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一般社団法人日本新聞協会
会社概要

日本新聞協会「地域貢献大賞」表彰式をYouTubeでライブ配信!

2023年11月16日(木)16:10より開催 地域に寄り添う新聞販売所の貢献活動をご紹介します。

一般社団法人日本新聞協会

日本新聞協会はこのほど、新聞販売所の地域貢献活動を顕彰する「地域貢献大賞」を、藤枝市内新聞販売店全5社の「新聞販売店バイク車載カメラ見守り」に贈ることを決定しました!また、「地域貢献賞」を7件の活動に授賞します。
表彰式の様子を11月16日(木)16:10からYouTubeでライブ配信します。
【配信URL】https://youtube.com/live/r5y8Vxsy-QE?feature=share

 2007年に創設の本賞は、新聞販売所の貢献活動について広く知ってもらい、販売所の信頼向上、イメージアップを図るとともに、地域社会に密着した活動を奨励することで、販売所が地域社会の一員としての自覚を高めることを目的としています。

 

 2023年「地域貢献大賞」は、藤枝市内新聞販売店全5社「新聞販売店バイク車載カメラ見守り」が受賞しました。静岡県藤枝市内の新聞販売店全5社が、同市、警察署、民間事業者等と連携協定を結び、全ての新聞配達用バイクにドライブレコーダーを搭載した地域見守り活動によって市民生活の安全に貢献しています。

 表彰式の様子はYouTubeでライブ配信し、大賞のほか、「地域貢献賞」を受賞した活動7件について紹介します。全国各地の新聞販売所による、地域に寄り添う貢献活動の一端をご覧ください。


 YouTubeライブ配信! 2023年11月16日(木)16:10~

 https://youtube.com/live/r5y8Vxsy-QE?feature=share

 

 受賞活動は日本新聞協会のサイトでもご紹介しています。ぜひご覧ください!

 https://www.pressnet.or.jp/about/commendation/chiikikouken/2023.html

 

 

2023年「日本新聞協会 地域貢献大賞」活動概要

 

〈地域貢献大賞〉(1件)

◇新聞販売店バイク車載カメラ見守り

藤枝市内新聞販売店全5社

●実施期間:2011年~

●実施地域:静岡県藤枝市

●活動概要:静岡県藤枝市内の新聞販売店全5社は2011年、地域の暮らしの安全安心を守るため、同市、市自治会連合会、藤枝警察署との間で連携協定「安全安心サポートネットワーク」を締結した。配達・集金などの業務中に、高齢者、子供をはじめ市民の生命、財産や生活に支障をきたす状況に気付いた場合に、関係先へ速やかに通報することで、未然の事故防止に貢献してきた。

地域での認知、防犯活動への要請の高まりを受け、19年には同市に工場を置く自動車部品会社も協定に加入。同社製ドライブレコーダーを全ての新聞配達用バイクに取り付け、「動く防犯カメラ」として走行映像を防犯、防災、交通事故防止に生かす見守り活動を開始した。これまでに画像解析により、市が把握していなかった危険ブロック塀4か所を発見したほか、23年7月には、警察に多数の記録映像を提出するなどの事件事故捜査協力が認められ、藤枝署から感謝状が贈られた。市内では今年7月現在150台のドライブレコーダー積載新聞配達バイクが稼働し、市民生活を支えている。

※活動実施販売所:藤枝江﨑新聞店、薮崎新聞店育伸社、いけたに新聞店、新聞販売いしかわ、太田新聞店

 

 

〈地域貢献賞〉(7件)

◇販売店スタッフ一丸 岩木川河川敷で清掃奉仕

東奥日報稲垣販売店 店主 葛󠄀西久子

●実施期間:2008年~

●実施地域:青森県つがる市

●活動概要:東奥日報稲垣販売店は毎年春、岩木川河川敷3~4キロメートルにわたり、従業員総出で清掃活動を行っている。岩木川は世界自然遺産・白神山地を源流に、津軽平野を南北に流れる1級河川だが、冬が終わり、雪解けが進むと、河川敷では捨てられたペットボトルや空き缶が目立ち、時には古タイヤまで捨てられていることもある。同店の葛󠄀西久子店主らは2008年、「自分たちの手で地域をきれいにしたい」と立ち上がり、以来16年の間、活動を継続している。

青森県つがる市稲垣町地区は少子高齢化に直面しており、同店も従業員の中心は50~70歳代と例外ではない。河川敷の土手の上り下りが大変になってきても、店主らは“自分の地域は自分たちで守ろう”との意識を強く持っており、従業員からも自発的な声が上がる。

今年4月も、従業員24人が3日間かけて軽トラック1台分のごみを拾い集め、ペットボトルや空き缶は洗って分別し、リサイクルに回した。清掃中には地元の若者からも労いの言葉をかけられるなど、地域に浸透した取り組みとなっている。

※葛󠄀西久子(かさい・ひさこ)

 

 

◇被災地の地場商品をPR販売で地元を元気に

河北新報矢本販売所 所長 櫻井朋洋

●実施期間:2017年~

●実施地域:宮城県東松島市、石巻市

●活動概要:河北新報矢本販売所の櫻井朋洋所長は、東日本大震災で被災した地元・宮城県東松島市と石巻市の特産品をPR、販売し、地域復興を支援している。両市で新聞販売所を経営する櫻井所長は、水産業、農業などの地域産業が震災前の売り上げに戻らず、販路が開けていない状況を目の当たりにし、地場産品のワカメ、牡蠣などの海産物、米、野菜等の販売を開始した。

月2回発行のミニコミ紙「さくらいんふぉ」では、櫻井所長や販売所社員が実際に漁船でワカメの収穫などを手伝った体験などを紹介し、折り込みチラシと併せて地元特産品の魅力を伝える。店舗には冷蔵・冷凍庫を完備し、常時100種類ほどの商品を販売するほか、他の販売所へ出向き、即売会も実施している。また、他県・他系統の知人の販売所へ被災地支援企画として紹介してもらい、販路を首都圏など全国へ拡大する一方、取引販売店から紹介された商品を仕入れ、地元で販売し、相互のコミュニケーションと販路拡大に成功している。

購入商品は無料で配達し、交通弱者である高齢者のリピーターを多く獲得し、見守りの一助ともなっている。また、地元漁師や飲食店とのコラボレーションで地場産品を商品化するなど、新たな地元PR活動も展開している。

※櫻井朋洋(さくらい・ともひろ)

 

 

◇絵本の無料レンタルなどの「クバロープロジェクト」

小野新聞店 社長 小野忠幸

●実施期間:2018年~

●実施地域:山梨県甲府市

●活動概要:甲府市の小野新聞店の小野忠幸社長は、「子供の頃から活字や紙媒体に親しんでもらいたい」と本の無料レンタルサービス「クバロー文庫」を2018年から実施している。配達地域の住民に購読の有無を問わず、1回に2冊までの本を1週間無料で貸し出し、自宅まで配達する。当初は絵本約100冊だった蔵書は、親向けのビジネス本を含め約200冊へと充実し、毎週のように利用するリピーターもいるなど、好評を得ている。

また、若年層などが直面する「食の貧困」を踏まえ、23年4月には家庭で余っている食品を取りまとめて地域の福祉団体などに寄付する活動「クバローフードドライブ」を開始し、同店発行のカレンダーで活動への協賛を呼び掛けている。同店オリジナルグッズの売り上げや、読者からの食材の寄付を元に、近隣の子ども食堂「こどもとみんなのえにし食堂」へ野菜や菓子、インスタント食品などを提供している。

このほか、飲食店がコロナ禍の打撃を受けた20、21年には、料理のテイクアウト、デリバリーのチラシ約6000枚の無料作製、配布を計3回行った。「チラシを見たよ」と掲載店への訪問や電話があるなど、地元飲食店の売り上げ回復の一助となり、感謝の声が寄せられた。

※小野忠幸(おの・ただゆき)

※「クバロー」は猫を模した同店オリジナルのキャラクター。新聞だけでなく「ポジティブな思いも配ろう」という意味に由来する。

 

 

◇暮らし駆けつけサポート

ASA深井 所長 種谷隆司

●実施期間:2014年~

●実施地域:大阪府堺市、大阪狭山市

●活動概要:ASA深井の種谷隆司所長は、日常生活の支援サービス「暮らし駆けつけサポート」を実施し、地域のお客様、特に高齢者をサポートしている。

高齢者にとって人の手を借りたい電球の交換、簡単な家電製品の清掃修理、庭木の剪定(せんてい)、草刈りといった、日常の困りごとをサービスとして提供する。また、お米、ジュース、家庭用電化製品など、重くて運ぶのに苦労する日用品の販売と配達も実施している。

当初は無料で実施していたものを、利用者から「タダでは逆に頼みにくい」との声を受けて、安価で実施するようになった。好評を受け、開始から9年で利用実績は累計2000件以上に上る。

このほか、ミニコミ紙「Morning Letter」を月1回発行し、地域情報やコラムを読者に届けるなど、地域密着型の活動を続けている。

※種谷隆司(たねや・たかし)

 

 

◇地域密着・西城町(庄原市)ミニコミ紙発行

読売センター備後西城 代表 稲村美智子

●実施期間:1987年~

●実施地域:広島県庄原市

●活動概要:読売センター備後西城の稲村美智子代表が1987年3月から毎月、月末に発行するミニコミ紙「よみうり伝言板」は、2023年6月で462号を迎えた。88歳となった稲村代表が手書きで作る同紙は、36年にわたり生活に密着した情報を同市西城町民に伝え続けている。

発行のきっかけは町立病院の移管問題。誹謗(ひぼう)中傷や偽情報が飛び交う中、正しい事実を伝え、幅広い声や明るいニュースを載せたい、との思いで、地域住民の投稿やイベント情報などを発信できる場として発刊した。町内行事の予定や報告、お悔やみなど、地域を歩いて探した細かな情報を掲載し、町民から絶対の信頼を得ている。

新聞折り込みに加え、ポスティングや銀行などへも配置するほか、希望する県外転出者への郵送も行い、ふるさとの出来事を伝えている。近年始めた町の歴史を伝えるコーナーは人気を博しており、町民の生活に「なくてはならない」存在となっている。

※稲村美智子(いなむら・みちこ)

 

 

◇34年間にわたる地域防災活動

中国新聞五日市南販売所 所長 川尻隆達

●実施期間:1989年~

●実施地域:広島市佐伯区

●活動概要:中国新聞五日市南販売所の川尻隆達所長は、販売所開業の翌1989年に地元消防団に入団。「地域防災活動に積極的に貢献したい」との思いで、34年間にわたり地域の防災活動に尽力している。

1999年に広島県南西部で発生した「6・29豪雨災害」では、販売所業務の傍ら、1週間以上におよぶ救助、捜索活動に出動。2014年8月の広島市安佐南区、安佐北区を中心に発生した豪雨災害では、長期におよぶ捜索活動の中で、販売所長の経験を基に、仕事を持つ消防団員の健康と安全確保を優先させる体制を行政とともに構築した。

消防団では、05年3月に分団長、19年3月に副団長に就任し、約30人の団員の結束を固め、円滑に運営ができるように常に細やかなコミュニケーションを図る。

25年発行し続ける販売所のミニコミ誌では、消防署からのお知らせや新聞の災害記事などを掲載し、土砂災害等の危険地区といった防災情報の周知に努めている。地域の小学校に消防署と連携した出前授業を展開するなど、地域住民の防災意識の向上に取り組んでいる。折り込みチラシ等のノウハウを生かし、年々減少する消防団員の募集・確保にも力を入れ、持続可能な地域防災に貢献している。

長年の功績が認められ、21年3月には消防庁長官から永年勤続功労章が、23年1月には広島市長から感謝状が贈呈された。

※川尻隆達(かわじり・たかみち)

 

 

 

◇北九州市戸畑区の文化を守り継承する活動 地域の取り組みに貢献

ASA戸畑 所長 竹内英雄

●実施期間:2015年~

●実施地域:北九州市戸畑区

●活動概要:2023年11月に創業120周年を迎える北九州市戸畑区のASA戸畑(竹内新聞舗)。4代目の竹内英雄所長は、地域の歴史文化の保護、継承活動に貢献している。

竹内所長は戸畑郷土史会事務局長、北九州市の文化財を守る会副理事長を務める。明治期に活躍した企業家の邸宅「旧安川邸洋館棟」について、2016年に同市による取り壊し計画が持ち上がった。両会へ働きかけ、保存に向けた署名活動を実施した結果、18年8月に同市有形文化財指定が決定され、現在も市民に公開されている。

また、同区で1936年に発掘された遺跡「名護屋岬古墳群」で出土し、後に所在不明になっていた古墳時代の頭骨について、2021年に竹内所長が経緯を記述、発表した。すると「地元の照養寺に存在する」旨の情報が寄せられ、調査に赴いたところ、頭骨3点を「再発見」した。専門機関でも当該の頭骨であると鑑定され、22年6月に開催した「名護屋岬古墳群研究発表会」で竹内所長は講演者として登壇した。

竹内所長は国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に指定される同区の祭典「戸畑祇園大山笠行事」の保存維持にも取り組む。20年から発生したコロナ禍では、従来通りの祭典が行えなくなった。行事継承の支障を憂えた竹内所長は、行事の沿革や意匠、現在の祭礼行事について記述した「戸畑祇園西大山笠読本」を発行した。

竹内所長は「販売所の歴史は郷土の発展とともにあり、支えてくださったのは地域の皆様だ。今後も意欲的に活動していきたい」と意気込みを語っている。

※竹内英雄(たけうち・ひでお)

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