女子学生の9割が「出産後も働きたい」と回答、しかし「結婚・出産後のキャリアが不安」も9割

ハハカラによる女子学生に対する「企業の育児支援に関する意識」に関するアンケート

株式会社ハハカラ

株式会社ハハカラ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:片田櫻子、以下「ハハカラ」)は、2021年11月から2022年1月にかけて、国内の大学または大学院に通う女性100名に対して「企業の育児支援に関する意識」に関するアンケート調査を実施しました。

 

■調査対象者の内訳(n=100)
 

  • 女子学生の就職活動において重視する点の上位は、やりがいよりも仕事とライフイベントとの両立を重視する傾向に
  • 女子学生の90%が「将来子どもを産んだ場合仕事を続けたい」と回答。しかし、「子どもを持ちながら働くことにポジティブなイメージを持っている」と答えた割合は68%と減少
  • 女子学生の89%が「結婚、出産後のキャリアについて」何かしらの不安があると回答


・女子学生の就職活動において重視する点の上位は、やりがいよりも仕事とライフイベントとの両立を考える傾向に
就職活動において重視する点は何かと言う質問に対して、「興味のある業種」が76%と最も多い回答でした。さらに「福利厚生が手厚い」が49%、「結婚・出産が不利にならない」が44%、「時短・フレックスタイムが利用できる」が41%と、社内制度や柔軟な働き方を重視する傾向が見られました。新卒時の就職活動という早い段階から、仕事とライフイベントの両立を見据えながらキャリアを積んでいきたい女子学生が多いことがわかります。また、「女性のロールモデルの有無」が40%、「女性管理職がいる」が25%と、ライフワークバランスを維持しながら「女性」として働くことが想像しやすいか、また入社後身近にロールモデルがいるのかどうかも重要視されています。
近年、女子学生のキャリア志向は高まってきているため、自分が打ち込めるような業種を選択し、その中でもライフイベントを考慮し、継続してキャリア形成ができる会社を選んでいることが考察されます。


・女子学生の90%が「将来子どもを産んだ場合仕事を続けたい」と回答。しかし、「子どもを持ちながら働くことにポジティブなイメージを持っている」と答えた割合は68%と減少
「結婚した場合、仕事を続けるか」という質問について、94%が「続ける意思がある」と回答しています。また、「出産した場合、仕事を続けるか」という質問にも、90%が「続ける意思がある」と回答しています。これらのことから結婚や出産を機にキャリアから退くという考えは薄れており、多くの女子学生が結婚や出産を経験しながら、同時にキャリア形成もしていきたいと考えていることがわかります。
しかしながら、多くの女子学生がライフイベントと仕事の両立を望む一方、「働きながら育児を行うことに、ポジティブなイメージを持っているか」という質問に「持っている」と答えた割合は、68%と減少しました。子どもをもつ前から仕事と育児の両立に不安を抱えていることが想定されます。

・女子学生の89%が「結婚、出産後のキャリアについて」何かしらの不安があると回答

「結婚、出産後のキャリアについて不安」の質問について、女子学生の89%が何かしらの不安があると回答しました。最も多かった不安点は、「復職時の環境」で23%、続いて「育児とキャリアの両立」で20%、「キャリアパスについて」で16%でした。多くの女子学生は、産休・育休を取得する前提でキャリア形成を考える傾向にあります。しかし、産休・育休明けに以前と変わらない仕事を続けられるのか、また産休・育休の取得がキャリアパスの妨げになるのではないかと不安を抱えているのが現状です。
その他に「男性側の理解」や「パートナーの会社がどのくらい(結婚・出産)に寛容なのか」といったパートナーの育児に対する意識やそのパートナーの会社環境など、自分ごとだけでは解決できない不安も挙げられました。また、「女性ばかり強いられる負担が、女子学生の自己責任で捉えられてしまうことが不公平」といった意見もみられました。結婚、出産、育児といったことを女性個人だけの問題として取り組んでいくには限界があると考えられます。
さらに、「異性のパートナーをもつ可能性はないため、結婚や出産ができるのかどうか」といった不安の声もありました。近年、諸外国では同性パートナーの家族も増えてきましたが、日本では同性婚といった法的な保障が得られないため、会社で産休や育休がそもそも取れるのかどうかといった不安も挙げられます。
今後の新たな課題として、多様な家族のあり方も検討しつつ、性別問わず出産・育児を行うことが不利にならない会社制度を整えていくことが急がれます。
 

 

ハハカラでは、働き盛りの忙しいご家庭の産前産後をサポートするためベビー用品の一括調達サービスを行なっています。現代の女性が抱える負担や不安を減らし、育児をする全ての人をサポートしていきたいと考えています。また、核家族化やご近所付き合いの減少などの社会問題を背景とした社会的孤立や情報不足に対応すべく、ユーザー特典としてLINEによる気軽な助産師の相談サービスも提供しています。

■調査概要
回答数:100人
調査期間:2021年11月1日~2022年1月31日
調査方法:インターネット上のアンケート調査

■サービス導入のお問合せ
株式会社ハハカラ
お問い合わせ先:info@hahakara.co.jp
※ 行政、事業会社との連携、導入の実証実験のご相談も受け付けております。

■会社概要
株式会社ハハカラ
事業内容:ベビー用品一括調達代行サービス「ハハカラ」の運営
所在地:愛知県名古屋市中区新栄2−2−19 新栄グリーンハイツ205
代表取締役: 片田櫻子
設立日:2021年3月25日
許可公安委員会名:愛知公安委員会
許可証番号:第541162103800号
コーポレートサイト:https://hahakara.co.jp/
ハハカラサービスサイト:https://hahakara.co.jp/service_hahakara
 

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会社概要

株式会社ハハカラ

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URL
https://hahakara.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区北品川5−14−22
電話番号
-
代表者名
片田櫻子
上場
未上場
資本金
400万円
設立
2021年03月