コロナ禍で捧げる特別な祈り。大護摩祈願祭「氏神祭り」を11月6日、7日にて開催。
1年に1度きり、氏神様の御開帳
高野山 別格本山 清浄心院(本社:和歌山県伊都郡高野町、代表:池口恵観)は、商売繁盛、家門繁栄を祈る大護摩祈願祭「氏神祭り」を2021年11月6日㈯、7日㈰に開催致します。
当日は、氏神様三体のご開帳や寺宝の特別な展示、百万枚護摩行を真言密教唯一成満した密教行者、池口恵観住職によるコロナ禍の特別な護摩祈願が行われます。また6日㈯には、高野山文化研究所の開設を記念した特別鼎談もあわせて開催いたします。
当日は、氏神様三体のご開帳や寺宝の特別な展示、百万枚護摩行を真言密教唯一成満した密教行者、池口恵観住職によるコロナ禍の特別な護摩祈願が行われます。また6日㈯には、高野山文化研究所の開設を記念した特別鼎談もあわせて開催いたします。
大護摩祈願祭「氏神祭り」について
1,氏神様の御開帳
弘法大師が草創した清浄心院には、約1,000年にわたりこの地をお護り下さっている神様が三体祀ってあります。「氏神祭り」では、普段お姿をご覧いただけない氏神様(弁財天、大黒天、正一位稲荷大明神)を御開帳し、来訪者の方々に祈りを捧げて頂くことが出来ます。
2,コロナ禍の特別な護摩祈願
「氏神祭り」当日は、護摩壇の前に御三体の氏神様をお祀りし、世界一の行者、池口恵観住職が商売繁盛、家門繁栄を祈って特別護摩祈願を行います。この貴重な護摩祈願に、参拝し直接祈りを捧げることもできます。
また、コロナ禍で高野山への参拝がかなわない方のために、事前にお申込みいただければ、護摩祈願を終えた『氏神三尊御影』をご自宅にお送りさせて頂きます。
御影(おみえ)は、氏神三尊の分身として、その人の身を護り、家を護り幸せへと導かれます。
※氏神三尊御影(祈願料10,000円)
URL:https://shojoshinin.jp/news/archives/55
3,秋の寺宝特別展
清浄心院は、豊臣秀吉公をはじめ多くの戦国武将と所縁のある寺院ですが、特に上杉家においては、奥の院にある重要文化財、上杉謙信公の御廟の管理を任されているほど深い親交があったとされています。
その親交から、清浄心院には上杉謙信公にまつわる貴重な寺宝が現在も保管されており、この度の寺宝特別展では上杉謙信の肖像画(甲冑姿)、書簡(直筆)などを公開いたします。
4,高野山文化歴史研究所、開設記念対談
高野山文化歴史研究所の開設を記念した対談を行います。
大森照龍(霊宝館館長)、平野嘉也(高野山町長)、木下浩良(清浄心院、高野山文化研究所所長)の三者が、「高野山と戦国武将」をトークテーマに対談いたします。
「氏神祭り」実施の背景
「氏神祭り」はコロナ禍における特別な祈願として、2020年より始まりました。
コロナ禍において、多くの方々がこれまでとは異なる日常を過ごし、白黒と分けることが出来ない、何が正解かもわからず、複雑で様々な思いを抱えられています。自分の力や行動だけでは中々物事を変えることが出来ないそのような状況下においてこそ、近年なかったほどに、祈ること、願うことの重要性が高まっていると清浄心院では考えています。
他方、コロナ禍では参拝に足を運ぶことも難しい状況であり、清浄心院は年に一度の氏神様を開帳するこの機会に、遠くにいても祈願を行うことが出来る特別大護摩祈願祭「氏神祭り」を開催することと致しました。
【実施概要】
◇イベント名:大護摩祈願祭「氏神祭り」
◇参考URL:https://shojoshinin.jp/news/archives/632
◇開催日:2021年11月6,7日
◇開催時間:
特別鼎談/10時~11時 (6日限定)
御開帳、寺宝特別展 /11時~15時
護摩祈願/13時~15時
◇会場名:清淨心院護摩堂・鳳凰奏殿
◇アクセス:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地 高野山駅よりバスで15分
◇申し込み方法:自由参加(予約不要)
◇参加費:無料
池口恵観住職について
恵観法主は、室町時代から五百年以上続く真言密教修験の第十八代目の相承者・薩摩の国の傳燈法師であり、相承秘伝の護摩を日々厳修、一切衆生の祈願に応えられています。また、真言密教最高秘法「焼八千枚護摩供」を百一回以上も修行、その絶大な法力は、広く内外に知られています。
昭和六十三年十二月には、真言密教最高厳儀「学修潅頂」に入壇受法され、傳燈大阿闍梨位にご昇供。翌、平成元年には、百日間にわたり、密教史上誰もなしえなかった秘法「百万枚護摩行」を御修行。一日に乳木一万本と添え護摩木三千枚を焚焼するという壮絶極まりない決死の行を無魔成満。
平成二十六年には、高野山 別格本山 清浄心院の住職に就任されています。
清浄心院について
高野山真言宗別格本山。当天長年間(八二四〜三四)に高祖弘法大師により草創される。
徳川時代には院領高三五石、上杉謙信、佐竹義宣などの諸大名が檀家となりました。その縁は深く、上杉謙信の祈願所、佐竹家の菩提所としての 役割を果たしており、奥之院にある上杉謙信霊屋一棟(国指定重要文化財)は当院の管理によるもの。
御本尊廿日大師像は、承和二年(八三五)三月二十日、入定を明日に控えた高祖弘法大師により彫刻され、 像の背後に「微雲管」の三字が書かれていると伝わっています。
境内には、運慶作の阿弥陀如来立像、中将姫筆の九品曼荼羅、当麻建立之図(以上、重要文化財)などがあり、門内の名木傘桜も見所のひとつです。 この傘桜には、太閤豊臣秀吉が花見を催したという逸話も残されています。
当院は、その名の如く清浄を極め、簡素にして優雅、高野山の伝統的な大釜のある台所など、 総本山金剛峰寺の参考となったと言われる建築様式を今に残しています。
【寺院概要】
寺院名:高野山別格本山 清浄心院
所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山566番地
代表者:池口恵観
設立 :当天長年間(824~834年)
URL :https://shojoshinin.jp/
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