Bioworksとゴールドウイン、植物由来の新素材であるポリ乳酸繊維「PlaX Fiber」の加工・製品化に向けて、資本業務提携を締結
- THE NORTH FACEなどゴールドウイングループの各ブランドでサステナブルな製品展開-
植物由来且つ生分解性のバイオマスプラスチックであるポリ乳酸（PLA）の改質剤を開発している素材のスタートアップのBioworks株式会社（本社:京都府相楽郡、代表取締役 CEO：今井行弘、以下 Bioworks）は、自社が開発したポリ乳酸繊維「PlaX Fiber」の性能向上、用途拡大及び早期の普及促進を目的として、株式会社ゴールドウイン（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：渡辺貴生、以下ゴールドウイン）と資本業務提携を締結しました。ファッション・繊維産業の環境問題への対応を図り、石油由来の化学繊維などの代替素材としてポリ乳酸繊維PlaX Fiber(プラックスファイバー)を使用した製品を、「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」をはじめとするゴールドウイングループが展開する各ブランドにて、2023年から販売する予定です。
Bioworksは、ポリ乳酸に独自開発した改質剤を加えることによって品質と機能、染色性を改質した繊維「PlaX Fiber」を開発し、環境に対し多くの問題を抱えるファッション・繊維産業の課題解決を目指しています。ゴールドウインは環境負荷低減素材の積極活用を進める中で、ポリ乳酸の環境性（植物由来、生分解性、カーボンニュートラル）と、ポリ乳酸を繊維として活用可能なPlaX Fiberの物性、染色性に着目し、「PlaX Fiber」が評価され、今回の資本業務提携の締結に至りました。石油由来の化学繊維などの代替素材としてPlaX Fiberの更なる性能向上、用途拡大及び早期の普及拡大を目指しています。
今後の展望として、これまでPlaX Fiberは、短繊維を中心とした製品化に取り組み、タオルやルームウェアなどの製品化を実現していますが、今後はアウトドア・スポーツ用途などで活用が見込める長繊維の開発も進め、ゴールドウインとの協業によって長繊維での製品化を進めていきます。2023年から順次「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」をはじめとするゴールドウイングループが展開する各ブランドにて製品展開を予定しています。
アウトドア・スポーツ用品メーカーのリーディングカンパニーであり、事業活動を通じて持続可能な社会構築、企業価値の向上を目指しているゴールドウインとの資本業務提携を通じて、国内外へのポリ乳酸繊維の普及とファッション・繊維産業の課題解決をより早く実現していきます。
【PlaX Fiberについて】
「PlaX Fiber」はポリ乳酸に独自開発した改質剤を加えることによって品質と機能、染色性を改善した繊維です。原料のポリ乳酸は、サトウキビやトウモロコシを原料にした石油等を使わない植物由来の素材で、燃やしても大気中のCO2を増やさない、カーボンニュートラルに貢献できる素材です。そして、使用後には一定の環境で水と二酸化炭素に分解することができる生分解性の性質を有しています。また、素材自体が弱酸性で肌に優しく、速乾性、抗菌消臭などの機能性も備えています。従来のポリ乳酸は耐熱性、強度、染色性が弱点でしたが、Bioworksは、独自開発した植物由来の改質剤をポリ乳酸に加えることで、それらの弱点を改良した「PlaX」の開発に成功しています。そのPlaXを紡糸し、ポリ乳酸の持つ機能性、環境性を備えた繊維素材が、「PlaX Fiber」です。
Bioworksはポリ乳酸を原料に素材開発をしているスタートアップです。樹脂成型品用途の改質ポリ乳酸コンパウンド「PlaX」、ポリ乳酸繊維「PlaX Fiber」の製造・販売や、PlaX Fiberを使用した自社製品として、“肌にも地球にもやさしい”をコンセプトにしたライフスタイルブランド「Bio Series」を展開しています。コンパウンドからワタ、糸、生地、製品と素材の各段階での拡販を通じて、ポリ乳酸の普及とファッション・繊維産業の課題解決を目指しています。
■Bioworks株式会社
代表取締役CEO 今井⾏弘
本社 京都府相楽郡精華町光台⼀丁⽬7 けいはんなプラザラボ棟7F
設立 2015 年 10 月 21 日
資本金 10 億 1,292万円（資本準備金含む）
事業内容 改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX）およびポリ乳酸繊維(PlaX Fiber)の開発・製造・販売
URL https://www.bioworks.co.jp/
■株式会社ゴールドウイン
代表取締役社長 渡辺貴生
本社 東京都渋谷区松涛 2-20-6
設立 1951 年 12 月 22 日
資本金 70 億 7,900 万円
内容 スポーツアパレル等の開発、製造および販売
取扱ブランド ゴールドウイン、エレッセ、ダンスキン、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、スピードなど
URL https://www.goldwin.co.jp/
Bioworksは、ポリ乳酸に独自開発した改質剤を加えることによって品質と機能、染色性を改質した繊維「PlaX Fiber」を開発し、環境に対し多くの問題を抱えるファッション・繊維産業の課題解決を目指しています。ゴールドウインは環境負荷低減素材の積極活用を進める中で、ポリ乳酸の環境性（植物由来、生分解性、カーボンニュートラル）と、ポリ乳酸を繊維として活用可能なPlaX Fiberの物性、染色性に着目し、「PlaX Fiber」が評価され、今回の資本業務提携の締結に至りました。石油由来の化学繊維などの代替素材としてPlaX Fiberの更なる性能向上、用途拡大及び早期の普及拡大を目指しています。
今後の展望として、これまでPlaX Fiberは、短繊維を中心とした製品化に取り組み、タオルやルームウェアなどの製品化を実現していますが、今後はアウトドア・スポーツ用途などで活用が見込める長繊維の開発も進め、ゴールドウインとの協業によって長繊維での製品化を進めていきます。2023年から順次「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」をはじめとするゴールドウイングループが展開する各ブランドにて製品展開を予定しています。
アウトドア・スポーツ用品メーカーのリーディングカンパニーであり、事業活動を通じて持続可能な社会構築、企業価値の向上を目指しているゴールドウインとの資本業務提携を通じて、国内外へのポリ乳酸繊維の普及とファッション・繊維産業の課題解決をより早く実現していきます。
【PlaX Fiberについて】
「PlaX Fiber」はポリ乳酸に独自開発した改質剤を加えることによって品質と機能、染色性を改善した繊維です。原料のポリ乳酸は、サトウキビやトウモロコシを原料にした石油等を使わない植物由来の素材で、燃やしても大気中のCO2を増やさない、カーボンニュートラルに貢献できる素材です。そして、使用後には一定の環境で水と二酸化炭素に分解することができる生分解性の性質を有しています。また、素材自体が弱酸性で肌に優しく、速乾性、抗菌消臭などの機能性も備えています。従来のポリ乳酸は耐熱性、強度、染色性が弱点でしたが、Bioworksは、独自開発した植物由来の改質剤をポリ乳酸に加えることで、それらの弱点を改良した「PlaX」の開発に成功しています。そのPlaXを紡糸し、ポリ乳酸の持つ機能性、環境性を備えた繊維素材が、「PlaX Fiber」です。
Bioworksはポリ乳酸を原料に素材開発をしているスタートアップです。樹脂成型品用途の改質ポリ乳酸コンパウンド「PlaX」、ポリ乳酸繊維「PlaX Fiber」の製造・販売や、PlaX Fiberを使用した自社製品として、“肌にも地球にもやさしい”をコンセプトにしたライフスタイルブランド「Bio Series」を展開しています。コンパウンドからワタ、糸、生地、製品と素材の各段階での拡販を通じて、ポリ乳酸の普及とファッション・繊維産業の課題解決を目指しています。
■Bioworks株式会社
代表取締役CEO 今井⾏弘
本社 京都府相楽郡精華町光台⼀丁⽬7 けいはんなプラザラボ棟7F
設立 2015 年 10 月 21 日
資本金 10 億 1,292万円（資本準備金含む）
事業内容 改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX）およびポリ乳酸繊維(PlaX Fiber)の開発・製造・販売
URL https://www.bioworks.co.jp/
■株式会社ゴールドウイン
代表取締役社長 渡辺貴生
本社 東京都渋谷区松涛 2-20-6
設立 1951 年 12 月 22 日
資本金 70 億 7,900 万円
内容 スポーツアパレル等の開発、製造および販売
取扱ブランド ゴールドウイン、エレッセ、ダンスキン、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、スピードなど
URL https://www.goldwin.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
