超高齢化と人口減少の進行する知多半島全域に在宅医療を提供
医療法人社団悠翔会、愛知県武豊町に在宅診療拠点を開設
首都圏で最大規模の在宅医療を提供する医療法人社団悠翔会(本部:東京都港区、理事長:佐々木淳)は、2022 年 8 月 1 日、愛知県・知多半島に、21拠点目となる悠翔会ホームクリニック知多武豊を開設いたしました。
医療法人社団悠翔会は 2006 年に東京・千代田区に最初の在宅医療専門クリニックを開設。以来、「患者の価値観を中心とした医療」を提唱し、現在は、首都圏に 18 拠点、鹿児島県に 1 拠点、沖縄県に1拠点の 20クリニックを展開、102 名の医師が常時約 6,700 人の患者さんに 24 時間体制の在宅総合診療を提供しています。精神科や皮膚科などほぼ全診療科を網羅。認知症ケア、緩和ケア、リハビリ、歯科・口腔ケア、栄養ケアを含む包括的な支援体制を構築し、これまでに 3 万人を超える患者さんの人生に伴走してきました。昨年は約 1700 人の患者さんの人生の最期に臨席、うち約 1200 名の方をご自宅でお看取りしています。
首都圏をはじめ、都市部では在宅医療の提供体制は整いつつあります。しかし、いまだに在宅医療(在宅療養支援診療所)のない基礎自治体が約2割も存在します。これらの地域の多くは超高齢化が進み、在宅医療のニーズが非常に高いにも関わらず、同時に人口減少という課題を抱え、新規の医療機関の開設が期待しにくい状況でもあります。
悠翔会は今後、こういった在宅医療が十分に行き届いていない地域に積極的に診療拠点を開設し、それぞれの地域の実情に応じた持続可能な在宅医療提供体制の実現を支援していきます。
今回開設する悠翔会ホームクリニック知多武豊は、全国平均よりも高齢化率の高い、愛知県の知多半島全域を訪問エリアとし、24時間体制の在宅医療で地域のニーズに応えてまいります。
悠翔会ホームクリニック知多武豊は、総合診療医育成の新たな拠点ともなる予定です。総合診療とは、臓器ごとの病気に着目するのではなく、患者さんが抱える健康問題を横断的に診る診療科です。家族や地域全体をみる専門科であり、その方全体を支える在宅医療と非常に親和性が高いと考えられています。今回、ヴィジョナリーなリーダーに統率された意欲ある若手医師たちが集う、“藤田総診”(藤田医科大学総合診療プログラム)のチームとコラボレートいたします。院長を含む常勤医2名、ならびに非常勤の1名は、全員、藤田総診出身の若手医師です。
対話の中で患者さんの価値観を学び、その方にとっての優先順位や判断基準を大切にしながら最期まで伴走する在宅医療には、病院での医療とは異なる柔軟性が求められます。藤田総診がすでに有する、大規模・中規模病院に続く教育施設として、今後、多くの医師たちを受け入れていく予定です。
住所:〒470-2347 愛知県知多郡武豊町字道崎4-11 中日ビル第2 1F
TEL:0569-84-6366
FAX:0569-84-6365
訪問エリア:武豊町・美浜町・南知多町・半田市・常滑市・知多市・阿久比町・東浦町
診療開始:2022年8月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/chitataketoyo/
クリニック開設に先駆け、理事長・診療部長の佐々木淳が、7月9日に開催されたみま~も名古屋主催の「愛知の在宅・地域医療を考える会」で基調講演をさせていただきました。在宅医療の導入により高齢者の年間入院日数を大幅に減少できること、老年期を幸せに過ごすためには社会関係資本が重要な要素となることなどをご説明しました。冒頭には大村秀章愛知県知事によるご挨拶があり、多職種が参加してのシンポジウムも行われました。中部地区では初めてのクリニック開設となりますが、地域のみなさまと協力しながら、地域医療の充実に取り組んでまいります。
〈熊谷祐紀院長より〉
「医者の使命は病院で病気を治すこと」。多くの方がそのように思ってみえるのではないでしょうか。しかし、わたしたちの使命は、病を抱える患者さんやそのご家族の苦痛をできるだけ和らげ、さまざまな職種と協力しながら、生活・日常に寄り添い続けることだと思っています。訪問診療は、通院が困難な方であればどんな方でも受けることができます。豊田地域医療センター総合診療科と連携しながら、知多半島に住まう皆さんが、過ごしたいところで、穏やかに暮らすことができるような手助けをしたいと考えています。「医療じゃないのに相談していいのかな?」とお考えになる前に、どんなことでも、まずは当院へご相談ください。
メール:pr@yushoukai.jp
首都圏をはじめ、都市部では在宅医療の提供体制は整いつつあります。しかし、いまだに在宅医療(在宅療養支援診療所)のない基礎自治体が約2割も存在します。これらの地域の多くは超高齢化が進み、在宅医療のニーズが非常に高いにも関わらず、同時に人口減少という課題を抱え、新規の医療機関の開設が期待しにくい状況でもあります。
悠翔会は今後、こういった在宅医療が十分に行き届いていない地域に積極的に診療拠点を開設し、それぞれの地域の実情に応じた持続可能な在宅医療提供体制の実現を支援していきます。
今回開設する悠翔会ホームクリニック知多武豊は、全国平均よりも高齢化率の高い、愛知県の知多半島全域を訪問エリアとし、24時間体制の在宅医療で地域のニーズに応えてまいります。
悠翔会ホームクリニック知多武豊は、総合診療医育成の新たな拠点ともなる予定です。総合診療とは、臓器ごとの病気に着目するのではなく、患者さんが抱える健康問題を横断的に診る診療科です。家族や地域全体をみる専門科であり、その方全体を支える在宅医療と非常に親和性が高いと考えられています。今回、ヴィジョナリーなリーダーに統率された意欲ある若手医師たちが集う、“藤田総診”(藤田医科大学総合診療プログラム)のチームとコラボレートいたします。院長を含む常勤医2名、ならびに非常勤の1名は、全員、藤田総診出身の若手医師です。
対話の中で患者さんの価値観を学び、その方にとっての優先順位や判断基準を大切にしながら最期まで伴走する在宅医療には、病院での医療とは異なる柔軟性が求められます。藤田総診がすでに有する、大規模・中規模病院に続く教育施設として、今後、多くの医師たちを受け入れていく予定です。
- クリニックの概要
住所:〒470-2347 愛知県知多郡武豊町字道崎4-11 中日ビル第2 1F
TEL:0569-84-6366
FAX:0569-84-6365
訪問エリア:武豊町・美浜町・南知多町・半田市・常滑市・知多市・阿久比町・東浦町
診療開始:2022年8月1日
URL:http://www.yushoukai.jp/clinic/chitataketoyo/
院長の熊谷(右)
クリニック開設に先駆け、理事長・診療部長の佐々木淳が、7月9日に開催されたみま~も名古屋主催の「愛知の在宅・地域医療を考える会」で基調講演をさせていただきました。在宅医療の導入により高齢者の年間入院日数を大幅に減少できること、老年期を幸せに過ごすためには社会関係資本が重要な要素となることなどをご説明しました。冒頭には大村秀章愛知県知事によるご挨拶があり、多職種が参加してのシンポジウムも行われました。中部地区では初めてのクリニック開設となりますが、地域のみなさまと協力しながら、地域医療の充実に取り組んでまいります。
県内から約200名の多職種の方がご参加
〈熊谷祐紀院長より〉
「医者の使命は病院で病気を治すこと」。多くの方がそのように思ってみえるのではないでしょうか。しかし、わたしたちの使命は、病を抱える患者さんやそのご家族の苦痛をできるだけ和らげ、さまざまな職種と協力しながら、生活・日常に寄り添い続けることだと思っています。訪問診療は、通院が困難な方であればどんな方でも受けることができます。豊田地域医療センター総合診療科と連携しながら、知多半島に住まう皆さんが、過ごしたいところで、穏やかに暮らすことができるような手助けをしたいと考えています。「医療じゃないのに相談していいのかな?」とお考えになる前に、どんなことでも、まずは当院へご相談ください。
クリニックスタッフ。常勤医師2名、非常勤医師1名体制で地域を支えます
味噌とたまり醤油造りが盛んな武豊町 町内を走るコミュニティバス「ゆめころん」
- 医療法人社団悠翔会(http://www.yushoukai.jp/)について
- 本件に関するお問い合わせ先
メール:pr@yushoukai.jp
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