スタチン治療環境下での新たな可能性を前臨床で示唆。キューバ産ポリコサノール併用研究が国際学術誌に掲載
脂質関連指標および酸化ストレス関連指標の変化を前臨床モデルで確認
株式会社レイデルジャパンは、当社グループが研究・開発を行うキューバ産ポリコサノールと、脂質異常症治療に広く使用されているスタチン(アトルバスタチン)との併用を評価した前臨床研究の成果が、SCIE収載の国際学術誌『Pharmaceuticals』に掲載されたことをお知らせいたします。
本研究では、スタチン治療環境下における併用時の生理学的変化について、動物モデルを用いて検討しました。

■スタチン単独投与・併用投与を比較した前臨床研究の概要
本研究では、高脂血症および高血糖状態を誘導したゼブラフィッシュモデルを用い、以下の3群について比較分析を行いました。
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スタチン単独投与群
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ポリコサノール単独投与群
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スタチンとポリコサノールの併用投与群
脂質関連指標および酸化ストレス関連指標を中心に、生存率、臓器組織、繁殖関連指標などについて評価を行っています。
■併用投与群で観察された主な生理学的変化

研究の結果、スタチンとキューバ産ポリコサノールの併用投与群において、以下のような傾向が観察されました。
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異常脂質血症に関連する指標の改善傾向
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酸化ストレス関連指標の変化の安定化
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肝臓および腎臓組織の損傷に関連する指標における比較的安定した変化
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生存率、脳および網膜組織、繁殖関連指標においても、単独投与群と比較して安定した傾向
これらの結果は、スタチン治療が行われている環境下でューバ産ポリコサノールを併用した際に生じうる生理学的変化を、前臨床レベルで観察したものです。
■今後の展望
本研究は動物モデルを用いた前臨床研究であり、ヒトにおける有効性や安全性を直接示すものではありません。
今後は、ヒトを対象とした臨床研究を通じて、スタチン治療下におけるポリコサノール併用の臨床的意義および応用可能性について、さらなる検証を進めていく予定です。
■本研究で使用されたキューバ産ポリコサノールについて
本研究に使用されたキューバ産ポリコサノール(Raydel®)は、サトウキビの葉および茎から抽出された脂肪族アルコールの複合体です。
本原料は、消費者庁により以下の機能性表示に関する届出が受理されています。
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総コレステロールおよびLDLコレステロールの低下
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HDL/LDL比の改善
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血圧の改善
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HDLコレステロールの上昇
現在、日本国内では主にドラッグストアを中心に展開されており、薬剤師が対応する健康相談の場などで取り扱われることもあります。
■研究責任者コメント
レイデル研究所 所長 チョ・ギョンヒョンは、次のように述べています。
「本研究は、スタチンとポリコサノールを併用した際に見られる生理学的変化を、前臨床モデルにおいて評価したものです。今後はヒト試験を通じて、その臨床的意義および実用可能性をより明確に検証していきたいと考えています。」
■掲載誌『Pharmaceuticals』について
本研究成果が掲載された Pharmaceuticals は、スイスの学術出版社 MDPI が発行するSCIE収載の国際薬学専門誌です。
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