ソーラーシェアリング「68.5%賛成」|全国200名にアンケートを実施

株式会社GRITZ

太陽光発電のお役立ちサイト「アスグリ」を運営する株式会社GRITZが、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に関するアンケートを実施しました。

農業収益と二重収益の構造を作れるメリットがある一方で、FITが縮小していることから採算が取れなくなってきているため、その意義について検討されています。


ソーラーシェアリングの現状について200名にアンケートを行い、調査結果をまとめました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「アスグリによる調査」である旨の記載

・出典として、以下のURLへのリンクを設置

https://asuguri.jp/solar-sharing/


このたびアスグリでは全国の男女200名を対象に、「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」についてのアンケートをおこないました。


「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に関するアンケート」

調査期間:2024年6月6日〜6月22日

調査機関:自社調査

調査対象:全国の20代〜70代の男女

有効回答数:200名

調査方法:インターネット上のでのアンケート調査

質問内容:

  1. ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に賛成ですか?反対ですか?

  2. 賛成の理由を選択してください(複数回答あり)

  3. 反対の理由を選択してください(複数回答あり) 

  4. ソーラーシェアリングに賛成、あるいは反対の理由を具体的に教えてください(自由記述200字)

調査結果全文:

https://asuguri.jp/solar-sharing/


  • ヒアリング回答者の性別

・男性:53.0%

・女性:47.0%


今回の調査では、男女比に大きな偏りなく回答を得ることができました。


  • ヒアリング回答者の年齢


・20代:14.0%

・30代:39.0%

・40代:26.5%

・50代:13.5%

・60代以上:7.0%


今回の調査では幅広い年齢層から回答を得ることができました。30~40代の年齢層で55.5%と過半数を占める割合で回答を得ました。


  • ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に賛成ですか?反対ですか?

・賛成である:137名 68.5%

・反対である:41名 20.5%

・どちらでもない:22名 11.0%


今回の調査では、68.5%と大多数の方が賛成と答える結果となりました。反対意見は20.5%にとどまり、ソーラーシェアリングに関してはポジティブな姿勢を持っていることがわかりました。


  • 賛成の理由を選択してください (複数回答あり)137名

①耕作放棄地問題を解決できるから 97件(70.8%)

②売電による安定収入が得られるから 93件(67.9%)

③エネルギーの地域自給につながるから 93件 (67.9%)

④農家の後継者問題を解決できるから 53件(38.7%)

⑤パネルの下で新しい特産物が生まれるから 40件 (29.2%)

⑥その他 6件(4.4%)


賛成の理由としては、「耕作放棄地問題を解決できるから 」70.8%が最も多く、ついで「売電による安定収入が得られるから」、「エネルギーの地域自給につながるから」67.9%となり、ソーラーシェアリングのメリットで収入確保や土地の有効活用について注目を得られていることがわかりました。


  • 反対の理由を選択してください(複数回答あり)41名


①設備費用が高額だから 39件(95.1%)

②環境上の問題があるから(65.9%) 27件

③わざわざ農地の上で太陽光発電をしなくてもいいから 21件(51.2%)

④景観への影響があるから18件(43.9%)

⑤農作業がしにくくなるから 18件(43.9%)

⑥太陽光パネルの下での十分な収穫が期待できないから 16件(39.0%)

⑦その他 10件(24.4%)

⑧周辺の農家・住民から反対があるから 7件(17.1%)


また、反対の意見の中では「設備費用が高額だから」95.1%と最も多く、ついで「環境上の問題があるから」65.9%となり、初期投資の高さや環境への影響について懸念する意見が多く上がりました。


  • ソーラーシェアリングに賛成、あるいは反対の理由を具体的に教えてください(自由記述200字)

一部抜粋:


【賛成している】

具体的な回答の例

①耕作放棄地問題を解決できるから

ソーラー発電を自分で行う場合、購入コストから設置利用するまでのトータルコストが高くつくので、償却コストを考えると二の足を踏んでしまうのが現状です。しかしながら、ソーラーシェアリングを行うことによりトータルコストが安くなるメリットが有る。シェアリングの意味を間違ている可能性があると思っていますが、自分が考えているシェアリンとは(地域住民の出資に対すして、土地を提供し発電を行い電気をシェアすることによる農業用地の有効活用が出来る)と考えていますので、農家の遊休土地の有効利用を考えながら地域の電気代の節約を考えています。(70代 男性)


②売電による安定収入が得られるから

ソーラーシェアリングによる自給や安定収入によって、結果、農業が活性化するのであれば、農地としての継続や、後継者の問題にも効果があるのではないでしょうか。「シェアリング」ですので、農業経営との共存が前提だと考えております。懸念材料としましては、費用対効果や環境、景観の問題などが挙げられるのではないかと思います。個人的には、景観面に抵抗があり、緑の多い自然の中ではうまく馴染めず、どうしても環境破壊のイメージを持ってしまいます。(50代 男性)


③エネルギーの地域自給につながるから

どちらかというと賛成なのですが、ソーラーシェアリングと聞いてすぐに理解出来る人は少ないと思います。私も新聞の特集記事を読んでこの言葉を知りました。もっと一般の人に知ってもらうための広告が必要だと思います。記事の中で設置費用が高くて、なかなか取り入れられない事や、売電価格も安定しない事を知りました。もう少し国や地方自治体などが力を入れて補助金などでサポートすれば取り入れる農家も増え、一般の人にも広く周知され、エネルギーの地域自給につながると思います。そういった期待も込めて、賛成としました。(60代 女性)


【反対している】

①設備費用が高額だから

太陽光を効率的に利用しようという試みは賛成だが、架台が高くなり耐久性も必要なため設備費用が高額になることがネックだし、農作業がしにくくなってしまうという農業として最大のデメリットがあるのでどうなのかなと若干反対意見よりではあります。ですが逆に言えばそれらのデメリットをなくすことができれば、昨今のエネルギー問題を解決する手段の一つとして効果的だし、農業以外での収入源も得られるので経営として見た時にも有利になるのでいいのではいかとも感じてはいます。(30代 男性)


②環境上の問題があるから

環境を売りにしているようですが製造、廃棄段階での環境への影響を全く説明しておらず卑怯さを感じる。新たな利権を生み出しているだけで、消費者にとって電気料金のコストダウンや環境面でのメリットだけをクローズアップしてアピールしているが、マイナス面については何も説明していないので卑怯。中国を利する施策であり、日本人として中国の利益になるようなことを一切の協力はしてはならないと考える。豪雨災害で山の斜面崩壊とパネルの崩壊が映し出されている報道もあり、環境面や安全面でも大きなマイナス。(40代 男性)


③わざわざ農地の上で太陽光発電をしなくてもいいから

農地の上が太陽光発電に適しているとは思えない。農作物とソーラーパネルで太陽光をシェアというのがよくわからない。日に当てない作物のホワイトアスパラなどであれば分からなくもないが、基本的に日あたりがいいからこその農地では?

古くなった太陽光パネルの廃棄費用や生産時の環境負荷を考えるとそこまでエコではないのではと思う。

一般的なソーラー発電設備よりも費用がかさむのにわざわざ農地に設置する意味が分からない。大規模な倉庫や工場の屋根だけでいいのではないか。(40代 女性)



【どちらでもない】

農地の上の空間を有効活用して太陽光発電をすることで収入が増えるなら、農業の経済的な安定にもつながり良いことだといます。また、農業の盛んな地域でエネルギーも同時に自給できればその地域の活性化にもつながり、農業自体の発展にも影響すると思います。しかし、パネルを設置しても収穫に影響がないのか、安定した売電収入が継続して見込めるのかなど疑問もあり、設備費用に対して収入が増えず経済状況が悪化するかもしれないとも思います。試験的に導入されていけばメリットやデメリットがそれぞれ明らかになると思います。(30代 女性)


賛成の部分は、耕作放棄地を上手に活用する、マイナスだった物がプラスに変わるので、全然、有りだと思います。また、パネルの下でも、作物を育てれる所も良いと思います。日本はエネルギー不足なので、自給が増えるのは良い事だと思います。

反対の部分は、詳しくは知りませんが、コレが、国から助成金など援助が出ているなら反対です。国がそういう事をすると、作物を育てるよりも、その方が良いとなったりし、ただでさえ低い、自給率が増々、低くなってしまいます。太陽光発電はとても良いと思いますが、国の方針でやるのは、良くないです。国は、目先の事しか考えていないので、一部の人が得するだけになってしまいます。九州のどこかの山、ソーラーパネルで、とんでもない事になっています。なので、その所有者が、助成金など無しでやる分には良いと思います。

そういう事なので、賛成、反対は、どちらでもどちらでもないになります。(40代 男性)


  • まとめ

・土地の有効活用や農作物に加えての収益源確保をメリットと捉え、賛成が集まっている。

・反対する理由は「設備費用が高額だから」が最も多く95.1%が選択している。

・今後の初期投資費用の軽減や収益性の確保が期待されてる。



※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「アスグリによる調査」である旨の記載

・出典として、以下のURLへのリンクを設置

https://asuguri.jp/solar-sharing/



今後もアスグリはSDGsの取り組みに関する意識について調査を行い、発信できればと考えております。


【アスグリについて】

『アスグリ』では、太陽光発電投資に関するメリットやデメリット、カーボンニュートラルやSDGsの理解を深めるためのコンテンツを公開しております。また、農地の活用方法や売却に関する情報についてわかりやすく解説しています。


会社概要

社名 :株式会社GRITZ

本社所在地 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目16番6号 新宿タツミビル10階

代表者氏名 :濵野博行

資本金 :1,000万円

TEL:03-6380-5788

FAX:03-6380-5747

事業内容 :太陽光発電所開発事業、メディア運営事業(再生可能エネルギー関連情報)

運営メディア:アスグリ(https://asuguri.jp/

ホームページURL:https://gritz2023.com/


<お問い合わせ先>

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業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6丁目16-6 新宿タツミビル10階
電話番号
03-6380-5788
代表者名
濵野博行
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2023年02月