災害時もスマホで園児を点呼、保護者へ緊急連絡と職員間共有 「キッズビューforスタッフ」活用事例

停電時の保護者連絡・職員間の情報共有への活用や、「施設機能強化推進費加算」の対象として認められた防災の取り組みを紹介

日本ソフト開発株式会社

 日本ソフト開発株式会社(本社:滋賀県米原市、代表取締役社長:蒲生 仙治)が提供する、幼稚園・保育所・認定こども園向けの総合保育業務支援システム「キッズビュー(Kid’s View)」は、全国2,500以上の施設、100以上の自治体に導入されています(2026年9月時点)。

 同システムの職員向けスマートフォンアプリ「キッズビューforスタッフ」(iOS・Android対応)は、2024年の提供開始以来、保育現場の業務を支えてきました。このたび、同アプリが日常業務だけでなく、台風・地震・停電などの災害時にも活用された事例をご紹介します。

 キッズビューforスタッフを使うと、園のパソコンや園内ネットワークが使えないとき、職員が施設にいないときでも、インターネットに接続できるスマートフォンから次の3つを行えます。

  • 園児の点呼と、保護者への引き渡し状況の記録・確認

  • 離れた場所にいる職員同士のチャットでの情報共有

  • 保護者へのお知らせ配信

 導入施設では、停電で施設内のネットワーク設備が止まった際に、職員がスマートフォンから保護者へお知らせを配信し、職員間チャットで緊急時の体制や通達事項を共有しました。

 台風が多い9月に合わせ、保育施設の災害への備えを見直すきっかけとして、本アプリの考え方と活用事例をお伝えします。

キッズビューforスタッフの概要

項目

内容

アプリ名

キッズビューforスタッフ

提供元

日本ソフト開発株式会社

利用対象

キッズビューを導入している幼稚園・保育所・認定こども園等の職員

災害時に使える主な機能

園児の点呼、保護者への引き渡し状況の記録・確認、職員間チャット、保護者へのお知らせ配信

対応端末

iOS・Androidのスマートフォン

利用に必要な環境

インターネットに接続できるスマートフォン

LGWAN環境で運用する施設

利用できます。詳しくはお問い合わせください

利用料金・申込方法

詳細はお問い合わせください

(キッズビューの新規導入をご検討のお客様もご相談いただけます)

設計上の特長

施設外で使うことを前提に、アプリで扱う園児・保護者の個人情報を必要最低限に限定

1.開発の背景|セキュリティを守りながら、施設外からも緊急対応できる保育ICTへ

 保育ICTには、園児や保護者の個人情報が多く登録されるため、高いセキュリティが求められます。キッズビューは、自治体や施設のセキュリティ方針に合わせて、LGWAN環境での利用やIPアドレス制限など、施設外から簡単にアクセスできない環境での運用にも対応しています。

 一方、台風・地震・豪雨・停電などの災害時には、次のような状況が起こり得ます。

  • 職員が施設へ出勤できない

  • 停電で園内のネットワーク設備が止まる

  • 自宅や外出先から保護者へ緊急の連絡をする必要がある

  • 離れた場所にいる職員同士で対応方針を決める必要がある 

「通常時のセキュリティは守りながら、緊急時に必要な情報共有は止めない。」

 この考えから開発したのが、施設外からの利用に必要な機能に絞った「キッズビューforスタッフ」です。LGWAN環境でキッズビューを運用している施設でも、施設外から職員のスマートフォンで利用できます。

2.園児点呼・職員連絡・保護者への緊急連絡安全と安心を支える3つの機能

 園児の安全|点呼と引き渡し状況を記録・確認

 災害時にまず必要なのは、園児の安全確認です。キッズビューforスタッフでは、園児の点呼と、保護者への引き渡し状況を記録・確認できます。

  • 園児が全員そろっているか

  • どの園児が避難しているか

  • どの園児を、どの保護者へ引き渡したか

 職員の安心と安全|離れた場所からチャットで対応方針を共有 

 災害時、職員は自宅、施設へ移動中、園内など、別々の場所にいることがあります。職員間チャットでは、次のような情報を共有できます。

  • 職員の参集状況と緊急時の職員体制

  • 施設や周辺の状況

  • 園としての対応方針と職員への通達事項

 職員一人ひとりが「自分はどう動けばよいか」を確認できるようにすることで、緊急時の職員の安心と安全につなげます。

 保護者の安心|園の状況をスマートフォンから配信 

 災害時、保護者は「園の状況」「子どもの安全」「迎えに行く必要があるか」「休園や開園時間の変更があるか」が分からず、不安になります。

 キッズビューforスタッフでは、園のパソコンが使えないときでも、職員のスマートフォンから保護者へお知らせを配信できます。休園や開園時間の変更、施設の状況、避難先、お迎えの案内などを迅速に届けられます。

3.施設外で使うため、個人情報は必要最低限に

 キッズビューforスタッフは、業務システムをそのままスマートフォンで使えるようにしたものではありません。施設外で使うことを前提に、アプリで扱う園児の個人情報を必要最低限にしています。

 業務システムでは高いセキュリティを保ち、アプリでは緊急時や施設外で必要な機能と情報だけを提供します。セキュリティを緩めるのではなく、「施設外から安全に使うための仕組み」を別に用意するという考え方で設計しています。

4.個人のSNSに頼らない、業務専用の連絡手段 

 職員間の連絡に、個人のLINEなどのSNSを使うケースもあります。しかし、個人のSNSを業務で使う場合は、次のような管理上の課題があります。

  • 退職した職員がグループに残っていないか

  • 業務の情報と個人の連絡先が混在していないか

  • 私的な相手やグループへ業務の情報を誤って送っていないか 

 キッズビューforスタッフのチャットは、キッズビューの職員アカウントで使う業務専用の機能です。職員の入職・退職に合わせてアカウントを管理でき、個人のSNSアカウントを業務で使う必要がありません。

 業務の連絡とプライベートを分けることで、情報を管理しやすくなり、プライベートな相手やグループへの誤送信リスクの軽減にもつながります。

5.導入施設の事例|停電で園内ネットワークが止まっても保護者連絡と情報共有

 キッズビューの導入施設で停電が発生し、施設内のネットワーク設備が止まったことがありました。園のパソコンからシステムを使えない状況でしたが、職員は通信可能なスマートフォンからキッズビューforスタッフを使いました。

 その結果、保護者へお知らせを配信するとともに、職員間チャットで緊急時の職員体制や通達事項を共有できました。 

   キッズビューforスタッフで、職員のスマートフォンから保護者への緊急連絡や職員間の情報共有を行うイメージ

 災害対策では、機能を用意しておくだけでなく、必要なときに実際に使えることが重要です。普段使うキッズビューと、施設外から使えるキッズビューforスタッフを組み合わせることで、災害時にも必要な情報を届けられる環境づくりを支援します。

6.防災対策への活用|「施設機能強化推進費加算」で認められた導入施設の事例

 「施設機能強化推進費加算」は、施設での火災・地震等の災害に備え、職員等の防災教育や、災害発生時の安全かつ迅速な避難誘導体制の充実など、施設の総合的な防災対策を図る取組を対象とする加算です。

 こども家庭庁の「令和8年度公定価格・基準等の見直し事項」(令和8年4月)では、保育所等の防災機能・対策を強化するため、本加算の対象施設の追加や要件の簡素化などの見直しが示されています。

キッズビューの導入施設からは、キッズビューforスタッフの活用を含む防災対策の取組について本加算を申請し、自治体から対象として認められたとの報告を受けています。

※上記は、当社が導入施設から報告を受けた個別の事例です。施設機能強化推進費加算の対象となるかどうかは、施設が実施する取組の内容、対象経費、申請年度、自治体の確認・判断などによって異なります。キッズビューforスタッフの導入だけで加算が認められるものではありません。申請の際は、こども家庭庁が公表する最新の制度資料と各自治体の取扱いをご確認ください。

※参考:こども家庭庁「令和8年度公定価格・基準等の見直し事項~各改定事項概要資料~」

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/3a1576c7-071d-4325-8be8-edced6d12ee1/330bfaef/20260409_policies_kokoseido_178.pdf

7.キッズビューが目指すのは、機能ではなく「安全と安心」

 私たちの目的は、機能を提供することではなく、「園児の安全」「職員の安心と安全」「保護者の安心」を、キッズビューを通じて支えることです。

 災害時に必要な情報が必要な人へ届き、保育施設・職員・保護者がそれぞれの状況を把握できること。普段使う保育ICTが、緊急時にも安全と安心を支える仕組みとなるよう、これからも支援してまいります。

キッズビューforスタッフに関するよくある質問

Q.園内のネットワークが止まっても使えますか?
A.スマートフォンがインターネットに接続できれば、園内のネットワーク設備が止まっていても使えます。携帯電話の回線自体が使えない場合は利用できません。

Q.どのスマートフォンで使えますか?
A.iOS(iPhone)とAndroidの両方に対応しています。

Q.キッズビューを使っていない施設でも、導入できますか?
A.キッズビューとあわせてご利用いただけます。災害時の連絡体制の見直しなど、新規導入をご検討のお客様もお気軽にご相談ください。

Q.どのような災害時に使えますか?
A.台風、地震、豪雨、停電などの際に、園児の点呼、引き渡し状況の確認、職員間の情報共有、保護者へのお知らせ配信に使えます。

Q.LGWAN環境でキッズビューを運用している施設でも使えますか?
A.使えます。LGWAN側の業務システムのセキュリティ方針は保ったまま、施設外で必要な機能と情報に絞って提供しています。接続の仕組みなど、詳しい内容はお問い合わせください。

Q.アプリで扱う個人情報は、業務システムと同じですか?
A.いいえ。施設外で使うことを前提に、アプリで扱う園児・保護者の個人情報は必要最低限に限定しています。

Q.個人のLINEなどと何が違いますか?
A.キッズビューの職員アカウントで使う業務専用のチャットです。個人のSNSアカウントを業務で使う必要がなく、職員の入職・退職に合わせてアカウントを管理できます。

Q.導入すれば施設機能強化推進費加算の対象になりますか?
A.導入だけで対象になるものではありません。施設全体の防災の取組内容や対象経費などをもとに、自治体が確認・判断します。申請前に、最新の制度内容と各自治体の取扱いをご確認ください。

Q.利用料金と申込方法を教えてください。
A.利用料金と申込方法の詳細は、お問い合わせください。

総合保育業務支援システム「キッズビュー(Kid’s View)」について

 「キッズビュー」は、幼稚園・保育所・認定こども園等の業務を支援するクラウド型の総合保育業務支援システムです。

 登降園・出欠管理、保護者との連絡、指導計画・日誌・要録、保育ドキュメンテーション、午睡チェック、健康管理、職員の勤怠・シフト管理、キャッシュレス決済、緊急時の点呼・安否確認・引渡し管理など、保育施設の日々の業務を幅広く支援しています。

 それぞれの業務を単独でデジタル化するだけでなく、日々蓄積される園児情報や保育記録を各業務につなげることで、二重入力や転記作業の削減を図ります。

■今後の展望

 日本ソフト開発は、保育現場の先生方の声を取り入れながら、キッズビューの機能・サービスの改善を続けてきました。

 今後は、保育施設内の業務効率化だけでなく、「保活情報連携基盤」「保育業務施設管理プラットフォーム」をはじめとする国の保育DX基盤との連携をさらに進め、保護者・保育施設・自治体間の情報連携をよりスムーズにしていきます。

 ICTを「導入する」だけでなく、現場で継続的に活用し、保育者がこどもたちと向き合う時間を生み出せる環境づくりを、これからも支援してまいります。

■キッズビューに関するお問い合わせ

日本ソフト開発株式会社 保育・子育てDX営業推進本部

Mail:kvpj-eigyo@nihonsoft.co.jp

Tel :0749-52-5239(受付時間:平日9:00から17:30)

お問い合わせフォーム:https://kids.nihonsoft.co.jp/contact/

日本ソフト開発株式会社について

 日本ソフト開発株式会社は、1972年創業、滋賀県米原市に本社を置くソフトウェア開発企業です。自社パッケージ商品の開発・販売をはじめ、各種ソフトウェアの設計・開発、システムインテグレーション事業等を展開しています。

会社名  :日本ソフト開発株式会社

設立   :1972年2月

本社所在地:〒521-0015 滋賀県米原市米原西23番地

代表者  :代表取締役社長 蒲生 仙治

資本金  :1億9000万円

事業内容 :総合保育業務支援システム「キッズビュー」の販売・開発・運営、自社パッケージ商品の開発・販売、各種ソフトウェア設計・開発、システムインテグレーション事業等

コーポレートサイト:https://www.nihonsoft.co.jp/

サービスサイト  :https://kids.nihonsoft.co.jp/

※記載の会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

日本ソフト開発株式会社

1フォロワー

RSS
URL
https://www.nihonsoft.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
滋賀県米原市米原西23番地
電話番号
0749-52-3811
代表者名
蒲生仙治
上場
未上場
資本金
1億9000万円
設立
1972年02月