PAG、不動産オポチュニティファンド、「SCREP VIII」
40億米ドルにてファイナル・クローズ
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アジア太平洋地域に特化した当社10本目の不動産オポチュニティファンドであるSCREP VIIIは、過去12ヵ月の間に資金調達した米ドル建てアジア不動産投資ファンドの中で最大規模となります。
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SCREPシリーズは、アジア先進国における不動産投資および不動産関連債権投資において、機動的な投資機会の発掘を主軸としています。
2025年2月14日、東京 - アジア太平洋地域における代表的な大手オルタナティブ運用会社であるPAGは本日、SCREP VIIIのファイナル・クローズを発表、共同投資枠を含む資本コミットメント総額が40億米ドルとなりました。Preqin社のデータによると、これは過去12ヶ月間におけるアジア太平洋地域特化型の米ドル建て不動産ファンドとしては最大規模となります。
同ファンドは、既存投資家のみならず多くの新規投資家からも大きな関心が寄せられ、メイン・ファンドの募集額は目標額である35億米ドルを上回りました。投資家内訳は、主に北米、欧州、中東、アジア太平洋地域の年金基金や政府系ファンドとなります。
SCREP VIII は、アジア太平洋地域において28年の投資実績を有するPAGリアル・アセットが運用するオポチュニティファンド・シリーズの第10号ファンドです。当ファンドは、アジア先進国の不動産および不動産関連債権を投資対象とし、特に日本市場に重点を置いています。投資対象セクターには、データセンター、物流施設、オフィス、集合住宅、不良債権などが含まれます。
PAG 共同創設者兼社長であるジョン・ポール・トッピーノは次のように述べています。「私たちを信頼し、支援してくださった投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。アジア太平洋地域の不動産セクターには、大きな成長機会が存在すると確信しています。私たちは、この地域に長年の実績を積み重ね、強固な基盤を築いてまいりました。今後もこれまでの投資経験を活かしながら、市場の複雑なダイナミクスをうまく的確に見極めながら、魅力的な投資機会を捉えたいと考えております。」
SCREPファンド・シリーズは、アジア先進国の全セクターを対象にした不動産・デット投資を対象とした不動産オポチュニティファンドです。実物不動産および不良債権を通じたディスカウント投資を基軸に、開発案件やハイ・イールド・ブリッジ・ローン、プラットフォームへのエクイティ投資も投資対象としています。対象地域は日本に重点を置いていますが、オーストラリアや韓国など他のアジア主要地域も投資対象としております。
PAGリアル・アセットについて
PAGリアル・アセットはアジアの不動産投資に特化した世界有数の投資プラットフォームです。現地での深い知見および投資実績を有するセクターや市場を中心に、魅力的なリスク調整後リターンの提供を目指しています。PAGリアル・アセットは、1997年にセキュアード・キャピタル・ジャパンとして設立されて以来、アジア太平洋地域において総額450億米ドル超を投資し、7,400件以上の物件を取得・運用を手掛けてきました。現在は、市場に精通した170名の投資プロフェッショナル・メンバーを擁し、社内アセット・マネジメント・チームを含め、アジア太平洋地域に7拠点を展開しています。PAGは、主力ファンドであるオポチュニスティック・ファンドおよびコア・プラス型/バリュー・アッド型ファンドに加え、自社プラットフォームであるFLOWデジタル・インフラストラクチャーとPAG Renewablesを通じ、デジタル・インフラおよび再生可能エネルギー分野にも投資しています。PAGリアル・アセットは、アジアに特化した世界最大級の独立系運用会社であるPAGグループの一部門です。
PAGについて
PAGは、アジア太平洋地域を中心に、プライベート・エクイティ、リアル・アセット(不動産)、およびクレジット&マーケットの 3つの主要投資戦略を展開する業界を代表する独立系オルタナティブ運用会社で、300社以上のグローバルで多様な機関投資家のご資金を550億米ドル超の規模で運用しています。PAGは世界各地15拠点に790名以上の従業員を擁しています。詳細はwww.pag.comをご覧ください。
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