SDGs探究教材『クリティカル』が「探究的な学び支援補助金2023」に事業者採択

教材の無償利用を希望する実証校の募集開始。AIジャーナリング「muute」との共同実証も

国際エデュテイメント協会

・SDGs探究教材「クリティカル」の無償利用が可能
・AIジャーナリングアプリ「muute」との共同実証も可能
・経済産業省が実施する「探究的な学び支援補助金2023」の対象事業者に選定

全国の教育委員会や学校に向けたDX支援や教材開発、広報支援を行う一般社団法人国際エデュテイメント協会 (本社:東京都千代田区、代表理事:森 俊介、以下「当社」は、AIジャーナリングアプリ「muute(ミュート)」の学校向けサービス「muute for school」を開発するミッドナイトブレックファスト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:喜多紀正、以下「MNBF」)と共同で申請した、経済産業省が実施する「探究的な学び支援補助金2023」の対象事業者として選定されました。本補助金の対象期間中(2023年6月〜2023年12月28日の予定)、全国の自治体・中学校・高等学校・教育支援センターは「クリティカル」及び「muute for school」を無償で利用できます。


本事業採択に伴い、学校向けのオンライン説明会を7月12日、14日、19日、20日の16時から17時で実施します。

※応募フォーム

https://forms.gle/KYj4kX8crGeeGmfp8



■背景

2022年度の学習指導要領の改訂により、高等学校では「総合的な探究の時間※1」という新科目が追加され、探究学習を行う学校が増えています。一方で、①予算や人材、実績不足等により民間の探究学習サービスの導入に踏み切れない、②サービス導入までの内部調整が困難、③どのサービスを使えばよいのか分からない、といった課題が生じていることから、経済産業省は、「探究的な学び支援補助金2023」の採択事業者が提供する探究学習サービスを、学校および学校設置者は無償で利用できるという支援事業を行うに至っています。


教育現場においては、生徒に対して一方的に知識を伝達する授業とは別に、生徒の自己理解を深めながら、生徒自らが興味関心のある問いを見いだし自発的に学習を進めていくための授業進行が求められていますが、具体的な指導方法の前例や教材も少なく、多くの学校・現場では模索段階にある状態です。そのような中で、当社では「今、これからを生きる力を」という理念の元、SDGsを題材にした社会課題の実情や矛盾を知り、学習者自身の意見や考えを引き出す教材「クリティカル」を開発しました。※2


また、MNBFが開発する「muute」は探究学習の基礎となる自己理解を促進するツールです。2022年に全国27校の中学高等学校と共同実証を実施し、数百名の生徒が参加しました。一部の参加校にアンケートを実施し、約9割の生徒が、muuteを利用することで「自己理解力の向上につながった」と回答しました。紙で日記を書く従来のやり方と比較し、誰にも見られないmuuteは、生徒の心理的安全性が担保され、本心をありのままに書くことができるので、より深く自分と向き合う事ができます。


この度、「クリティカル」と「muute for school」を探究的な学び支援補助金を活用し、探究学習教材を教育現場に提供することで、社会や世界との距離感を縮めながら、自身の興味関心を深掘りしていき、探究的学習における主体的な学び支援を目的として、共同での事業申請を行っています。


また、当社については単独での事業者採択もされており、SDGs教材「クリティカル」単体での申請も可能です。


■事業採択による学校説明会の実施について

経済産業省が実施する「探究的な学び支援補助金2023」において、当社とMNBFが対象事業として選定され、対象期間中は本教材の導入を希望する学校・自治体は費用負担なく利用することが可能となります。本件に伴い、実証事業への参画を希望する全国の学校等教育機関へ向けて、7月12日〜7月20日にかけて、本事業に関する紹介とサービス詳細に関するオンライン説明会を開催します。


<オンライン説明会の詳細>

募集対象:全国の自治体・中学校・高等学校・教育支援センター

開催日程:7月12日、14日、19日、20日

時間:16:00-17:00

開催方法:オンライン (説明会参加フォーム入力後、ZoomURLを共有いたします)

内容:

-        探究的な学び支援補助金制度のご説明

-        SDGs探究教材「クリティカル」の教材紹介・活用事例・学習効果の共有

-        AIジャーナリングアプリ「muute」の紹介・活用事例・学習効果の共有


<説明会申込み方法>

https://forms.gle/KYj4kX8crGeeGmfp8



■「探究的な学び支援補助金 2023」について ( https://www.tankyu-hojo.jp/ )

探究的な学び支援補助金は、「学校等教育機関における探究学習等の高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者に対し、事業費等に要する経費の一部を補助」する事業です。探究事業者が補助金の申請者となり、学校等設置者および学校等教育機関等と連携し、探究ツールの導入促進を図ります。


■AIジャーナリングアプリ「muute」について


「muute」は、感じていることや考えていることを日記のように自由に書き出し、AIがそれらの感情や思考を分析してフィードバックを行い、自分自身と向き合い、且つ客観的に振り返ることができるAIジャーナリングアプリ「muute」の開発・運営をしています。「ジャーナリング」は、頭に思い浮かんだことをありのままに書くことを意味し、心身の健康や自己認識力の向上に繋がるなど、心の整理やメンタルヘルスに良い影響があることから注目を集めています。


■SDGs教材「クリティカル -社会問題を考え、議論し、行動するための力を育む-」について

本教材は、ブラジルの教育学者パウロ・フレイレが提唱した、”Critical Pedagogy(クリティカル・ペダゴジー、批判的教育学)”に則り、「意識化」を促すためにSDGsを題材に社会課題の実情や矛盾を知り、学習者自身の意見や考えを引き出す教材として開発しました。SDGsの各ゴールについての理解はもちろんのこと、国内外での達成状況や各ゴールに対応したオリジナルインタビューや事例記事も掲載しています。多角的に社会問題を捉え、自身の意見や考えを深め、他者とディスカッションをすることで、クリティカルシンキング力やロジカルシンキング力を養うことができます。


■コメント

<ミッドナイトブレックファスト株式会社 代表取締役 喜多紀正>

探究補助金2023の対象事業者に選定いただき大変感謝しております。自己理解力、感情と向き合う力、言語化力など非認知能力の成長に対する課題感を多くの先生方から伺います。アプリでジャーナリングを活用して内省するという前衛的な取り組みではありますが、ぜひ今回の補助金をきっかけに多くの学校に「muute for school」の価値を知っていただき、若い方が自分と向き合うことを習慣化して、より良い人生を築いていただくことの一助になれればと願っております。


<一般社団法人国際エデュテイメント協会 代表理事 森俊介>

全国で総合的な探究の時間が本格化していく中で、たくさんの学校がどのように授業を進めたら良いのか、どのように学びを深めていくのか、悩まれている声をよく聞きます。当社の教材「クリティカル」はSDGsをテーマに学びを深めることはもちろんのこと、当社のこれまで実践してきた教員向けの研修等のサポートをしてきた強みを生かし、学校と伴走しながら効果的な探究の授業実現を目指したいと思います。一人でも多くの生徒に本教材を使って欲しいと願っています。


■会社概要

<ミッドナイトブレックファスト株式会社>

代表取締役:喜多 紀正

所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目5番3号

設立日:2019年5月9日

事業内容:デジタルプロダクトの企画/開発/運営

会社URL: https://www.mnbf.jp/


<一般社団法人国際エデュテイメント協会>

代表理事:森俊介

所在地:〒141-0065 東京都千代田区西神田3-8-5 ビル西神田301

設立日:2018年6月1日

事業内容:まなびDX (教育委員会/学校向けICT活用サポート)、教材開発、教育機関向け広報・PR支援

会社URL:https://www.iueo.or.jp/



※1:2018年7月「総合的な探究の時間編 (高等学校学習指導要領 (平成30年告示)解説)」

https://www.mext.go.jp/content/1407196_21_1_1_2.pdf


※2:2023年5月「 総合的な学習・探究学習の教材として活用できるSDGs学習教材リリース」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000082749.html

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会社概要

URL
https://www.iueo.or.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千代田区西神田3-8-5 ビル西神田3F
電話番号
03-6811-1547
代表者名
森俊介
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年06月