【ピッキング最適化】Industry α新プロダクト開発
アルゴリズムによってピッキングの属人性を解消
- アルゴリズム概要
この度、Industry αが開発したアルゴリズムは、出荷の際に発生するピッキングオーダーをどの順番で、どの作業者もしくはロボットが取り組むと最も効率的にタスクをこなすことができるか計算します。アルゴリズムを導入するのみで、ピッキング効率を飛躍的に向上させることが可能です。
従来の僅かな無駄を無くし、省人化・省力化を進めて参ります。
- 現状の課題
物流・倉庫業界は少量多品種化が進み、ピッキングの作業効率は悪化の一途を辿っています。従来のピッキングは作業者に頼る部分が多く、作業者によってスピードや精度にバラつきがありました。実際、出荷指示から、作業者の割り振り、ピッキングなど多くの現場で自動化が進んでいないのが現状です。環境や費用を考慮すると、稼働効率の高い自動倉庫を導入できるケースは多くなく、ピッキング作業は自動化のボトルネックとなっています。
- Industry αによる解決
Industry αのアルゴリズムは従来、属人的に管理していたピッキングオーダーを最適化し、作業者の誰もが効率よくピッキングができる環境へと変革いたします。アルゴリズムの導入によって、ロボットフレンドリーな環境を構築し、自動化への第一歩をサポートいたします。また、ピッキング管理者の負担軽減にフォーカスし、低価格で高パフォーマンスの効率化を実現いたします。
具体的には作業者が出荷指示を受けたのちに棚まで歩行する距離を最小化いたします。従来の属人的な出荷指示では作業者が同じルートを辿るなど必然的に歩行の無駄が発生してしまっていましたが、弊社のアルゴリズムによって、製品のロケーション、完了済み及び実施予定のタスク、作業者の位置などを考慮し計算することで、全作業員の歩行を最適化いたします。
ピッキングの作業は大きく、「歩行」と「取出し」の作業によって構成されますが、そのうちの8~9割を占めている「歩行」の時間を最小化することで、ピッキング作業の最小化を実現いたします。
- Next Step
倉庫や工場のDXにおいて、課題の局所的な解決策を実行した後に、基幹システムとの連携の失敗や工場・倉庫の拡張スペースが不足するなどトラブルが頻発しています。Industry αでは、一つのプロダクトを販売するだけでなく、10年後の理想像から逆算し御社に最適なスマート化をご提案いたします。実際に本アルゴリズムの導入後、ピッキングデータを分析することで、「手間の可視化」を実現いたします。現場のミスが頻発する場所や手間がかかっている場所を特定し、ピッキングだけでなく、ロケーションのデータ分析まで行います。分析結果を元にロケーション管理を効率化し、棚卸しの手間を削減いたします。
- 会社紹介
【Industry αについて】
Industry α株式会社は、TRUST SMITHグループのメイン事業を引き継ぎ、最先端技術を⽤いて製造・物流のスマート化を⼿がけるベンチャー企業です。東証プライム上場企業を中⼼にスマート化のパートナーとしてソリューションの設計・コンサルティングから開発までをワンストップで⾏っています。ハード・ソフト問わず、様々な技術領域でのオーダーメイド開発が可能です。
■Industry Alpha株式会社 会社概要
社名:Industry Alpha株式会社
所在地:東京都⽂京区本郷4丁⽬1-1 菊花ビル7F
代表:渡辺 琢実
事業内容:スマート化関連技術の開発及びコンサルティング
設⽴⽇:2022年8⽉8⽇
会社HP:https://www.industryalpha.net/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像