G1・KIBOWソーシャルアワード2022、日本と世界をより良くする活動を促進したセイノーホールディングス田口義隆氏、認定NPO法人Homedoor川口加奈氏、音楽家小林武史氏に授与
一般社団法人G1(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下G1)と一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下 KIBOW)は、2022年11月23日開催の第11回G1経営者会議において、「G1・KIBOWソーシャルアワード2022」の授賞式を、グロービス経営大学院東京校とオンラインでのハイブリッド形式で執り行いました。授賞式では、社会事業家・社会起業家・特別賞の3部門で3氏にアワードを授与しました。
「G1・KIBOWソーシャルアワード」は、日本と世界をより良くする活動を展開し、新たな価値を創造しているソーシャル・パブリック分野でのリーダーを、G1とKIBOWが共同して顕彰しているものです。自社のビジネス領域に関連してソーシャル・パブリックへの活動を積極的に行っている方を「社会事業家部門」、ご自身の本業として社会起業家として行動されている方を「社会起業家部門」、そして、特別に表彰すべき方を「特別賞」として表彰しています。
「G1・KIBOWソーシャルアワード2022」受賞者
◆社会事業家部門
田口義隆 氏 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長
◆社会起業家部門
川口加奈 氏 認定NPO法人Homedoor 理事長
◆特別賞
小林武史 氏 音楽家 一般社団法人APバンク 代表理事
今年の各部門受賞者と授賞理由、略歴は以下の通りです。
◆社会事業家部門:田口義隆 氏 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長
≪授賞理由≫
「社会更新(Social Version Up)」を使命とし、社会課題を解決するために、志を持つ人々と社会資本家が能動的に協働し、持続可能な価値創造をする場を提供することを目的に、2012年にソーシャルビジネスプラットフォームを立ち上げ、代表理事としてソーシャルビジネスの支援を継続している。新しい価値を創造すべく活動を繰り広げるソーシャル・アントレプレナーと、創造を支援する支援企業を繋げることで、有意義な「協働・コラボレーション」を推進するため、「協働・コラボレーション」が生まれる場として隔月1回、ソーシャル・アントレプレナーと支援企業の方々のマッチングのための「経営者朝会」を開催し、様々なソーシャルインパクトにつなげている。
≪略歴≫
1985年西濃運輸株式会社入社後、西濃コスモエキスプレス株式会社へ出向し、1988年にはセイノーアメリカINC.の取締役社長を務める。その後西濃運輸株式会社取締役総務部長、同社常務取締役東部地区・東北地区担当、同社専務取締役労務部担当、同社代表取締役副社長営業本部担当を経て、2003年6月に同社代表取締役社長に就任。2005年10月には純粋持株会社セイノーホールディングス株式会社に商号変更、同社代表取締役社長就任(現任)。その他西濃運輸株式会社代表取締役をはじめ、セイノーグループ各社役員を兼務。
公職は全日本トラック協会理事、岐阜県トラック協会名誉会長、大垣商工会議所会頭、岐阜県経済同友会代表幹事、岐阜県経営者協会副会長等。
◆社会起業家部門:川口加奈 氏 認定NPO法人Homedoor 理事長
≪授賞理由≫
2010年に19歳で「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」ことをビジョンとしてHomedoorを設立。ホームレス状態から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、昼回り/夜回り、店頭ポスター、WEB広告といった「届ける」チャレンジ、アセスメント、シェルターの提供、他機関との連携といった「選択肢を広げる」チャレンジ、居場所づくり、食堂の実施、健康サポートといった「暮らしを支える」チャレンジ、仕事の提供、一般就労移行、金銭管理サポートといった「働くを支える」チャレンジ、引っ越し・見守り、就労定着、卒業生サポーターといった「再出発に寄り添う」チャレンジに加えて、講演・ワークショップ、路上生活者調査といった「出版」チャレンジという6つのチャレンジで支援を続けている。自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari事業も現在、大阪市内300ポートで展開し、2018年からは個室宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営も開始し、現在、年間1000名程度、2022年までに累計4215名の新規相談者の実績を積み上げ、就労・生活支援を提供している。
≪略歴≫
1991年 大阪府高石市生まれ。
中学生の時、通学路で見たあいりん地区の風景に衝撃を受け、14歳でホームレスの人への炊出しに参加。ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや講演活動を開始し、17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれる。ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学経済学部に進学し、19歳でHomedoorを設立。路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari事業を開始。現在、大阪市内300ポートで展開中。また2018年からは18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営を開始。現在、年間1000名近くが新規で相談に訪れ、就労・生活支援を提供する。Googleインパクトチャレンジ グランプリ、内閣総理大臣賞等を受賞。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、ダボス会議 Global Shapersにも選出される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2022/3)に出演。
著書:14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」(ダイヤモンド社)
◆特別賞:小林武史 氏 音楽家 一般社団法人APバンク 代表理事
≪授賞理由≫
2003年に環境問題に取り組む一般社団法人APバンクをMr.Childrenの櫻井和寿氏、音楽家の坂本龍一氏とともに設立、「サステナブル」を大きな指標に据えながら、自然エネルギーや環境保全活動している方々への融資、野外音楽イベントap bank fesの開催、復興支援活動など様々なプロジェクトを立ち上げ、発展的に継続している。また、2006年には「快適で環境に良い未来に向けた暮らし」をコンセプトに、サステナブルな消費や暮らしの在り方を提案していくブランドとしてkurkkuを立ち上げ、レストラン・バー運営や、オーガニックコットンを普及するための取り組み「プレオーガニックコットンプログラム」、千葉県木更津市のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」などを通じて、これからの時代のサステナブルな消費や暮らしの在り方を提案。現在は、東日本大震災後の復興支援を目的とした芸術祭「Reborn-Art Festival」に力を入れるなど、幅広くサステナブルな社会の実現に向けた総合プロデューサーとして活動を広げている。
≪略歴≫
サザンオールスターズ、Mr.Children、back number、宮本浩次など、数々のメガヒットを生み出している日本を代表する音楽家。一方で、持続可能な社会に向けた活動を担う非営利団体「ap bank」を設立、そのコンセプトを実践する場として「kurkku」をスタート。その後、農業生産法人「耕す。」を立ち上げ、一次産業としての農業に着手。東日本大震災後、被災地での復興支援活動を開始し、その発展形として2017年より宮城県石巻市・牡鹿半島で芸術祭「Reborn-Art Festival」を開催。2019年には千葉県木更津市にサステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」をオープンし、持続可能な社会への取り組みにいち早く先鞭をつけてきた総合プロデューサーである。
G1およびKIBOWは、次世代を担うリーダー層が集う場の提供、社会的課題解決に取り組む企業の支援などを通じて、より良い日本、世界の実現に向けてこれからも貢献してまいります。
■G1について(https://g1summit.com/)
2009年2月創設。日本を良くするために、各界のリーダーたちが議論し、行動するためのプラットフォーム。G1サミットを含む6つのイベント、G1政策研究所など4つのシンクタンク、各種部会・イニシアティブを展開しています。2016年2月には 「日本を動かす『100の行動』」(PHP研究所)を出版。明確なビジョンを掲げ、行動しています。
■KIBOWについて(https://kibowproject.jp/)
東日本大震災の3日後に始動した救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」は、「希望」と「Rainbow」から命名しました。長期的に被災地を支援していきたいという思いから、2012年2月に一般財団法人化し、以下の3つを軸に活動を展開しています。
1)「場」の提供(イベント)
被災地各地で、地域の復興を願う人たちが集まる「場」を作っています。地域の内外のリーダーたちが集まり、交流を生むイベントを定期的に開催しています。
2)寄付
これまで、約1,400名以上の方々にご協力いただき集めた資金、約1億円を、被災地で活動しているNPOや各地のリーダー達に提供しています。
3)社会的インパクト投資(KIBOW社会投資)
被災地に限定せず、「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、事業の規模化を支援します。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 土橋 涼、田村 菜津紀
E-mail: pr-info@globis.com
写真左から、川口加奈 氏、田口義隆 氏 (小林武史 氏はビデオメッセージで参加)
「G1・KIBOWソーシャルアワード」は、日本と世界をより良くする活動を展開し、新たな価値を創造しているソーシャル・パブリック分野でのリーダーを、G1とKIBOWが共同して顕彰しているものです。自社のビジネス領域に関連してソーシャル・パブリックへの活動を積極的に行っている方を「社会事業家部門」、ご自身の本業として社会起業家として行動されている方を「社会起業家部門」、そして、特別に表彰すべき方を「特別賞」として表彰しています。
「G1・KIBOWソーシャルアワード2022」受賞者
◆社会事業家部門
田口義隆 氏 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長
◆社会起業家部門
川口加奈 氏 認定NPO法人Homedoor 理事長
◆特別賞
小林武史 氏 音楽家 一般社団法人APバンク 代表理事
今年の各部門受賞者と授賞理由、略歴は以下の通りです。
◆社会事業家部門:田口義隆 氏 セイノーホールディングス株式会社 代表取締役社長
≪授賞理由≫
「社会更新(Social Version Up)」を使命とし、社会課題を解決するために、志を持つ人々と社会資本家が能動的に協働し、持続可能な価値創造をする場を提供することを目的に、2012年にソーシャルビジネスプラットフォームを立ち上げ、代表理事としてソーシャルビジネスの支援を継続している。新しい価値を創造すべく活動を繰り広げるソーシャル・アントレプレナーと、創造を支援する支援企業を繋げることで、有意義な「協働・コラボレーション」を推進するため、「協働・コラボレーション」が生まれる場として隔月1回、ソーシャル・アントレプレナーと支援企業の方々のマッチングのための「経営者朝会」を開催し、様々なソーシャルインパクトにつなげている。
≪略歴≫
1985年西濃運輸株式会社入社後、西濃コスモエキスプレス株式会社へ出向し、1988年にはセイノーアメリカINC.の取締役社長を務める。その後西濃運輸株式会社取締役総務部長、同社常務取締役東部地区・東北地区担当、同社専務取締役労務部担当、同社代表取締役副社長営業本部担当を経て、2003年6月に同社代表取締役社長に就任。2005年10月には純粋持株会社セイノーホールディングス株式会社に商号変更、同社代表取締役社長就任(現任)。その他西濃運輸株式会社代表取締役をはじめ、セイノーグループ各社役員を兼務。
公職は全日本トラック協会理事、岐阜県トラック協会名誉会長、大垣商工会議所会頭、岐阜県経済同友会代表幹事、岐阜県経営者協会副会長等。
◆社会起業家部門:川口加奈 氏 認定NPO法人Homedoor 理事長
≪授賞理由≫
2010年に19歳で「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」ことをビジョンとしてHomedoorを設立。ホームレス状態から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、昼回り/夜回り、店頭ポスター、WEB広告といった「届ける」チャレンジ、アセスメント、シェルターの提供、他機関との連携といった「選択肢を広げる」チャレンジ、居場所づくり、食堂の実施、健康サポートといった「暮らしを支える」チャレンジ、仕事の提供、一般就労移行、金銭管理サポートといった「働くを支える」チャレンジ、引っ越し・見守り、就労定着、卒業生サポーターといった「再出発に寄り添う」チャレンジに加えて、講演・ワークショップ、路上生活者調査といった「出版」チャレンジという6つのチャレンジで支援を続けている。自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari事業も現在、大阪市内300ポートで展開し、2018年からは個室宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営も開始し、現在、年間1000名程度、2022年までに累計4215名の新規相談者の実績を積み上げ、就労・生活支援を提供している。
≪略歴≫
1991年 大阪府高石市生まれ。
中学生の時、通学路で見たあいりん地区の風景に衝撃を受け、14歳でホームレスの人への炊出しに参加。ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや講演活動を開始し、17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれる。ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学経済学部に進学し、19歳でHomedoorを設立。路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari事業を開始。現在、大阪市内300ポートで展開中。また2018年からは18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営を開始。現在、年間1000名近くが新規で相談に訪れ、就労・生活支援を提供する。Googleインパクトチャレンジ グランプリ、内閣総理大臣賞等を受賞。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、ダボス会議 Global Shapersにも選出される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2022/3)に出演。
著書:14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」(ダイヤモンド社)
◆特別賞:小林武史 氏 音楽家 一般社団法人APバンク 代表理事
≪授賞理由≫
2003年に環境問題に取り組む一般社団法人APバンクをMr.Childrenの櫻井和寿氏、音楽家の坂本龍一氏とともに設立、「サステナブル」を大きな指標に据えながら、自然エネルギーや環境保全活動している方々への融資、野外音楽イベントap bank fesの開催、復興支援活動など様々なプロジェクトを立ち上げ、発展的に継続している。また、2006年には「快適で環境に良い未来に向けた暮らし」をコンセプトに、サステナブルな消費や暮らしの在り方を提案していくブランドとしてkurkkuを立ち上げ、レストラン・バー運営や、オーガニックコットンを普及するための取り組み「プレオーガニックコットンプログラム」、千葉県木更津市のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」などを通じて、これからの時代のサステナブルな消費や暮らしの在り方を提案。現在は、東日本大震災後の復興支援を目的とした芸術祭「Reborn-Art Festival」に力を入れるなど、幅広くサステナブルな社会の実現に向けた総合プロデューサーとして活動を広げている。
≪略歴≫
サザンオールスターズ、Mr.Children、back number、宮本浩次など、数々のメガヒットを生み出している日本を代表する音楽家。一方で、持続可能な社会に向けた活動を担う非営利団体「ap bank」を設立、そのコンセプトを実践する場として「kurkku」をスタート。その後、農業生産法人「耕す。」を立ち上げ、一次産業としての農業に着手。東日本大震災後、被災地での復興支援活動を開始し、その発展形として2017年より宮城県石巻市・牡鹿半島で芸術祭「Reborn-Art Festival」を開催。2019年には千葉県木更津市にサステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS」をオープンし、持続可能な社会への取り組みにいち早く先鞭をつけてきた総合プロデューサーである。
小林武史 氏 音楽家 一般社団法人APバンク 代表理事
G1およびKIBOWは、次世代を担うリーダー層が集う場の提供、社会的課題解決に取り組む企業の支援などを通じて、より良い日本、世界の実現に向けてこれからも貢献してまいります。
■G1について(https://g1summit.com/)
2009年2月創設。日本を良くするために、各界のリーダーたちが議論し、行動するためのプラットフォーム。G1サミットを含む6つのイベント、G1政策研究所など4つのシンクタンク、各種部会・イニシアティブを展開しています。2016年2月には 「日本を動かす『100の行動』」(PHP研究所)を出版。明確なビジョンを掲げ、行動しています。
■KIBOWについて(https://kibowproject.jp/)
東日本大震災の3日後に始動した救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」は、「希望」と「Rainbow」から命名しました。長期的に被災地を支援していきたいという思いから、2012年2月に一般財団法人化し、以下の3つを軸に活動を展開しています。
1)「場」の提供(イベント)
被災地各地で、地域の復興を願う人たちが集まる「場」を作っています。地域の内外のリーダーたちが集まり、交流を生むイベントを定期的に開催しています。
2)寄付
これまで、約1,400名以上の方々にご協力いただき集めた資金、約1億円を、被災地で活動しているNPOや各地のリーダー達に提供しています。
3)社会的インパクト投資(KIBOW社会投資)
被災地に限定せず、「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、事業の規模化を支援します。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 土橋 涼、田村 菜津紀
E-mail: pr-info@globis.com
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