「こころのケガ」について学ぶ新しいワークブックが登場ー絵本『こころにケガをしたら―トラウマってなんだろう?』に対応した実践的なツール
NPO法人「ぷるすあるは」は、心理教育絵本の関連アイテムを新たに発売。子どもから大人まで、トラウマについて学び、理解を深めるためのワークブック。
概要

NPO法人ぷるすあるはが2023年12月に刊行した心理教育絵本『こころにケガをしたら―トラウマってなんだろう?』(ゆまに書房、犬塚峰子氏との共著)は、トラウマについて子どもと一緒に学び、理解を深めることを目的とした絵本です。刊行以来、多くの反響をいただいています。
今回、関連アイテムとして、新たに「ワークブック」をリリースしました。
このワークブックは、絵本の解説部分に対応しており、子どもが「こころのケガ」について学び、回復のプロセスに主体的に関わることを助けることを目的としています。支援者や保護者の方が、こころにケガをした子ども(あるいは大人)とともに取り組めるように設計されました。
ぷるすあるはのオンラインストアにて販売を開始しています。
ワークブックの基本情報
『こころにケガをしたら ワークブック』
作:犬塚峰子+ぷるすあるは
イラスト:細尾ちあき(ぷるすあるは)
仕様:A4サイズ、中綴じ、16ページ
使い方ガイド:ぷるすあるはWebサイトに公開
内容


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こころのケガについて知る
チェックリストをつけたり、書きこんだりしたながら、取り組むことができます
あとで見返すことができます
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こころの体力をつける
リラックス法に一緒に取り組みます
自分のほっとできる方法をかきこめる「マイハッピーリスト」など、自分用にカスタムして、いつでも見返すことができます -
練習ノート
こころやきもちをおちつかせる方法など、家で取り組んで、記録をつけます
相談時にいっしょにふりかえります
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わたしのツールボックス
目につく場所に置いておいたり、写真にとってスマホに入れておいたりします


使い方ガイド
くわしい使い方ガイドをWebサイトにて公開しています。
ワークブックを使うステップ、各ページの使い方と注意点、具体的なスケジュール例を提示し、支援者の方々が安心して活用できるようにしています。スケジュールシート、練習ノートの追加用シートはサイトからダウンロードできます。
商品展開
活用シーンにあわせて使えるように、以下のラインナップをそろえています。
すべて、ぷるすあるはのオンラインストアにて購入可能です。
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絵本とワークブックセット:3,190円
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ワークブック単品(1冊):660円
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ワークブック5冊セット:2,420円
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CDデータ版(PDF):2,860円
ワークブック・付録アイテム
『ジュンの安心カード』(スタンプカードサイズ)
「リラックス法」「ポジティブワード集」が記載されたカードです。
内面に、安心できる言葉や大切な連絡先を書きこみ、携帯したり、目につく場所に置いて使います。メッセージカードとしても活用可能です。
ワークブック1冊につき、カード1枚がついています。

絵本とワークブックがこころにケガをした方の回復のサポートの一助になれば幸いです。
著者プロフィール
犬塚峰子[原案・解説]
児童精神科医。大正大学客員教授。ぷるすあるはアドバイザー。1994 年から15 年間東京都児童相談センタ-勤務。『児童虐待 父・母・子へのケアマニュアル〜東京方式』(共著,2009,弘文堂)、『やさしくわかる社会的養育シリーズ③子どもの発達・アセスメントと養育・支援プラン』(編著,2013,明石書店)。
プルスアルハ/NPO法人ぷるすあるは
イラストを担当する精神科の看護師、細尾ちあきと医師、北野陽子を中心としたプロジェクトチーム。
精神保健に関するさまざまな情報発信を、絵本やツールの制作、Webサイトの運営を通して行っています。精神障がいなどをかかえた親、家族、そこで育つ子どもたちを応援しています。
2012年設立、2015年NPO法人ぷるすあるは設立。2022年、第2回やなせたかし文化賞、大賞受賞。
著書
『家族のこころの病気を子どもに伝える絵本』シリーズ(全4巻),『子どもの気持ちを知る絵本』シリーズ(全3巻)ともにゆまに書房(2012-2016)、『生きる冒険地図』(2019,学苑社)、『こころとからだコンディションカード』(2022,合同出版)ほか。
情報サイト『子ども情報ステーション』 https://kidsinfost.net/
法人サイト https://pulusualuha.or.jp/
オンラインストア https://pulusualuha.thebase.in/
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