丹波山村、地域プロジェクトマネージャー制度で保育所長を募集
-保育・子育て支援施策の革新に外部人材を積極登用-
【地域プロジェクトマネージャー制度について】
地方公共団体が抱える地域課題を解決していくための重要なプロジェクトを、行政や地域住民、民間団体などと連携して取り組む人材を「地域プロジェクトマネージャー」として任用する制度。市町村が地域プロジェクトマネージャーを雇用する経費を対象に、1人あたり650万円を上限、最長3年間特別交付税措置が受けられます。地域プロジェクトマネージャーは、3大都市圏又は3大都市圏外都市地域から条件不利地域に住民票を異動させる必要があります。
【募集の背景】
東京都と山梨県の県境に位置する丹波山村は、人口約530人の関東一小さい(人口が少ない)村です。平成の初めには千人を超えていた人口は、30年で半減してしまいましたが、都市部からの移住施策に力を入れてきた結果、ここ数年は人口減少のスピードが鈍化しています。
今後も継続して移住者の受入を進めていく中で、保育サービスの充実をはじめとした子育て支援機能の強化は急務です。しかし、保育の現場は、保育士のなり手不足や、限られた人数の中で多種多様な業務を遂行しなければいけない職員の多忙化、保育ニーズの多様化など、さまざまな問題を抱えています。「地域の宝」である子どもたちが健やかにのびのびと育つことができるよう、行政の縦割りの垣根を超えた連携を強化していく必要があります。
丹波山村では過去10年あまり、保育所長の役割を住民生活課長が兼ねてきましたが、これを現場に戻すことで、現場の状況把握の徹底・迅速な対応を可能にします。責任者が現場に常駐することは、保育所を利用する保護者の安心につながり、限られた人員にも関わらず、事務や感染症対策など多種多様な業務に追われる現場の保育士の負担を軽減し、保育士が子どもの保育に集中できる環境を整えます。
専門家の見識・スキルを村の保育現場に積極的に取り入れることで、村における理想の保育・子育てのあり方を見つめ直すことで、未就園児をもつ子育て世帯へのケアや、学校など関係機関との連携などへと広げていき、子育てのしやすい村づくりを実践していきます。
【求める人物像・待遇等】
◇年 齢:概ね年齢45歳~65歳の方
◇経 験 等:保育、幼児教育、子育て等の領域での専門的バックグラウンドを有し、地域に根差した活動ができる方
◇報 酬 等:給料月額331,600円。条例に基づき、期末手当等各種手当を支給。社会保険等加入。
◇着任時期:令和5年10月1日以降(応相談)
◇募集期間:令和5年7月31日(月)まで
◇応募方法:村公式ホームページ(https://www.vill.tabayama.yamnaashi.jp/oshirase_g/2023-0606-1323- 1.html)から、地域プロジェクトマネージャーエントリーシートをダウンロードし、履歴書、職務経歴書とともに郵送又はメールで送付。
◇選考方法:一次選考…応募書類による選考、二次選考…丹波山村保育所での保育体験及び面接
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