リスキリングに関するアンケートレポート:フリーランス・副業・複業人材の27%が既に「リスキリング」を実施済みと回答。人気スキル第一位は「プログラミング」、オンラインでの効率的な学習が成功の鍵
「企業とビジネスパーソンの絶え間ない挑戦を支え、持続的成長と価値創出へ貢献する」をパーパスとし、フリーランス・副業・複業人材を支援するメディア「RECOFR(https://reinforz.co.jp/media-consultant/)」やフリーランスコンサルタントの案件マッチングサービス「Strategy& Consultant Platform(https://reinforz.co.jp/consultant-platform/)」を運営するリインフォース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三品壽真)は、フリーランス・副業・複業人材を対象に、リスキリング(学び直し)に関するアンケートを実施しました。
<調査概要>
調査名:リスキリングに関するアンケート
調査期間:2022年12月8日~12月21日
対象:20代から60代のフリーランス・副業・複業人材
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:1,053名
<調査サマリー>
<調査結果>
■ 27.2%のフリーランス人材が、既にリスキリングを実施済み
調査では1,053名のフリーランス・副業・複業人材のち、27.2%が「リスキリングに取り組んだことがある」と回答しました。
職業形態別で比較すると、本業のフリーランスは15.7%、副業や複業のフリーランスは36.5%がリスキリングを実施しており、特に副業・複業人材のリスキリングへの意識の高さがうかがえる結果となりました。
■ リスキリングに取り組んだ理由の第一位は「仕事の幅を広げるため」、専門知識や資格取得を目標とするフリーランスも多数
リスキリングに取り組んだ理由として、「仕事の幅を広げるため(49.8%)」を挙げたフリーランスが最も多く、次に「専門知識を身に付けるため(43.2%)」、「資格を取得するため(32.9%)」が続きました。学習への強い動機付けは、新規領域への挑戦や専門性の深化であり、資格取得などの明確な目標があることでリスキリングに取り組みやすくなることが示されています。
■ 9割以上の方がリスキリングの成果を実感、「収入増加につながった」と答えたフリーランスは約2割
リスキリングに取り組んだことで「成果があった」と実感している方は91.9%と高い水準でした。
具体的な成果内容は「専門知識が身に着いた(42.5%)」、「仕事の幅が広がった(34.1%)」、「資格を取得できた(25.3%)」、「収入が増えた(22.3%)」などが挙げられています。この結果から、リスキリングはスキル獲得や金銭的リターンの両方に期待でき、フリーランスとして中長期的に事業を行う上でのメリットが大きいことが分かります。
■ 人気スキル第一位は「プログラミング」で、3割のフリーランスが実施。仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバースなど、次世代領域への関心も高まる
リスキリングに取り組んだ分野として「プログラミング」が最も回答が多く、30%のフリーランスが実施済みでした。その他にはデータ分析や統計分析、情報セキュリティ、語学などの既存スキルも根強い人気がある一方で、仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバース、AI・機械学習といった次世代IT領域への関心も徐々に高まっており、この流れは今後さらに加速することが予想されます。
上記の学習分野を選んだ理由としては、「現在の仕事で必要なスキルだから(35.2%)」と「仕事に関連しているが、まだ持ってないスキルだから(31.5%)」を挙げた方が多く、現行業務での必要性が高いほど、意欲的な学びにつながることが示唆されています。
■ 最も成果につながりやすい分野は「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つ
実際にリスキリングが「成果につながった」と回答したフリーランスは、「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つの分野に取り組んでいる割合が高いという分析結果が得られました。中でも「プログラミング」は、専門知識の習得により仕事の幅が広がったと回答した方が多く、「データ分析・統計分析」はダイレクトに収入増加につながった方が最も多い分野でした。
■ eラーニングやオンラインセミナーを活用し、効率的に学ぶフリーランスが多数、YouTubeなどの動画サイトも人気
リスキリングに取り組んだ方法は、「eラーニング」「オンラインセミナー」「読書」「動画サイト(YouTube / Udemyなど)」を挙げたフリーランスが大半を占める結果となりました。
さらに詳しく分析すると、実際に「成果があった」と回答した方に最も選ばれているのは「eラーニング」で、次に「オンラインセミナー」と「読書」が続きました。時間的制約が大きいビジネスパーソンにとって、オンラインかつ自宅で効率的に学ぶことで継続へのハードルが下がり、より成果につながりやすくなると考えられます。
■ リスキリングにかける費用は、1ヶ月あたり「5千円未満」が最も多い
リスキリングにかける1ヶ月あたりの費用は「5千円未満」が最も多く、全体の約3割を占めています。「5千円~1万円未満」「1万円~2万円未満」「2万円~3万円未満」はほぼ同程度の割合でした。
■ 取り組む上で一番の課題は、「学習時間の確保」と「最適な学習ツールの選択」
リスキリングに取り組む上で、最も多かった課題は「学習時間を確保するのが難しい(40.7%)」でした。対処法として「趣味や娯楽の時間を削って学習に充てた」と答えた方が多く、他にも「就業時間内で学べる方法を模索した」など工夫が見られました。
次に多かったのは「最適な学習ツールが見つからない(35.2%)」という課題で、情報収集のためにSNSやオンラインコミュニティを活用し、YouTubeなどの無料ツールを使って学習を始める方が多いことも示されています。
■ リスキリングに必要なのは、自身のキャリアプランの明確化と、最適な分野・ツールの選択
リスキリングに取り組む上で必要だと思うことは「学習分野および最適なツールの選択(44.3%)」と「自身のキャリアプランの明確化(43.2%)」、この2つの回答割合が非常に高くなりました。
■ 総括(解説:リインフォース株式会社 代表取締役 三品 壽真)
近年、技術革新やビジネスモデルの多様化など、ビジネスパーソンを取り巻く環境は著しく変化しています。個々人がそれに適応し価値を発揮し続けるために、主体的な学び直しである「リスキリング」の重要性が高まっています。中でもフリーランスは特定の組織に属しておらず、自ら学びの機会を作る必要があります。
そこでフリーランスのリスキリングへの取り組み実態を把握し分析を行うことで、今後の学習分野ならびに効果的な学習方法の選択、継続のための仕組みづくりの一助となるよう、本調査を実施しました。
フリーランスは、企業に勤める会社員以上に、自身で学ぶ領域を見極め、主体的に動き、適切なアプローチで効率的にリスキリングを実践する力を身につける必要があります。今回の調査では、フリーランス・副業・複業人材でリスキリングを実施している人の割合は1/4に留まる一方で、成果を挙げている方が90%以上を占める結果が出ています。
弊社では、フリーランス・副業・複業人材を支援するメディア「RECOFR」やフリーランスコンサルタントの案件マッチングサービス「Strategy& Consultant Platform」を運営しています。また「日本リスキリングコンソーシアム」へジョブマッチングパートナーとしても参画しており、リスキリングの啓蒙・取組促進を推進し、フリーランス・副業・複業人材の市場価値を高め「ビジネスを強くする」手助けをして参ります。
■ リインフォース株式会社概要
会社名:リインフォース株式会社(Reinforz Inc)
代表取締役:三品 壽真
住所:東京都港区芝2-8-1
設立:2021年10月
事業内容:
1. 経営・戦略コンサルティング事業
2. プロフェッショナル人材支援・紹介事業
3. デジタルメディア事業
URL:https://reinforz.co.jp/
リインフォース株式会社は「企業とビジネスパーソンの絶え間ない挑戦を支え、持続的成長と価値創出に貢献する」ことを存在意義と考え、企業の成長を実現するコンサルティング・サービス、企業とフリーランスコンサルタントのマッチング・プラットフォーム「Strategy& Consultant Platform(https://reinforz.co.jp/consultant-platform/)」、フリーランス(副業・複業含む)やコンサルタントのビジネスを"強くする"ためのメディア「RECOFR(https://reinforz.co.jp/media-consultant/)」を運営しています。
■ お問合せ先
問い合わせ担当
E-mail:support@reinforz.jp
調査名:リスキリングに関するアンケート
調査期間:2022年12月8日~12月21日
対象:20代から60代のフリーランス・副業・複業人材
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:1,053名
<調査サマリー>
- 27.2%のフリーランス人材が、既にリスキリングを実施済み
- リスキリングに取り組んだ理由の第一位は「仕事の幅を広げるため」、専門知識や資格取得を目標とするフリーランスも多数
- 9割以上の方がリスキリングの成果を実感、「収入増加につながった」と答えたフリーランスは約2割
- 人気スキル第一位は「プログラミング」で、3割のフリーランスが実施。仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバースなど、次世代領域への関心も高まる
- 最も成果につながりやすい分野は「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つ
- eラーニングやオンラインセミナーを活用し、効率的に学ぶフリーランスが多数、YouTubeなどの動画サイトも人気
- リスキリングにかける費用は、1ヶ月あたり「5千円未満」が最も多い
- 取り組む上で一番の課題は、「学習時間の確保」と「最適な学習ツールの選択」
- リスキリングに必要なのは、自身のキャリアプランの明確化と、最適な分野・ツールの選択
<調査結果>
■ 27.2%のフリーランス人材が、既にリスキリングを実施済み
調査では1,053名のフリーランス・副業・複業人材のち、27.2%が「リスキリングに取り組んだことがある」と回答しました。
職業形態別で比較すると、本業のフリーランスは15.7%、副業や複業のフリーランスは36.5%がリスキリングを実施しており、特に副業・複業人材のリスキリングへの意識の高さがうかがえる結果となりました。
■ リスキリングに取り組んだ理由の第一位は「仕事の幅を広げるため」、専門知識や資格取得を目標とするフリーランスも多数
リスキリングに取り組んだ理由として、「仕事の幅を広げるため(49.8%)」を挙げたフリーランスが最も多く、次に「専門知識を身に付けるため(43.2%)」、「資格を取得するため(32.9%)」が続きました。学習への強い動機付けは、新規領域への挑戦や専門性の深化であり、資格取得などの明確な目標があることでリスキリングに取り組みやすくなることが示されています。
■ 9割以上の方がリスキリングの成果を実感、「収入増加につながった」と答えたフリーランスは約2割
リスキリングに取り組んだことで「成果があった」と実感している方は91.9%と高い水準でした。
具体的な成果内容は「専門知識が身に着いた(42.5%)」、「仕事の幅が広がった(34.1%)」、「資格を取得できた(25.3%)」、「収入が増えた(22.3%)」などが挙げられています。この結果から、リスキリングはスキル獲得や金銭的リターンの両方に期待でき、フリーランスとして中長期的に事業を行う上でのメリットが大きいことが分かります。
■ 人気スキル第一位は「プログラミング」で、3割のフリーランスが実施。仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバースなど、次世代領域への関心も高まる
リスキリングに取り組んだ分野として「プログラミング」が最も回答が多く、30%のフリーランスが実施済みでした。その他にはデータ分析や統計分析、情報セキュリティ、語学などの既存スキルも根強い人気がある一方で、仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバース、AI・機械学習といった次世代IT領域への関心も徐々に高まっており、この流れは今後さらに加速することが予想されます。
上記の学習分野を選んだ理由としては、「現在の仕事で必要なスキルだから(35.2%)」と「仕事に関連しているが、まだ持ってないスキルだから(31.5%)」を挙げた方が多く、現行業務での必要性が高いほど、意欲的な学びにつながることが示唆されています。
■ 最も成果につながりやすい分野は「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つ
実際にリスキリングが「成果につながった」と回答したフリーランスは、「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つの分野に取り組んでいる割合が高いという分析結果が得られました。中でも「プログラミング」は、専門知識の習得により仕事の幅が広がったと回答した方が多く、「データ分析・統計分析」はダイレクトに収入増加につながった方が最も多い分野でした。
■ eラーニングやオンラインセミナーを活用し、効率的に学ぶフリーランスが多数、YouTubeなどの動画サイトも人気
リスキリングに取り組んだ方法は、「eラーニング」「オンラインセミナー」「読書」「動画サイト(YouTube / Udemyなど)」を挙げたフリーランスが大半を占める結果となりました。
さらに詳しく分析すると、実際に「成果があった」と回答した方に最も選ばれているのは「eラーニング」で、次に「オンラインセミナー」と「読書」が続きました。時間的制約が大きいビジネスパーソンにとって、オンラインかつ自宅で効率的に学ぶことで継続へのハードルが下がり、より成果につながりやすくなると考えられます。
■ リスキリングにかける費用は、1ヶ月あたり「5千円未満」が最も多い
リスキリングにかける1ヶ月あたりの費用は「5千円未満」が最も多く、全体の約3割を占めています。「5千円~1万円未満」「1万円~2万円未満」「2万円~3万円未満」はほぼ同程度の割合でした。
■ 取り組む上で一番の課題は、「学習時間の確保」と「最適な学習ツールの選択」
リスキリングに取り組む上で、最も多かった課題は「学習時間を確保するのが難しい(40.7%)」でした。対処法として「趣味や娯楽の時間を削って学習に充てた」と答えた方が多く、他にも「就業時間内で学べる方法を模索した」など工夫が見られました。
次に多かったのは「最適な学習ツールが見つからない(35.2%)」という課題で、情報収集のためにSNSやオンラインコミュニティを活用し、YouTubeなどの無料ツールを使って学習を始める方が多いことも示されています。
■ リスキリングに必要なのは、自身のキャリアプランの明確化と、最適な分野・ツールの選択
リスキリングに取り組む上で必要だと思うことは「学習分野および最適なツールの選択(44.3%)」と「自身のキャリアプランの明確化(43.2%)」、この2つの回答割合が非常に高くなりました。
■ 総括(解説:リインフォース株式会社 代表取締役 三品 壽真)
近年、技術革新やビジネスモデルの多様化など、ビジネスパーソンを取り巻く環境は著しく変化しています。個々人がそれに適応し価値を発揮し続けるために、主体的な学び直しである「リスキリング」の重要性が高まっています。中でもフリーランスは特定の組織に属しておらず、自ら学びの機会を作る必要があります。
そこでフリーランスのリスキリングへの取り組み実態を把握し分析を行うことで、今後の学習分野ならびに効果的な学習方法の選択、継続のための仕組みづくりの一助となるよう、本調査を実施しました。
フリーランスは、企業に勤める会社員以上に、自身で学ぶ領域を見極め、主体的に動き、適切なアプローチで効率的にリスキリングを実践する力を身につける必要があります。今回の調査では、フリーランス・副業・複業人材でリスキリングを実施している人の割合は1/4に留まる一方で、成果を挙げている方が90%以上を占める結果が出ています。
弊社では、フリーランス・副業・複業人材を支援するメディア「RECOFR」やフリーランスコンサルタントの案件マッチングサービス「Strategy& Consultant Platform」を運営しています。また「日本リスキリングコンソーシアム」へジョブマッチングパートナーとしても参画しており、リスキリングの啓蒙・取組促進を推進し、フリーランス・副業・複業人材の市場価値を高め「ビジネスを強くする」手助けをして参ります。
■ リインフォース株式会社概要
会社名:リインフォース株式会社(Reinforz Inc)
代表取締役:三品 壽真
住所:東京都港区芝2-8-1
設立:2021年10月
事業内容:
1. 経営・戦略コンサルティング事業
2. プロフェッショナル人材支援・紹介事業
3. デジタルメディア事業
URL:https://reinforz.co.jp/
リインフォース株式会社は「企業とビジネスパーソンの絶え間ない挑戦を支え、持続的成長と価値創出に貢献する」ことを存在意義と考え、企業の成長を実現するコンサルティング・サービス、企業とフリーランスコンサルタントのマッチング・プラットフォーム「Strategy& Consultant Platform(https://reinforz.co.jp/consultant-platform/)」、フリーランス(副業・複業含む)やコンサルタントのビジネスを"強くする"ためのメディア「RECOFR(https://reinforz.co.jp/media-consultant/)」を運営しています。
■ お問合せ先
問い合わせ担当
E-mail:support@reinforz.jp
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