Qe to Hareが経済産業省とForbes JAPAN主催の第1回「ART & BUSINESS AWARD 2025」でファイナリスト選出

京都府亀岡市、no-mu・6ishiki を核に古民家及び空家群を再生し、アートによる関係人口の創出と地域経済循環を通じて地域の活性化に寄与

株式会社Qe to Hare

クリエイティブ・クエスショニング・カンパニーである 株式会社 Qe to Hare(ケトハレ)(本社:京都府亀岡市、代表:田中 英行、以下 当社)が、no-mu・6ishiki を含む古民家再生やアーティスト・イン・レジデンスなど、地域特性を活かしたアートに関わる取組を通じて亀岡市における関係人口の創出と地域経済循環など地域における経済的価値を創出した点が評価され、経済産業省および Forbes JAPAN が主催する「ART & BUSINESS AWARD 2025」の「ローカルイノベーション」カテゴリーにおいて、2025年11月27日(木)、ファイナリストに選出されました。

経産省・Forbes JAPAN共催「ART & BUSINESS AWARD 2025」とは

https://forbesjapan.com/feat/art-business-award2025/

「ART & BUSINESS AWARD 2025」は、経済産業省とForbes JAPANによる、企業によるアートやアーティストとの共創を通じた新たな経済的価値創造の取り組みを促進することを目的としたアワードプロジェクトです。

経済産業省は、企業がアートやアーティストとの共創を通じて新たな価値を創出し、経済社会とアートやアーティストそれぞれが持続的に発展するエコシステムの構築を目指しています。その実現に向けた共創の取り組みと経済的価値の創出をさらに加速させるために、本アワードを通じてロールモデルとなる企業やプロジェクトを選出・表彰します。

初開催の本年は、アートを起点に新たな価値を生み出す企業の取り組みが数多く集まり、150を超えるエントリーが寄せられました。

プロジェクトの概要


Micro Happening– Regenerative Place-Making in Fog」

エリア開発から取り残された古民家群を再生し、アーティスト・イン・レジデンスを契機に始まった取組です。代表の生家である築百年の町家や貸家群の空き家問題を背景に、先祖が六百年以上この地を守ってきた歴史を知り、土地と人の関係を長い時間軸で捉え直すプロジェクトへ発展しました。2019–2020年のアーティスト・イン・レジデンス「Micro Happening」では12カ国から多様なクリエイターを招き、古民家、伝統工芸、農家や料亭など地域資源とアートを結びつける実践を展開。

霧を循環のメタファーとして、アート・食・宿泊を横断する取り組みを進めています。カフェ no-mu art & meals では、地元食材のグルテンフリー・プラントベース料理を提供し、食を通じて土地と生産者をつなげています。宿泊施設 6ishiki art & sauna では一組限定の古民家で、サウナとアートを融合した滞在体験を設計し、地域との継続的な関係を生み出しています。

空き家群はアーティストのスタジオや店舗として活用が進み、行政や地域コミュニティーとも連携しながら創造的循環を地域全体に広げています。代表の田中英行はアートと事業経営を往還する「アートプレナー」として、新しい価値と持続的な経済循環を実現しています。

再生された古民家外観
no-mu art and meals
6ishiki art and sauna

審査員からの講評

<審査員(敬省略)>

・大林 剛郎  大林組取締役会長 兼 取締役会議長/公益財団法人大林財団理事長

・片岡 真実  森美術館館長/国立アートリサーチセンター長

・塩見 有子  NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]ディレクター

・寺瀬 由紀  アート・インテリジェンス・グローバル Founding Partner

・永田 暁彦  UntroD Capital Japan 代表取締役社長

・日比野 克彦 東京学藝大学長

・福武 英明  ベネッセホールディングス取締役会長/公益財団法人福武財団理事長

<全体総評>

それぞれの地域性を活かしながらアートやアーティストと共創することで、経済的価値の創出につながった。行政や地域住民を巻き込むことが継続・発展のポイントであった。(ローカルインパクトカテゴリー)

本アワードは、アート×ビジネス領域での知見、実績をもつ以下7名の有識者が多角的な助言や審査等に携わっています。(※50音順・敬称略)

Qe to Hare(ケトハレ)について 

Qe to Hare(ケトハレ)は、問いから未来の価値を創出する「クリエイティブ・クエスショニング・カンパニー」です。「For New Perspectives ― 新しい豊かさを見つけるために」をミッションとして掲げ、社会が抱える課題の深層に潜む本質的なテーマを可視化し、アートや多様な視点を活かした独自のアプローチで新しい問いを生み出しています。

当社は、企業・地域・組織に対して、ビジョン策定、ブランド戦略、組織変容支援などの伴走型ソリューションを展開しています。言語化されていない価値や潜在的な課題を、対話・リサーチ・クリエイティブ実装を通じて抽出し、唯一無二の変容体験として機能する共創プロセスを提供しています。

また、地域資源や自然環境との関係性を再構築し、持続可能な社会のあり方を問い直す取り組みを進めています。アートや文化を媒介に、ローカルコミュニティの価値循環や関係人口の創出を目指し、新たな社会像の実装を支援することで、社会課題の解決と共創の可能性を広げています。

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会社概要

株式会社Qe to Hare

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URL
-
業種
サービス業
本社所在地
京都府亀岡市大井町並河2丁目37-8
電話番号
090-6055-5947
代表者名
田中英行
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年08月