通常のぼりより3倍以上長持ちの和風感あふれる「ちりめんのぼり」が3月1日より発売開始

着物にも使われている「ちりめん」を模した生地で作った艶やかで和風感たっぷり、耐候性抜群の絹風のぼりです。

株式会社ハクロマーク製作所

2022年3月3日 09時40分

株式会社ハクロマーク製作所が運営するオーダーのぼりドットコムは2022年3月1日に「ちりめんのぼり」の販売を開始しました。着物にも使用される「ちりめん」という、伸縮性に富み光沢のあるしなやかな生地を模したポリエステル生地で作った絹風の「のぼり」です。高級感、和風感の溢れる「のぼり」なので、和菓子店、旅館、呉服店、日本料理といった業種と大変相性がよく、ブランディング戦略を強化できる販促商品です。また、のれんと同じ製作方法なので、通常ののぼりより３倍以上長く持ちます。

オーダーのぼりドットコム
https://www.order-nobori.com/blog/home/archives/000362.html

艶やかで長持ちちりめんのぼり

誕生の背景

手芸が趣味の当社のスタッフが、最近ちりめん生地で小物を作ることにはまっていました。花を作ったり、巾着を作ったりしているうちに、ちりめんで「のぼり」を作れば、生地の趣が出て、和風ののぼりが出来るのでは？と考え試作したところ、和テイストのある美しいのぼりが出来ました。ちりめんと言えば、着物の生地で有名です。例えば、着物屋さんがこの伝統的な生地でのぼりを作っていただければ、SNSでも打ち出しやすく、さらにはブランディング戦略の一助となる商品になります。

「ちりめん」とは

漢字では「縮緬」と書きます。「緬」は細い糸という意味で、生地が縮んだようになっていることからこの名前がついたようです。タテ糸とヨコ糸のねじり方を変えることで織りあがった布は縮み、生地の表面にはたくさんの凸凹が浮き出ます。この凸凹を「シボ」と呼びます。シボがあることでシワになりにくく、伸縮性も抜群。シボに乱反射するので色合いに深みも出ます。そのしなやかさと美しさから、着物の生地としてもとても人気のある生地です。その中でも「風呂敷」や「ふくさ」でよく使われている、シボの大きいものが「鬼ちりめん」と呼ばれています。「ちりめんのぼり」は、その「鬼ちりめん」を模して作った絹風のポリエステル生地を使って製作をします。

鬼ちりめん生地のアップ

ちりめん生地についてはブログでも説明しています。
https://www.order-nobori.com/blog/home/archives/000362.html

「ちりめんのぼり」の特徴

１.艶やかで優雅にはためく
通常ののぼりで使用している「ポンジ」という薄手の生地に比べて、優雅にはためいてくれます。「鬼ちりめん」のシボが着物や風呂敷を連想させ、日本料理や旅館、呉服店、和菓子といった和風感を打ち出したい業種のブランディングに打って付けです。また、その発色や生地感は、Instagram等のSNSでもとても「映える」写真としても打ち出しやすくなります。

和風でオシャレな写真も撮れる

シボに光が当たると乱反射しキラキラと美しく、色に深みも増し、上品さ、艶やかさ、高級感を打ち出すことが出来ます。割烹料理、お寿司、鰻、といった「和風×高級」というテイストを打ち出したい場合は最適です。

シボに光が当たるとキラキラと美しい

２．「印刷」ではなく「染め」の方法で製作していますので発色がとても鮮やか

グラデーションも綺麗に印刷できます

「通常ののぼり」は薄手の生地にインクジェットプリントを施しますが、「ちりめんのぼり」は昇華転写捺染という「染め」の方法で製作します。なので、繊維までしっかりとインクが入り込み、発色がとても鮮やかです。「鬼ちりめん」と合わさるとさらに美しさが倍増します。昇華転写捺染は別名デジタル染色とも呼ばれ、複雑な柄や画像を印刷することも可能です。メリットはそれだけではありません。

３.通常のぼりより耐候性抜群
「インクジェットプリント」で印刷した通常ののぼりは外に出しっぱなしで使用すると、約３ヶ月程度で色あせが始まるのに対して、「昇華転写捺染」で製作する「ちりめんのぼり」は、約１年間鮮やかさが続きます（使用環境により大きく異なるのであくまで目安です）。下の写真はインクジェットののぼりと、昇華転写捺染で製作したのぼりを１年間外に出しっぱなしにしたものです。ご覧の通り、昇華転写捺染で製作したのぼりは１年経っても鮮やかな発色を保っています。

のぼりの耐候実験

つまり通常ののぼりだと３ヶ月程度で新しいものに入れ替えないといけないのに対し、「ちりめんのぼり」は１年毎の交換でいいので、コストパフォーマンスに大変優れた商品なのです。長い目で見ると一般的なのぼりよりも費用を抑えることが出来ます。下の図は「通常ののぼり」と「ちりめんのぼり」を１年間使用した場合のコスト比較図です。「通常のぼり」は３ヶ月で交換するとして、当社の価格で比較をしています。

「ちりめんのぼり」の優れたコストパフォーマンス

ご覧の通り、１年間で倍近いコスト差が出ます。３ヶ月毎にのぼりを発注をし、交換する手間を考えると、実質はこれ以上の差が出ていることになります。

４.豊富なデザインサンプルから簡単にご注文出来ます
オーダーのぼりドットコムでは、2,400を超えるデザインサンプルをご用意していますので、気に入ったデザインサンプルを選び、文字や色を変えるだけで簡単にオリジナルデザインのちりめんのぼりを注文することが出来ます。
デザインサンプルはこちらからご覧いただけます
https://www.order-nobori.com/sample/search/?category=nobori&tag=japanese_style

和風ののぼりのデザインサンプル

例えば、T13-01856のデザインを選んで、「白鷺の湯」を「割烹姫乃山」に、色を紫から深紅に・・・とご注文いただければ、変更した原稿をデザイナーが直接お送りします。修正は何度でも可能です。「書体は隷書にして欲しい」とか、「赤色をもう少し濃く」という修正指示をチャットでしていただけます。そうしてデザインが確定してからの製作となりますので、必ずご納得のいくものに仕上がります。

デザインサンプルの変更事例

５.チチ（竿を通す布）も同じ生地で製作
通常ののぼりは竿を通す布の部分が白い化繊の生地なのですが、「ちりめんのぼり」は同じちりめん生地で製作します。共布とよばれ「のれん」と同じ作り方です。違和感がなく、色を合わせて製作することでチチだけが目立つといったこともなく、上品なデザインに仕上がります。

竿を通すチチの違い

商品詳細

「ちりめんのぼり」

ちりめんのぼりサイズ

生地：鬼ちりめん
サイズ：W400×H1200mm
仕様：周囲三つ折縫製、左辺に共布でチチ
価格：　1枚：9,800円/枚
　　　　2枚：7,800円/枚
　　　　3枚：7,500円/枚
　　　　4枚：7,100円/枚
　　　　5枚：6,900円/枚
　　　　6枚：6,800円/枚
　　　　7枚：6,700円/枚
　　　8枚～：6,600円/枚（税抜価格）

ブログもご覧ください
https://www.order-nobori.com/blog/home/archives/000362.html

ちりめんのぼりにとてもよく合う
「2段伸縮3mのぼりポール竹風タイプ」

2段伸縮3mのぼりポール竹風タイプサイズ

2段伸縮3mのぼりポール竹風タイプ使用事例

素材：スチールパイプにポリエチレン樹脂コーティング
長さ：1,610mm～3,000mmまで伸びます
重さ：約650g
価格：1〜4本 800円
　　　5〜9本 780円
　　　　10本 760円（税抜価格）
https://www.order-nobori.com/product/pole/7_take.php

会社概要

会社名　：株式会社ハクロマーク製作所
本　社　：兵庫県姫路市西中島284-8（世界遺産「姫路城」から車で10分）
創　業　：1961年９月
設　立　：2009年3月
事業内容：お客様の要望やニーズをベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、６つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売しています。
オーダーメイド商品をネットで買える仕組みを作ったパイオニアでもあります。

お問合せ：main@order-nobori.com
079-281-8898