「ザクティの ウェアラブルカメラ 」 の活用シーンが拡大！

－国際 安全規格 IEC62368-1取得 で給油所や製造所などでも使用可能に－

インフラ設備業界や、そのメンテンナンスに関わる各種企業、およびプラント工場などの現場DXを実現する「遠隔支援ソリューション」（https://xacti-co.com/cmp2022_01/）を提供する株式会社ザクティの業務用ウェアラブルカメラ（CX-WE100シリーズ、CX-WE300シリーズ）が国際電気標準会議（IEC）の規定する国際安全規格IEC62368-1（以下IEC62368-1）を取得いたしました (※1) 。これにより、給油取扱所や製造プラント内の特定エリアなどにおいても、当社ウェアラブルカメラを用いた現場映像のリアルタイム共有や、作業者目線動画のクラウド保存などが可能となります。現場業務の効率化、移動制限や人手不足への対応に、簡単にDX導入が可能なザクティの遠隔支援ソリューションは、ますますその活用の場が広がりを見せています。
 

※1当規格の適合機種は、頭部取付タイプCX-WE100/WE110、胸部取付タイプCX-WE300/WE310 です。本発表以前に購入頂いた製品も本規格取得対象としてご利用頂けます。

 

• 背景

消防法による電気設備は、電気事業法に基づく「電気設備に関する技術基準を定める省令」の規定によるほか、可燃性蒸気などの滞留する恐れのある場所の電気設備については、危険場所に応じた防爆構造の機器の使用が定められています。しかし、技術革新の進歩が著しい昨今、AI（人工知能）やビッグデータ、ロボット技術等を活用した対応、および働き方改革におけるDX推進は必要不可欠であり、ICT（情報通信技術）の活用に向けた非防爆携帯型電子機器を給油所や製造所等へ導入する動きがあります。ただしこれら非防爆携帯型電子機器を使用する場合IEC62368-1の取得を義務付けています。このような背景を受けて、当社でも各社のDXへ貢献できるように、また多くの企業からのご要望も受け、IEC62368-1を取得いたしました。
 

  

 

• 活用場所の広がりについて

消防庁や自治体の消防本部から以下の通知が出されており、IEC62368-1取得により今後の活用が期待されます。

・給油取扱所

平成30年8月に通知された「給油取扱所において携帯型電子機器を使用する場合の留意事項等について」(※2)において、“給油空地等で使用する携帯型電子機器は、防爆構造のもの又は下記のいずれかの規格に適合するものとすること”としてIEC62368-1を取得していることで防爆構造ではなくても使うことができると述べられています。

・製造所等

令和元年5月に四日市消防本部から通知された「製造所等における非防爆携帯型電子機器使用に係るガイドライン」(※3)においても上記の「給油取扱所において携帯型電子機器を使用する場合の留意事項等について」に基づき、IEC62368-1を取得していることで、“非防爆携帯型電子機器の管理体制を整える”、“可燃性蒸気等の発生異常時における安全措置”などが緩和される旨が述べられています。

※2「給油取扱所において携帯型電子機器を使用する場合の留意事項等について」は消防組織法第37上の規定に基づく技術的助言であることが記載されています。
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/300820_ki154.pdf

※3「製造所等における非防爆携帯型電子機器使用に係るガイドライン」については四日市市消防本部における通知であり、お客様が実際に防爆エリアにて電子機器をお使いいただく場合は、各自治体消防本部などへ確認を行っていただき、使用可否の判断は利用者ご自身にていただけますようお願い致します。
https://www.city.yokkaichi.mie.jp/syoubou/pdf/hiboubaku-guideline.pdf

■会社概要
商号　　： 株式会社ザクティ
代表者　： 代表取締役社長　喜久川 政樹
所在地　： (東京本社) 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 国際ビル７階
(大阪本社) 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 梅田スカイビルタワーイースト30階
設立　　： 2012年4月
事業内容： デジタル映像ソリューションの開発・販売、事業支援サービス
資本金　： 1億円
URL　　： https://xacti-co.com

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