『第21回 〈ゆうゆうの里〉 職員実践研究発表会』 を開催
~笑顔あふれる「元気付」ホームを目指して~
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21回目の開催となった『〈ゆうゆうの里〉 職員実践研究発表会』は、全国7箇所の〈ゆうゆうの里〉の「介護部門」「事務部門」「食事部門」およびホームに併設されている「診療所」の各業務現場において課題として取り組んだ全4群20テーマの「研究」について、各群を担当する座長の進行のもと発表が行われ、審査員が選出する「優秀賞」(4テーマ)と、当日の会場に来場した職員の投票による「会場賞」を選出いたしました。
【優秀賞】(4テーマ) 1) たかが爪、されど爪 ~足の爪の重要性を知ろう!私たちがサポートします!~ 湯河原 〈ゆうゆうの里〉 診療所 齊藤美樹さん 2) 看取りケアに際して ~現場の介護職員ができること~ 佐倉 〈ゆうゆうの里〉 ケアサービス課 新田歩惟さん 3) 認知症勉強会 ~入居者と一緒に学んで行く~ 湯河原 〈ゆうゆうの里〉 生活サービス課 宇留野勝彦さん 4) 大阪 〈ゆうゆうの里〉 食事総選挙 ~入居者が選ぶ、No1メニューとは?~ 大阪 〈ゆうゆうの里〉 食事サービス課 宅見真弓さん |
【会場賞】 ●今でしょ!住み替えハッピー大作戦!~適切なタイミングでの住み替え提案を目指した取り組み~ 京都 〈ゆうゆうの里〉 ケアサービス課 計画制作担当者 / 発表者:中川リノさん |
当日の発表プログラムはこちらから
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〈ゆうゆうの里〉 職員実践研究発表会について
『〈ゆうゆうの里〉 職員実践研究発表会』は、超高齢社会を迎えている日本社会において50年にわたり「高齢者介護の最前線」を支えてきた同財団だからこそ見える課題や、現場で働くスタッフだから感じる課題など、高齢者介護における“リアル”な課題の発表を通じて課題を共有し、ご入居者の皆さまにいきいきとした生活をお送りいただくための実践的な解決を探るとともに、優れた研究発表を表彰することで、スタッフのモチベーションの向上を図りつつ、『笑顔あふれる「元気付」ホームを目指して』のスローガンのもと、同財団の掲げる「豊かな福祉社会の実現」を目指す機会として毎年開催しており、今年で21回目の実施となりました。
審査員について
『〈ゆうゆうの里〉 職員実践研究発表会』の審査については、外部有識者を審査員としてお招きして、審査いただきました。また本発表会についてアカデミックな視点から講評をいただきましたのでご紹介いたします。
■西久保浩二氏(山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科 教授)
講評(要約):施設のご入居者からの多様な要求は「市場の多様性」であり、「市場の多様性」に応えられるのは「組織内の多様性」でしかない。今回の実践研究発表会で発表された現場の声から「組織内の多様性」が生まれる。「組織内の多様性」の共有により〈ゆうゆうの里〉の「多様性」と「労働生産性」を高め、組織としての発展を期待します。
■影山優子氏 (西武文理大学 サービス経営学部 健康福祉マネジメント学科 教授)
講評(要約):審査で重視したのは発表内容が「個人の尊厳」につながること、「社会とのつながり」と「コミュニティへの広がり」があることに注目しました。2つのポイントはご入居者の方にも職員の方にもつながることであり、大事なことだと思います。またお互いの実践を共有し、評価しあう機会は貴重な財産であると感じます。
■松浦民恵氏 (法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科 教授)
講評(要約):「研究」は難しいと思われがちですが、実は身近な現場に研究のタネは転がっているものです。「あなた」の困りごとは「他者」の困りごとかもしれず、広げていくと「社会課題」となるかも知れません。こうした視点をもった「研究」を成立させる力を鍛える場、そして実践事例を共有する場として「実践研究発表会」を続けてください。
■山下興一郎氏(全国社会福祉協議会 中央福祉学院 教授)
講評(要約):人生の最後のステージである〈ゆうゆうの里〉という空間のなかでの「課題」に気づくことの重み、そして気づきから行動に移すことの大切さを感じたことと思います。今後は次のステージとして地域社会と里の関りという視点をもってご入居者の期待に応えていっていただきたい。
講演会について
大⾥綜合管理株式会社 会⻑ 野⽼真理⼦⽒
講演タイトル「ひとつひとつ ひとりひとり ⼀⽇⼀⽇ 〜気づく⼒と実践する⼒〜」
講演概要:仕事時間の4割を約300種類の地域活動にあてる同社であるが、方針の大転換のきっかけとなる出来事と、再発防止のための気づく訓練についてお話しいただきました。また、東日本大震災やコロナ禍から何を学び、どう行動に移すのか、今後の展望も含めご講演いただき、〈ゆうゆうの里〉における研究活動の気づきにもつながりました。
日本老人福祉財団について
■組織概要
財団名:一般財団法人 日本老人福祉財団
理事長:青木 雅人
設立:1973(昭和48)年
事業:介護付有料老人ホーム〈ゆうゆうの里〉を全国7箇所で運営
(佐倉、湯河原、伊豆高原、浜松、京都、大阪、神戸)
特徴:創立50年目を迎える老舗の有料老人ホーム運営事業者
自立の時期に入居し最期まで暮らせる住まい(終の棲家)を提供
1施設あたり平均300戸を超える大型施設のCCRC「高齢者コミュニティ」を展開している
HP:https://jscwo.jp/
■日本老人福祉財団のなりたち
日本老人福祉財団は、1970年代初頭の高度経済成長期のなかでいち早く将来の日本社会が「高齢化社会」を見据えて、特に日本経済の高度成長による労働人口の都市への集中がもたらす「核家族化」現象により、一人暮らしの老人の増加などの高齢期における経済上、生活上、肉体的・精神的健康の問題に立ち向かう
べく、1973年に設立いたしました。
■日本老人福祉財団の基本理念
―豊かな福祉社会の実現を目指して―
私達は、老後の“安心”と“幸せ”を提供することにより社会へ貢献します。
私達は、はたらく人達の“人間性”を大切にします。
『ケア・スピリット』
私にとって、あなたはとても大切な人です。
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