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株式会社T Project
会社概要

アート・システムがT Projectと代理店契約を締結

~化学・化粧品・食品など製造業の品質管理強化へ ローコードDXプラットフォーム「TULIP」の販売を開始~

株式会社T Project

配合製造業向けの生産管理システムのパッケージ開発とコンサルティングを行う株式会社アート・システム(宮城県仙台市、取締役社長:本木 博、以下:アート・システム)と、製造業向けローコードDXプラットフォーム「TULIP(チューリップ)」の販売・サポートを行う株式会社T Project(本社:東京都江東区、代表取締役:荒谷茂伸、以下:T Project)は、本年3月1日に代理店契約を締結しました。

特に化学・化粧品・食品等の製造現場に向け、アート・システムの提供する「配合型製造業向け生産管理システムBlendjin」とT Projectの提供する「TULIP」とを連携して導入を進め、国内製造業のDX促進に取り組んでいきます。

背景

近年の製造業界はグローバル化による市場競争の激化や地政学的リスク、人材の不足やAIのような新技術の登場など、将来の予測が困難な大規模な変化に直面しています。

VUCA(※1)とも呼ばれる状態において、製造業各社が競争力を維持し、持続的な成長を遂げるためには、生産効率を最大化し市場や技術の変化に迅速に対応できる強固な生産体制の構築が求められており、ひとつの解決策としてDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル化による業務革新)が挙げられます。

※1 VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を述べる際に用いられる造語です。

                                     
一方で経済産業省の調査によると、製造業の経営課題として現場での人手不足や最新技術にキャッチアップできないことなど、DX推進が困難な様子も見て取れます。

経済産業省:2020年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)より引用 https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2020/honbun_html/honbun/102011_2.html

特に化学・医薬の分野ではGxP(※2)を満たす必要があり、これまでのような人手に頼った対応に限界が見えている中でDXによる効率化、業務革新の重要度が増しています。

アート・システムの「Blendjin」はこれらの業種に特化した管理機能を備えており、今回の代理店契約によってアート・システムでは「Blendjin」と製造現場DXプラットフォーム「TULIP」とをワンストップで提供できるようになります。管理部門から製造現場まで一貫したDX環境の構築を実現できます。

※2 GxP: 「Good ●● Practice」の略。医薬品等製造分野での、データ正確性・完全性を担保するための項目や内容。GMP(Good Manufacturing Practice:製造・品質・衛生管理基準)、GLP(Good laboratory Practice:安全性試験実施基準)等。

サービスについて

配合型製造業向け生産管理システム「Blendjin」

生産革新Blendjin」は配合情報をもとに複数の原材料を混ぜ合わせて生産を行う製造業様向けのパッケージソフトです。【販売】【製造】【在庫】【原価】の管理が行える生産・販売一体型のシステムであり、お客様の業務を支える基幹システムとしてご利用いただけます。

TULIPで集計したデータをBlendjinへと連携させることで、紙の指示書や日報を使用することなく、Blendjinへと製造実績や検査報告データを登録することを可能とします。

製造現場DXプラットフォーム「TULIP」

Tulip Interfaces Inc.(以下、Tulip)が開発しT Projectが展開している「TULIP」は、ERP等の既存システムや製造設備・測定機器類との接続が容易で、取得データを全社一貫して活用できます。

TULIP活用イメージ

紙や人手に頼っている業務をデジタル化するようなポイントソリューションとしての役割も果たすことができ、これまで見落とされてきた業務もデータとして蓄積を行えます。取得データを直接記録できるため、近年多発するデータ改ざんなどの品質不正対策にも有効です。

これらのアプリケーション開発はローコード・ノーコードで行えるため、現場で業務を理解している方が自ら、現場主導で行えることも「TULIP」の特長です (※3) 。業務が変わっても費用や期間の制約から新規開発できず、古い仕組みを使い続けるようなシステム化から解放されます。

なお、日本市場における「TULIP」導入後の効果として、不良率削減は59%、教育時間削減は67%、生産性向上は18%となっています。(※4)

※3 ローコード・ノーコード:最小限のプログラミング、またはプログラミング不要でアプリケーションを開発する手法。

※4 各数値はTulip・T Project調べ。導入企業の実例。

今後の展開

アート・システムの提供する「Blendjin」は、配合表(レシピ) での手配管理やロットトレース機能など、在庫・品質管理強化を図った生産管理システムであり、「原材料・化学薬品関連」「食料品関連」「化粧品関連」等の製造業に多くの導入実績があります。

「TULIP」はローコード開発により現場担当者自身で業務をアプリ化し、測定機器や人手を介する手順などのデータ取得を容易に行えます。また、多様な視点での見える化・分析も可能です。

BlendjinとTULIPを連携することで、これまでデータが取れなかった箇所を含め全社で一貫したデータの取得が可能になり、改善に向けての分析を高い精度で行えるようになります。製造業の課題解決に、データに基づいた改善策を自社で作り上げることができます。

【会社概要】

アート・システムについて

  • 社名:株式会社アート・システム

  • 所在地:東京都中央区日本橋1丁目3-13 東京建物日本橋ビル11F

  • Webサイト:https://www.art-sys.co.jp/

株式会社アート・システムは、1977年に設立し「日本の製造業を元気にします。」をモットーに全国の製造業を中心にシステムコンサルティングを提供しています。自社で開発した配合型製造業向け生産管理システム「Blendjin」を主軸に業務改善に役立つご提案と導入後の運用フォローを行っています。

「生産革新Blendjin」は配合製造業に特化した生産管理システムで、販売・生産・在庫・原価の一元管理を実現します。多段階配合や共通配合にも対応した柔軟なシステムで、ものづくりをサポートします。

 T Projectについて

  • 社名:株式会社T Project

  • 所在地:東京都江東区枝川3丁目1番4号 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ

  • Webサイト:https://tprj.co.jp/

株式会社T Projectは、2020年9月の設立以来、米国Tulip Interfaces Inc. (以下、Tulip)が開発したクラウドベースの製造支援アプリケーション作成プラットフォーム「TULIP(チューリップ )」の日本国内での販売サービスを行っています。

「TULIP」はローコード・ノーコードのためIT技術者に委託せずに開発・運用できます。測定機器や生産設備、外部システム・サービスなどとの連携も容易で、現場主導での業務効率・品質改善を実現します。

「TULIP」は製造業向けのアプリケーション開発プラットフォームですが、少ない教育時間で利用が可能となること、報告文書の作成、トレーサビリティにも優れていることなどから、製造業にとどまらず、利用できる業種範囲は格段に広がっています。

実際にTULIPを体験できる「TULIP Experience Center」も国内6か所に設けています(東京、名古屋、浜松、金沢、仙台、奈良、岡山。各予約制)。

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種類
商品サービス

会社概要

株式会社T Project

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URL
https://tprj.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区枝川 DMG MORI 東京デジタルイノベーションセンタ
電話番号
-
代表者名
荒谷茂伸
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2020年09月
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