伝統と地球環境を次世代に繋げていくためのプロジェクト第3弾アップサイクル雛人形「彩ひな(irodori-Hina)」を2月5日(月)より50対限定で販売
~人形の町・埼玉県岩槻の「雛人形」とアップサイクル紙糸「TSUMUGI」がコラボレーション~
“ひな祭り” の伝統と地球環境を、次世代に繋げていくためのコラボレーションプロジェクト
江戸時代、庶民の間で広まったひな祭りは、別名「桃の節句」と呼ばれ、人形を作り厄災を祓うという日本古来の伝統文化です。平安時代は人形を川に流す行事でしたが、江戸時代に家に飾るものに変化し現在へと続いています。埼玉県さいたま市岩槻は、約400年前から職人が住み着き、良質な水と雛人形の頭の材料となる桐粉に恵まれたことで、人形の町として人形作りの技術が発展してきました。しかし、近年、飾る/収納するスペースがない、リビングに和の雰囲気があわないなどの理由で雛人形を飾る家庭は減少し人形作りの技術だけでなく、ひな祭りの文化さえも失われつつあります。
こうした中、一般社団法人アップサイクルに参画している「ネスレ日本」や「神戸市」らが推進する使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、人形の町・埼玉県岩槻にある「株式会社 工房天祥」がコラボレーションし、厄を祓い子どもの健やかな成長と幸福を願うひな祭りという伝統文化と地球環境を次世代へつないでいくプロジェクトが発足しました。
子どもの未来、地球の未来への願いを紡ぐ「彩ひな(irodori-Hina)」を制作
ひな祭りに欠かせない雛人形には、「生まれた子どもが健やかで心優しい女性に育つように、そして良いご縁に恵まれ人生の幸福を得られますように」という願いが込められています。
この度、制作したアップサイクル雛人形「彩ひな(irodori-Hina)」は、アップサイクルされた和紙や紙糸といった地球環境に配慮した素材を活用するだけでなく、本体に種が入っているため使用後には捨てずに土に還すことで花を咲かせることができます。「再(Sai)」生された素材と「埼(Sai)」玉の人形の町・岩槻の工房が引き継ぐ伝統文化、未来への種まきから生まれる「彩り」の3つの想いが込められています。
本体には和紙や紙糸、台座には未利用の間伐材が取り入れられ、自然由来で柔らかい印象の雛人形となっています。シンプルなデザインが親しみやすく、モダンな住居に馴染むため、日常生活に溶け込み子どもの成長を見守ります。
商品概要
アップサイクル素材「TSUMUGI」でできた雛人形です。本体は使用後の紙資源や未利用の間伐材でつくられた和紙が、衣装は和紙を紙糸にして織られた生地が使われています。さらに、紙糸を水引にした飾りも添えられています。
本体の和紙にはお花の種が入っており、使用後に土に還していただくことが未来への種まきになります。
「彩ひな(irodori-Hina)」が、ひな祭りという伝統文化を伝えるとともに、子どもの未来と地球の未来を紡いでいきます。
商品名:彩ひな(irodori-Hina)
サイズ:間口(横幅)20cm×奥行14cm×高さ15㎝
販売価格:4,980円(税込)
数量:50対限定
原産国:日本
企画:株式会社工房天祥、一般社団法人アップサイクル
製作:一般社団法人ヤドリギアート、株式会社さん・おいけ
販売:株式会社工房天祥
販売場所
<ショップ>
「株式会社工房天祥」
●住所 埼玉県さいたま市岩槻区愛宕町10-3
●時間10:00~17:00
●URL https://www.hinamatsuri-kodomonohi.com/
「クラフト & テロワージュ」
●住所 東京都文京区春日1-2-3 メトロ・エム後楽園 2階
東京メトロ 丸ノ内線/南北線 後楽園駅より徒歩1分
都営三田線 水道橋駅より徒歩5分
●時間 10:00~21:00
<ECサイト>
「TSUMUGI」商品の販売やイベント情報等を発信するほか
新規コラボレーションの問い合わせも受け付けています。
●URL https://tsumugi-upcycle.com/
参考資料
株式会社 工房天祥とは
人形の町・岩槻(埼玉県)で、お節句人形の製造販売を50年以上続ける人形工房です。内閣総理大臣賞や通産大臣賞など数々の受賞歴があり、皇室や海外王室へも御献上させていただきました。伝統的な技法で昔ながらの良さを残しつつ、現在の生活様式に合わせたデザインも取り入れ、「永く飾りたいひな人形」「毎年、飾りたくなるひな人形」を作り続けています。
一般社団法人 アップサイクルについて
一般社団法人アップサイクルは“現代および将来の世代のために持続可能な社会の実現”を掲げ、日清紡グループのニッシントーア・岩尾株式会社、ネスレ日本株式会社、株式会社工房天祥をはじめとする31の企業や団体(※)からなる企業連携プラットフォームです。※2024年2月2日時点
団体概要
設立日:2023年2月7日
所在地:大阪市中央区本町3丁目
代表理事:森原 洋 (ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維事業本部テキスタイル部長)
理事:嘉納 未來 (ネスレ日本株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長)
副理事:上田 俊友 (TOPPAN株式会社 関西トッパンアイデアセンター本部長)
副理事:海保 学 (シーエヌシー株式会社 代表取締役)
事務局長:瀧井 和篤 (ネスレ日本株式会社)
WEBサイト:https://upcycle.or.jp
プロジェクト「TSUMUGI」について
プロジェクト「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸に生まれ変わらせる取り組みです。紙糸は、天然繊維ならではの柔らかさと、軽量性、吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができます。これまで、ECサイトと後楽園のカフェ「クラフト & テロワージュ」にて、この紙糸を使用したオリジナルTシャツやトートバッグを販売してまいりました。しっかりとした縫製で、みなさまに長く愛用してもらえるようMade in Japanならではの技術が詰まっています。「TSUMUGI」という名前には、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取っていただきたいという想いが込められています。
◇伝統工芸と地球環境を次世代につなぐプロジェクト第 1 弾:プレスリリース https://x.gd/OTzCv
「加賀友禅」とアップサイクル紙糸「TSUMUGI」がコラボレーションした「アップサイクル加賀友禅手ぬぐい」を 12 月 8 日(金)より販売開始
◇伝統工芸と地球環境を次世代につなぐプロジェクト第 2弾:プレスリリース https://x.gd/npj0m
「東京水引」と紙資源・間伐材から生まれた「TSUMUGI」がコラボレーションした「アップサイクル水引」 を1月31日(水)より販売開始
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