【住宅購入者の4割以上が住宅ローンの金利や返済プランに後悔あり！？】住宅購入時は不動産会社の「営業担当」や「物件の豊富さ」をチェックすべきということが明らかに

2人に1人が「住宅会社・不動産会社の相談会」にニーズあり

株式会社赤鹿地所

2024年8月27日 10時00分

株式会社赤鹿地所（所在地：兵庫県姫路市、代表取締役社長：赤鹿保生）は、直近5年以内に住宅購入の検討を始めた方（購入・未購入問わず）を対象に、「住居を購入しようとしたきっかけ」に関する調査を実施しました。

結婚や転勤・転職など人生の大きな節目に住居の購入を検討する方、現在の賃貸住宅が手狭になり、家族全員が快適に暮らせるマイホームを探し始める方も多いでしょう。

新しい住まいを探すことはワクワクする反面、さまざまな悩みや不安もつきものです。

そして、どこから情報を集めればよいのか、何を重視すればよいのか、初めてのマイホーム購入には多くの疑問が伴います。

そこで今回、『住宅探しの専門店いえとち相談窓口』（https://ietochi-himeji.com/）を運営する株式会社赤鹿地所は、直近5年以内に住宅購入の検討を始めた方（購入・未購入問わず）を対象に、「住居を購入しようとしたきっかけ」に関する調査を実施しました。

調査概要：「住居を購入しようとしたきっかけ」に関する調査
【調査期間】2024年7月29日（月）～2024年7月30日（火）
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA（https://www.prizma-link.com/press）によるインターネット調査
【調査人数】1,033人
【調査対象】調査回答時に直近5年以内に住居購入の検討を始めた方（購入・未購入問わず）であると回答したモニター
【調査元】株式会社赤鹿地所（https://www.akashika-jisho.co.jp/）
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

●住居購入を検討し始めたきっかけと重視したポイントとは？

はじめに、住居購入を検討し始めたきっかけについてうかがっていきたいと思います。

「住居購入を検討し始めた主なきっかけを教えてください（単一回答）」と質問したところ、『お子さまが産まれた（27.4％）』と回答した方が最も多く、次いで『今の住まいが手狭になった（27.1％）』『結婚（22.6％）』となりました。

お子さまの誕生や、家族構成の変化が住宅購入を検討し始めるきっかけになることが多いようです。

では、住居購入を検討する際に、どのようなことを重視しているのでしょうか？

「住居購入を検討する際に重視したポイントは何ですか？（複数選択可）」と質問したところ、『価格（73.0％）』と回答した方が最も多く、次いで『立地（71.0％）』『間取り（55.7％）』となりました。

住居は人生の中でも大きな買い物となるため、今後の家計に直結する「価格」と、生活の拠点として「立地」を重視する方が非常に多い結果となりました。

●住居購入の検討で利用したサービスは『モデルルーム見学』『住宅会社・不動産会社の相談会』

では、住居購入を考え始めた際はどのようなものを参考にしていたのでしょうか？

「住居購入を検討し始めた際に参考にした情報源を教えてください（複数選択可）」と質問したところ、『住宅・不動産会社のホームページ（64.6％）』と回答した方が最も多く、次いで『不動産情報サイト（41.5％）』『住宅・不動産会社のSNS（27.4％）』となりました。

6割以上の方が、住宅・不動産会社のホームページを参考にしていたようです。

住居購入を検討し始めたきっかけや重視したポイントなどが示されました。
では、実際にどのようなサービスを利用したのでしょうか？

「住居購入を検討する際に利用したサービスを教えてください（複数選択可）」と質問したところ、『モデルルーム見学（41.9％）』と回答した方が最も多く、次いで『住宅会社・不動産会社の相談会（39.9％）』『住宅会社相談・紹介カウンター（39.0％）』となりました。

モデルルームの見学や住宅会社・不動産会社の相談会など、直接会って話ができる機会を利用して購入する住居を検討したようです。

では、注文住宅を購入・検討した方は、何社の住宅会社が候補にあがったのでしょうか？

そこで、「注文住宅を購入・検討された方は、検討した住宅会社は何社ですか？（単一選択）」と質問したところ、『2社（30.7％）』と回答した方が最も多く、次いで『3社（25.6％）』『1社（21.9％）』となりました。

3割以上の方が、住宅会社2社で検討したという結果になりました。
また、3社と回答した方も2番目に多いことから、複数の住宅会社を検討する方が多い傾向にあるようです。

では、物件に関してはどのくらいの数を検討したのでしょうか？

前の質問で『注文住宅を購入・検討していない』と回答した方以外に、「検討した物件数はどのくらいですか？」と質問したところ、『1〜3件（45.3％）』『4〜6件（39.5％）』『7〜10件（10.7％）』『11件以上（4.5％）』という回答結果になりました。

いずれにしても、時間をかけて複数の住宅会社や物件を比較したうえで購入するか否か決めている方が多いようです。

●住居購入で最も不安だったことは『住宅ローンの返済』『希望に合う物件が見つかるかどうか』

快適な暮らしのために住居購入を検討したみなさんですが、検討を始めた際に不安だったことなどはあるのでしょうか？

「住居購入の検討を始めた際に最も不安だった点を教えてください」と質問したところ、『住宅ローンの返済（44.6％）』と回答した方が最も多く、次いで『希望に合う物件が見つかるかどうか（32.3％）』『将来の資産価値（11.5％）』となりました。

住居は決して安いものではないため、数十年にわたり住宅ローンを返済できるかどうかに不安を抱いた方が最も多いようです。また、希望に合う物件が見つかるかどうかも不安要素のひとつだったようです。

では、実際に住居を購入した方は、もっと確認しておけばよかったといった後悔ポイントはあるのでしょうか？

住居を購入した方に、「購入後にしっかりチェックしておけばと感じたポイントは何ですか？（複数選択可）」と質問したところ、『住宅ローンの金利や返済プラン（41.7％）』と回答した方が最も多く、次いで『物件の周辺環境（交通アクセス、商業施設、学校など）（39.7％）』『維持管理の費用や手間（32.5％）』となりました。

住居購入を検討し始めた際に不安だったことと同様に、購入後に住宅ローンの金利や返済プランをしっかりチェックしておけば良かったと後悔している方が多いようです。
また、物件の周辺環境や維持管理の費用などの確認も、購入前の認識と差を感じ後悔している方がいるようです。

決めなければならないことが沢山ある住宅購入において、後悔なく1つずつ選択していくことの難しさがうかがえます。

●魅力的だと思う不動産会社の特徴とは？

では、住居購入を検討する際に利用して良かったと思うサービスや、利用したかったと思うサービスは何なのでしょうか？

「利用して良かった、利用したかったサービスを上位2つ選択してください（上位2つ選択）」と質問したところ、『住宅会社・不動産会社の相談会（56.8％）』と回答した方が最も多く、次いで『住宅会社相談・紹介カウンター（54.1％）』『モデルルーム見学（45.7％）』となりました。

先程の質問で、利用したサービスとして「モデルルームの見学」が1番多い結果になったものの、利用して良かった、利用したかったと思うサービスは「住宅会社・不動産会社の相談会」が最も多い結果となりました。

最後に、「あなたにとって、『魅力的な不動産会社』とはどのような会社だと思いますか？（複数回答可）」と質問したところ、『営業担当の良さ（63.0％）』と回答した方が最も多く、次いで『物件の豊富さ（52.3％）』『地域での認知度・ネームバリュー（33.2％）』となりました。

6割以上の方が魅力的な不動産会社かどうかの判断を、「営業担当の良さ」をみて判断していることが明らかとなりました。住宅購入に対して金銭面を不安を抱えることも多くあることから、営業担当によるサポートの質を重要視する方が多いようです。

また、物件の豊富さやその地域での認知度・ネームバリューの有無も満足度に影響する重要な要素だということが明らかになりました。

●【まとめ】魅力的だと思う不動産会社は「営業担当の良さ」や「物件の豊富さ」！しっかりと相談できる不動産会社を選ぶ必要が

今回の調査結果で、住居購入を検討し始めたきっかけや、利用したサービスなどが明らかになりました。

現在の住まいが手狭になったことや、家族構成に変化があったことをきっかけに住居購入を検討し始めた方が多く、価格や立地などを重視して住居を選んだ方が多いようです。

住居に関する情報は住宅・不動産会社のホームページなどを参考にし、モデルルーム見学や住宅会社・不動産会社の相談会といったサービスを利用した方が多い傾向にあるようです。

また、住居購入を検討する際の不安要素として、住宅ローンの返済や希望に合った物件が見つかるかどうかが多くあげられたものの、実際に住居を購入した方は住宅ローンの金利や返済プラン、周辺環境などをもっと確認しておけばよかったと後悔している方も多くいることから、住居購入の難しさが示されました。

住居購入の際に利用して良かった、利用したかったこととして住宅会社・不動産会社の相談会や住宅会社相談・紹介カウンターがあげられ、不動産会社の営業担当が良いことや物件の豊富さを重要視しているようです。

こうした点から、まずは住宅購入を検討した段階で、金銭面・立地面など総合的な相談ができるサービスを利用すると、購入後のギャップを最小限に抑え、後悔のない住居購入に繫げることができるのではないでしょうか。