してきました。日本ではインパクト投資が黎明期を迎えていますが、その発展にGLINが貢献していることに感銘を受けています。今後もGLINがグローバル最新のインパクト投資手法を維持し、良い投資を継続できるよう、必要な支援とグローバルネットワークの提供を行っていきます。今後GLINは、課題先進国である日本におけるインパクト投資の知見をグローバルに提供することで、世界のインパクト投資界に影響を与える存在になっていく事が出来ると考えており期待しています。
川﨑 達生 氏(ユニゾン・キャピタル株式会社/代表取締役)
目標のファンド資金調達達成おめでとうございます。投資を通じて社会課題解決に結びつけるGLINの活動を応援しています。社会の活力を高めるベンチャー企業投資、頑張ってください。
都澤 亜里沙 氏(インディアナ大学Lilly Family School of Philanthropy在籍)
GLINの皆さんのポジティブな雰囲気と人を巻き込む力に、すぐに魅了されました。日本の課題解決に向き合い、インパクト投資市場の発展のために尽力され、変化の多い環境において革新的な挑戦を続けているGLINの皆さんに共感し、応援しております。今後世界にポジティブな事例をどんどん発信されていく事を期待しています。
渡邉 純子 氏(弁護士、国際労働機関(ILO)コンサルタント)
GLINのミッションと力強いメンバーに共感し、創業初期から関わってきました。この2年、色々な苦難を乗り越えてここまで来られたことに大きな感銘を受けています。ぜひ日本と世界を代表するようなファンドになって頂き、私たちの社会とビジネスの在り方をより良い方向に導いてくれることを期待すると共に応援して参ります。- 体制強化について
GLIN Impact Capitalは、中村、秦、才木の従来パートナー3名に昨年末より加藤が加わり、4名のパートナー体制となりました。加藤は、外資系や政府系ファンドにおいて、20年以上にわたり多様な未上場企業投資と企業価値創造を行ってきました。各パートナーの専門性やネットワークを結集し、日本におけるインパクト投資の発展・普及に向け、今後より一層力強く活動して参ります。
【加藤略歴】郵政省(現総務省)、OECD(パリ)、モルガンスタンレー、メリルリンチ(ロンドン)にて勤務後、GEヘルスケア事業開発アジア担当MD、ペルミラ・アドバイザーズ日本法人社長、クールジャパン機構専務取締役COO兼CIOを歴任。Yale大学経営大学院修了。
- 会社概要
代表パートナー:中村将人、秦雅弘、才木貞治、加藤有治
設立:2021年2月
所在地:東京都港区
連絡先:contact@glinimpact.com
URL:https://www.glin-impact.com
※本プレスリリースは、情報提供のみを目的としたものであり、投資の勧誘、推奨を目的とするものではありません。
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