世界的に認知されているフード・サステナビリティ・イノベーターが日本でのネットワークを拡大

教育とイノベーションを通じてフードシステムに変革をもたらすNPO、Future Food Instituteが、受賞歴のあるプラットフォームの立ち上げにより、日本でのプレゼンスを拡大する。

Future Food Srl Società Benefit

(2022年5月24日、東京)イタリアに本社を置く、食の持続可能性を推進するグローバルな非営利団体であるFuture Food Instituteは、受賞歴のある「Food and Climate Shapers Digital Boot Camp」を立ち上げ、日本市場でのプレゼンスを拡大しました。このブートキャンプは、同社と国際連合食糧農業機関(FAO)とのパートナーシップにより企画され、一般社団法人Tokyo Food Instituteと東京建物株式会社の支援により開催されました。


「豊かな食の歴史、先進的な文化、都市の持続可能性に関するユニークな課題を持つ東京は、フードシステムのイノベーションを探求し、実践していくための理想的な環境と言えるでしょう。私たちは、イノベーションを喚起するコラボレーションの力を知っており、持続可能な開発のフレームワークへの移行を促進するために、東京のコミュニティ内のパートナー起業家、オピニオンリーダー、活動家のグローバルネットワークを拡大することを楽しみにしています。」 -  Sara Roversi(Future Food Institute 代表)

エスビー食品株式会社、Dole、敷島製パン株式会社、みずほ証券、Aranea、Floatmealなどの企業から参加したデジタルブートキャンプ - ジャパンエディションの参加者は、「地球を守る」「人々に活力を与える」「持続的な繁栄を可能にする」という目標に焦点を当て、再生可能な農業、都市、海洋、キッチンというコアテーマを探求するとともに、デザインや「プロスペリティ思考」(ユーザー中心のデザインを超えて、人類と地球中心の成長に焦点を当てるための創造性を引き出す、Future Foodが開発した手法)に関するセッションに参加しました。1か月にわたる専門的なトレーニングでは、対面式のネットワーキングセッションと外部講師によるオンラインセッションが行われ、参加者は世界的なリーダーたちの革新的なアイデアやアプローチに触れることができました。

以下は、ブートキャンプ参加者の感想です。
「Climate Shapersのブートキャンプに参加して、食の課題が多方面にあり、様々なプレーヤーが各々のソリューションを開発・提供していることを学びました。私がブートキャンプに参加して、強く感じたことは2つあります。行動すること、人と繋がることです。食の課題に向き合っているプレイヤーの方は、様々な信念を持ち、物怖じせずに行動を起こしている姿に強く惹かれました。また、様々な方と出会い、意見を交わし合う中で、私の認知が拡大・変容していくことに大きな喜びを得ました。これからも様々な人とネットワークを築き、食の課題解決に参加していきたいです。」- 南野 新氏 (エスビー食品株式会社・ブートキャンプ参加者)
 

 



気候変動などの世界的な危機に対処するためには、課題とそれを悪化させている私たちの行動に関する知識、貴重な資源を再生するための斬新な解決策の考案、そして世界のステークホルダーの積極的なエンゲージメントを組み合わせた統合的なアプローチが必要です。地域社会との関わり、学術的準備、フードイノベーションの設計と開発という相互に関連したエコシステムを通じて、Future foodは社会に与える影響力の大きな活動や教育プログラムを日本市場に提供するユニークな団体です。

今回開催された日本に焦点を当てたブートキャンプの対面式のセッションは、2020年に東京の京橋エリアに持続可能な食のエコシステムを構築するために発足した、Future Food Instituteと東京建物株式会社の共同事業「京橋リビングラボ」で実施されました。京橋リビングラボは、ラボ内に存在する施設を活用して、食のイノベーションと地域社会への働きかけを結びつけ、食の持続可能性の課題に対する意識の向上を目指しています。

「食を通じた持続可能な社会の実現に向けたFuture Food Instituteの取り組みの一環として、この日本初のブートキャンプは、グローバルな活動ネットワークを活用した理想的な教育機会となりました。第一線で活躍する講師陣からのインプット、活発な質疑応答、ハッカソンという構成により、参加者は今後のサステナブルな活動を支えるプロフェッショナルなネットワークと思考を広げることができたと思います。食のエコシステムのハブ役として、今後もFuture Food Instituteと連携していきます。」- 沢田 明大氏(東京建物・Tokyo Food Institute)



今回のデジタルブートキャンプジャパンエディションは、2022年に予定されている日本にフォーカスしたイベント、企業教育プログラム、研究イニシアティブ、コラボレーション、ハッカソン、製品発表シリーズの第一弾であり、すべては食のエコシステムに変革をもたらすイノベーションを加速させることを目的としています。
より再生可能なグローバルフードシステムの設計と強化に焦点を当てたコラボレーションを模索し、持続可能な開発の取り組みを拡大したいとお考えの個人・団体の方は、kyobashi@futurefoodinstitute.org までご連絡ください。

Future Food Instituteについて
Future Food Instituteは、グローバルなフードシステムにおける教育とイノベーションを通じて、地球上の生命を持続的に発展させることを目的とする国際的なエコシステム。次世代のチェンジメーカーを育成し、コミュニティに力を与え、政府や産業を巻き込んで実用的なイノベーションを実現することで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを行っています。
詳細はこちら: https://futurefoodinstitute.org/
Facebook: https://www.facebook.com/FutureFoodJapan 
Instagram: https://www.instagram.com/kyobashilivinglab/

一般社団法人Tokyo Food Institute(TFI)について
Tokyo Food Institute (TFI)は、食に関わる新規事業の支援、人材育成、国内外の様々なプレイヤーとの共創を促進する食のエコシステムの構築を通じて、食の未来を東京から創造するための活動を行っています。
TFIは以下の活動を推進しています。
・食に関わる人への学習機会の提供、食の分野に興味を持つ人や次世代を担うリーダーの育成。
・食に関心のある多様な人々が集い、気軽に、かつ真剣に意見を交換し、信頼に基づく価値創造ができる場づくり。
・多様な人々が都市とつながることで生まれる新しい価値を実践し、八重洲・日本橋・京橋エリア全体が、食の未来を継続的にアップデートできるリビングラボとなることを目指す。
・食の未来につながるさまざまな取り組みの国内外への発信。

公式サイト - https://tokyofoodinstitute.jp/
Instagram - https://www.instagram.com/tokyofoodinstitute/
TOKYO FOOD LAB - https://www.tokyofoodlab.jp/

東京建物株式会社について
東京建物株式会社は、1896年に創業した日本国内初の総合不動産会社です。2030年頃を目標とする長期ビジョンでは、「社会的課題の解決」と「企業としての成長」をより高い次元で両立できる次世代デベロッパーに進化することを掲げています。「社会的課題の解決に貢献するまちづくり」を重点戦略として位置づけ、実現に向けて以下のことに取り組んでいます。
・多様な人々や企業との交流、豊かなコミュニティの形成
・地域の歴史・文化の尊重
・持続可能な社会の実現
・社会的課題の解決を中心テーマとした、多様なパートナーとの協働と先進技術の活用

八重洲・日本橋・京橋エリアで、食を通じたコミュニケーションや賑わいを創出するキッチンスペース「Kitchen Studio SUIBA」、食に関する社会的課題を解決する実証実験・社会実装の場「TOKYO FOOD LAB」の設置・運営をしています。
 

 

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会社概要

Future Food Srl Società Benefit

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
Piazza Verdi 2 , Italy
電話番号
080-9400-6558
代表者名
Andrea Magelli
上場
海外市場
資本金
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設立
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