BtoB展示会、約3割が「成果を判断できない」名刺集めだけでは評価が難しい、BtoB展示会出展企業の調査レポート

【リンクストラテジー株式会社】BtoB展示会出展企業を調査した結果、約3割が「成果を判断できない」と回答。出展回数や費用規模、小間数、展示会後のフォロー体制などから、成果を左右する要因を分析した。

リンクストラテジー株式会社

調査概要

調査結果のサマリー

BtoB展示会に出展した企業へのアンケートから、出展の目的や成果の捉え方、出展回数や費用感、展示会後の対応に関する実態が明らかになりました。

  • 出展目的は新規リード獲得や商談機会の創出が中心である一方、成果をどのように判断すればよいか分からないという声も多い。

  • 出展回数を重ねている企業ほど成果を実感している傾向があり、出展経験の蓄積が成果の捉え方に影響している。

  • 費用規模や小間数については、投資額の大小よりも、出展目的に合った規模や設計が重要であることがうかがえる。

  • 展示会後のフォロー体制が整っている企業ほど、商談化や次のアクションにつながりやすい傾向が見られる。

これらの結果から、展示会の成果は出展当日だけでなく、準備や展示会後の対応まで含めた取り組み全体によって左右されることが分かります。それでは、調査結果をもとにさらに詳しくみていきます。

Q1:過去3年間で、何回ほど展示会に出展しましたか?

「1回」「2〜3回」の出展が約7割を占める

過去3年間の展示会出展回数について聞いたところ、最も多かったのは「1回」で41.84%でした。次いで「2〜3回」が32.14%となり、全体の約7割が出展経験1〜3回にとどまっていることが分かりました。

一方で「4〜5回」は8.93%と少数であるものの「6回以上」と回答した割合は17.09%を占めており、継続的に展示会へ出展している層も一定数存在している結果となりました。

Q2:出展小間数を教えてください

「1小間」「2〜3小間」で約7割を占める

出展時の小間数について聞いたところ、最も多かったのは「1小間」で41.84%でした。次いで「2〜3小間」が32.91%となり、全体の約7割が3小間以内で出展している結果となりました。

一方「4〜5小間」は11.22%「6小間以上」は14.03%となっており、一定数は比較的大きな規模で出展している企業も存在していることが分かります。

Q3:展示会に出展した主な目的は何ですか?(複数回答)

「新規リード獲得・商談機会の創出」が最多

展示会に出展した目的として最も多かったのは「新規リード獲得・商談機会の創出」で57.14%でした。次いで「製品やサービスなど自社ブランドの認知向上・発信」が44.39%となっています。

また「パートナー企業との接点づくり」は39.54%「既存顧客との関係強化」は39.29%と、新規獲得に限らず、既存顧客や将来につながる関係構築を目的とする出展も多い結果となりました。

「その他」と回答した割合は1.02%にとどまり、出展目的は主に新規獲得・認知向上・関係構築の三つに集約されていることが分かります。

Q4: 1回の出展でかかったおおよその費用 (出展料、制作費、交通費、人件費など)を教えてください

「100万円以下」「101〜300万円」が全体の約6割

1回の展示会出展にかかった費用については「100万円以下」が31.89%と最も多く「101〜300万円」が28.57%と続きました。300万円以下の予算で出展している割合は、全体の約6割となっています。

「301〜500万円」は19.9%となり、中規模の投資を行っている企業も一定数見られます。また「501〜1000万円」は8.67%「1001万円以上」は10.97%となっており、比較的高額な費用をかけて出展しているケースも見られました。

出展費用は低額から高額まで幅広く分布しており、企業ごとに異なる予算感で展示会に取り組んでいる様子がうかがえます。

Q5:展示会準備において、外部に依頼した業務があれば教えてください(複数回答)

「ブースデザイン・施工」「印刷物・資料作成」の依頼が多い結果に

展示会準備において外部に依頼した業務として最も多かったのは「ブースデザイン・施工」で45.66%でした。次いで「印刷物・資料作成」が43.62%「ノベルティ制作」が37.5%となっています。

「運営・受付スタッフ」を外部に依頼した割合は20.15%にとどまり、当日の運営については自社で対応しているケースが多いことが分かります。また「依頼していない(すべて自社対応)」と回答した割合は26.02%となりました。

これらの結果から、展示会準備ではブース設計や制作物などの専門的な業務は外部に委ねつつ、運営や来場者対応は社内で行う企業が多い傾向が読み取れます。

Q6:展示会出展にあたり、申し込み後から当日までの実際の準備期間はどれくらいでしたか?

「3〜5か月」が約半数を占める

展示会出展に向けた準備期間については「3〜5か月」が49.23%と最も多い結果となりました。次いで「1〜2か月」が36.99%となっており、全体の8割以上が5か月以内に準備を進めていることが分かります。

「6か月以上」と回答した割合は13.78%にとどまり、長期間をかけて準備するケースは比較的少数派となっています。

Q7:出展前の準備段階で、もっとも困ったことは何でしたか?

「特になかった」が最多だが、デザインや費用感に悩む声も多い

出展前の準備段階で困ったことについては「特になかった」が29.85%と最も多い結果となりました。一方で「ブースのレイアウト・デザインをどう決めるか悩んだ」は18.62%「出展費用の相場や全体感が分からなかった」は15.56%となっています。

また「配布資料・ノベルティなどの準備が間に合うか不安だった」は13.78%「社内の調整・承認プロセスに時間がかかった」は8.67%「スタッフの確保や日程調整が難しかった」は8.16%と続き、準備内容や社内調整に関する課題も一定数見られる結果となりました。

準備段階では大きな支障を感じていない企業が一定数いる一方で、ブース設計や費用感、進行管理など具体的な項目で悩みを抱えるケースも少なくないことが分かります。

Q8:展示会終了後、もっとも課題として感じたことは何でしたか?

「特に課題は感じなかった」が最多、商談化やフォロー面の課題も目立つ

展示会終了後に感じた課題として最も多かったのは「特に課題は感じなかった」で29.59%でした。一方で「名刺は集まったが、商談や契約にはほとんどつながらなかった」は23.21%「フォローアップの体制が整っておらず活用しきれなかった」は20.15%となっています。

また「効果の振り返りやレポートの指標が曖昧だった」は17.09%と、成果の整理や評価に関する課題も一定数見られました。「SNSやメディアでの露出につなげられなかった」は6.12%「想定よりも社内評価が低かった・反省点の整理ができなかった」は3.83%にとどまっています。

展示会後については大きな問題を感じていない回答が一定数ある一方で、商談化やフォロー、成果の整理といった出展後の対応に課題を感じている企業も少なくない結果となりました。

Q9:展示会出展後、成果(手応え)はありましたか?

「商談につながった」と感じる一方で、判断がつかない回答も多い

展示会出展後の成果については「商談や打ち合わせに発展した」が34.18%と最も多い結果となりました。次いで「新規契約・受注につながった」が26.79%「ブランド認知・メディア露出が広がった」が24.23%と続いています。

「名刺獲得数が目標以上だった」と回答した割合は19.39%となり、一定の接点創出を成果として捉えているケースも見られました。一方で「成果があったかどうか判断がつかない・感じられなかった」は30.87%を占めており、成果の有無を明確に捉えきれていない回答も少なくない結果となっています。

展示会後の手応えについては、商談化や受注といった具体的な成果を実感している層がある一方で、成果の評価が難しいと感じている層も一定数存在していることが分かります。

Q10:展示会への出展は継続していますか?

「継続して出展している」が約4割、判断が分かれる結果に

展示会への出展継続状況は「毎年または定期的に継続して出展している」が40.05%と最も多い結果となりました。次いで「年によって出展しているが、継続とは言えない」が32.14%となっています。

また「これまでに1回しか出展していない」は15.82%「以前は出展していたが、現在はやめている」は11.99%となり、出展を継続していない、もしくは判断が定まっていない層も一定数見られます。

展示会出展については、継続的に取り組む企業がある一方で、出展の位置づけを模索している企業も少なくない状況が示されています。

Q11:出展を継続していない・迷っている理由を教えてください

「準備・運営の負担」「費用対効果」が主な理由

出展を継続していない、または迷っている理由として最も多かったのは「準備や運営の負担が大きすぎた」で38.3%でした。次いで「費用対効果が合わなかった」が34.04%となっています。

また「他のマーケティング施策の方が効果的だと感じた」は23.83%となり、展示会以外の手法との比較で判断しているケースも見られます。「社内体制・人員の都合で継続が難しかった」は15.32%「社内での評価・理解が得られなかった」は12.77%となっています。

これらの結果から、出展継続の判断には、成果そのものだけでなく、準備や運営にかかる負荷、社内での位置づけや評価も大きく関係していることが分かります。

調査結果をさらに詳しく知りたい方へ

本調査では、展示会出展に関する全体傾向を中心に整理しましたが、実際には出展回数や費用規模、小間数、展示会後の対応などを組み合わせて見ることで、より具体的な違いや傾向も見えてきています。

リンクストラテジー株式会社のコーポレートサイトでは、今回の調査結果をもとに、展示会成果の捉え方や出展の考え方について、データを交えながらさらに詳しく解説しています。調査結果を自社の展示会出展にどう当てはめればよいかを知りたい方は、ぜひご覧ください。

また「調査レポート(PDF)」は、情報登録不要で無料ダウンロードいただけますのでぜひご活用ください。

【調査レポート】BtoB展示会、約3割が「成果を判断できない」名刺集めでは見えにくい展示会の評価と効果的な出展戦略

https://linkstrategy.jp/columns/columns-13565/

株式会社リンクストラテジーについて

会社概要

会社名:リンクストラテジー株式会社
代表者:佐藤 圭介
創業:2021年(令和3年)4月
資本金:1,000,000円
事業者登録番号:T3010601059092
建設業許可番号:東京都知事 許可(般-6)第159195号
所在地:東京都台東区台東1丁目12−10ロータリーパレス秋葉原2階
事業内容:展示会ブースデザイン・設計・施工 / 内装デザイン・設計・施工 / 特殊什器デザイン・設計・施工
加盟団体:東京商工会議所

WEB: https://linkstrategy.jp/

サービス

展示会の成果を見える化「展数ナビ」

展数ナビは、ヒアリングシートにご記入いただくだけで、出展の成果を事前に予測し、準備・振り返りまでを支援するサービスです。費用対効果やKPIの設定、準備タスクの管理、改善レポートの作成まで、展示会業務をトータルにサポートします。出展効果の「見える化」と業務負担の軽減を、同時に実現します。

「展数ナビ」サービスサイト

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リンクストラテジー株式会社

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会社概要

リンクストラテジー株式会社

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URL
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業種
建設業
本社所在地
東京都台東区台東1-12-10 ロータリーパレス秋葉原2階
電話番号
03-6693-5443
代表者名
佐藤圭介
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年04月