個人投資家が新社会人に「NISA」を勧める理由。資産運用で後悔しない秘訣は「早く始める」こと

全国の20~80歳の800人が回答した「新社会人に教えたい資産運用」。どんな点が新社会人にお勧めなのか、その回答理由にせまります。

受講者数が90万人を突破したオンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営会社:株式会社トレジャープロモート、東京都千代田区、代表取締役社長:瀬川 丈)では、全国の20〜80歳の800人を対象に、「新社会人に教えたい資産運用」についてアンケート調査を実施しました。

株式投資に取り組んでいる人だけでなく、取り組んでいない人からも圧倒的な支持を得たのは「NISA」でした。

(参考)個人投資家が新社会人に教えたい資産運用ランキング 個人投資家のおすすめは断トツで「NISA」

一体、「NISA」のどんな点が新社会人におすすめなのか? 具体的な回答をご紹介します。

【調査概要】

調査対象:全国の20〜80歳の800人(株式投資に取り組んでいる人:400人、取り組んでいない人:400人)

サンプル数:800人(男性398人、女性402人)

調査期間:2025年2月22日

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社トレジャープロモート

※「株の学校ドットコム」では個人投資家を対象としたアンケート調査を継続的に実施しています。過去の調査結果などは、こちらをご参照ください。https://www.kabunogakkou.com/media/category/voice/

 ※本調査について記事等に引用いただく際には、「株の学校ドットコム」(https://www.kabunogakkou.com/)へのリンクを設定いただけますと幸いです。

新社会人に「NISA」「株式投資」をおすすめする理由

なぜ、新社会人には「NISA」がおすすめなのか? ⾃由記述形式の回答から抜粋してご紹介します。なお、カッコ内の末尾は、回答者が株式投資に取り組んでいるか否かを示しています(以下すべて同じ)。

 「NISA」をおすすめする理由 

  • 「投資を始めると、経済の仕組みや社会を知ることができ勉強になる。また、投資期間は長いほど選択肢が広がるし、税控除も受けられるため」(55歳・女性・取り組んでいる)

  • 「リスクが同様にありますが、長期間の資産運用手法としての積み立てNISAが一番有利だと思います。ドルコスト平均法のメリットに加え、非課税の利点があるからです。大きなプラスになった時点で解約する手もありますから」(71歳・男性・取り組んでいる)

  • 「自分が若い頃から資産運用すればよかったと思っているから」(38歳・女性・取り組んでいる)

  • 「少額から始められるし、年間240万まで非課税なのが良い」(53歳・女性・取り組んでいる)

  • 「貯金をしていても利子の低さから全く貯まらないから」(48歳・女性・取り組んでいる)

  • 「定額で無理なく始めれると思うから」(47歳・男性・取り組んでいる)

NISAをおすすめする理由として多くの人が挙げたのが、NISA口座での株取引で得られた利益については税金がかからない点です。「非課税」税制優遇」「節税」といったキーワードが多く見られました。他にも、「少額」からでも「手軽」に始めやすいことを挙げる声も多くありました。

また、株式投資に取り組んでいる人では、「NISA」を含めた「株式投資」を新社会人へのおすすめとした選んだ人も多くいました。その理由についての回答では、以下のような意見がありました。

 「株式投資」をおすすめする理由 

  • 「儲かるし経済の勉強になる」(34歳・男性・取り組んでいる)

  • 「投資の中で比較的リスクが少なく、投資の基本が学べるから」(79歳・男性・取り組んでいる)

  • 「定期的に一定の金額で購入していけば良いパフォーマンスが期待できる」(65歳・男性・取り組んでいる)

  • 「銀行に預ける余裕が有ったら投資した方が良い」(75歳・男性・取り組んでいる)

  • 「資産運用が楽しくなる」(36歳・男性・取り組んでいる)

  • 「経済の勉強と社会勉強が一緒に出来る」(50歳・男性・取り組んでいる)

「NISA」をおすすめる理由と比較すると、「儲かる」「貯金よりいい」「資産が増える」などリターンに関する声が多く見られます。加えて、経済や投資についての「勉強」として、また、将来への「備え」といった側面への意見も見られます。 

 「定期預金」のメリットは、やっぱり安全 

株式投資に取り組んでいない人では、「NISA」の次に多かったのは「定期預金」をおすすめする声です。 

 「定期預金」をおすすめする理由 

  • 「自分自身も過去に株とかやっていて成功例もあるが損切りした事もあり確実性で言えば月々一定の貯金をしてまとまったらその時の利率の良い1年以内の定期預金で預ける方をすすめる」(63歳・女性・取り組んでいない)

  • 「最も安全だから」(54歳・男性・取り組んでいない)

  • 「まず手堅い方法からやった方がいい」(45歳・女性・取り組んでいない)

  • 「利息が上昇しているから、お金が必要な時にすぐに解約できる、口座から自動引き落としされるので貯蓄しやすいからです」(47歳・男性・取り組んでいない)

  • 「知識がなくても出来るから」(41歳・女性・取り組んでいない)

やはり「安全」「リスクがない」「確実」といった点を強調する声が多く見られました。また、難しい知識もいらず、簡単に始められる手軽さをおすすめする声のほか、今後の「金利上昇」を期待する声もありました。

 新社会人に資産運用は早い? 

新社会人に教えたいこととして「資産運用はしないほうがいい」を選んだ人も、全体の26%にあたる208人いました。株式投資に取り組んでいる人では33人(8.3%)、株式投資に取り組んでいない人では175人(43.8%)です。その理由とは? 

 「資産運用はしないほうがいい」と考える理由 

  • 「新社会人はまだ経済に慣れていないから」(71歳・男性・取り組んでいる)

  • 「リスクが伴うのでもっとよく理解してからがいいとおもうので」(72歳・女性・取り組んでいる)

  • 「新社会人が資産運用できるほどお金を持っているとは思えないから」(44歳・女性・取り組んでいない)

  • 「自分が利用したことがないためオススメできないから」(29歳・男性・取り組んでいない)

  • 「現在の世の中先が読めないからです」(45歳・男性・取り組んでいる)

 株式投資に取り組んでいない人では、やはり「自分がやっていないから」「難しそう」「興味がない」といった意見が目立ちました。その一方で、リスクや損失を心配する声や新社会人ならではの経済的理由(お金がない)のほか、「まだ早い」「世の中のことを分かってからのほうがいい」という、人生の先輩からの意見も見られました。

 最大の後悔は「もっと早く始めれば良かった」 

今回の調査では、資産運用について「後悔していること」についても尋ねてみました。株式投資に取り組んでいる人・取り組んでいない人ともに、最も多かった回答は「後悔していることは特にない」。それに続いたのが「もっと早く始めていれば」で、知識不足・情報不足に関する後悔も多く見られました。

 「もっと早く始めれば良かった」 

  • 「若い頃に資産運用の知識があって、資産運用に対して抵抗がなければもっと貯蓄が増えていたと思う」(65歳・男性・取り組んでいる)

  • 「昔投資信託をした時に、損をしたので、避けていたが、分散投資で運用し始めた時に一番利益が出た(出ている)ので、もっと前に運用を始めていたら良かったと思う」(58歳・女性・取り組んでいる)

  • 「始めたのが遅かったので、上がった時期の儲け額が少なかった」(39歳・女性・取り組んでいる)

  • 「もっと若いころから資産運用について勉強していればよかった」(36歳・男性・取り組んでいない)

  • 「少額でもいいので若い頃から定期預金をしておけばよかったと後悔しています」(47歳・男性・取り組んでいない)

 「知識不足・情報不足」 

  • 「早く始めたいと焦るあまり知識をしっかりつける前に投資を始めたので、今なら買わないものを保有してしまった」(41歳・女性・取り組んでいる)

  • 「もっと若い時に投資の知識を知ることがあればよかった)(52歳・男性・取り組んでいる)

  • 「小額からでも始めておけばそういった経験が早く積めたから」(45歳・男性・取り組んでいる)

  • 「いろんな事を知ってたらリスクを考えながら資産運用ができたかも」(72歳・女性・取り組んでいない)

  • 「若いうちからお金の知識を身につけておくべきだった」(47歳・女性・取り組んでいない)

  • 「株式を勉強していたら、大金持ちになっていた可能性がある」(73歳・男性・取り組んでいない)

この他に、株式投資に取り組んでいる人からは、「リスクの高い商品で損をした」や「売買のタイミングによる失敗」「(証券会社などの)担当者任せで損失が出た」といった声も見られました。

一方、株式投資に取り組んでいない人からは、「資産運用を何もしなかったこと」そのものを悔やむコメントが多く見られたほか、「元手を作れなかった(作らなかったこと)」への後悔もうかがえました。

 少額でも早く始めて後悔しない資産形成を 

今回の調査では、新社会人におすすめしたい資産運用について様々な意見が寄せられました。株式投資に取り組んでいる人と取り組んでいない人では、リターンやリスクに対する考え方に違いが見られるものの、いずれも「後悔していることは特にない」という意見が多数となったことは、自身の考えに従って後悔のない行動をできている人が多いからでしょうか。

ただ、その一方で、後悔していることに対する回答からは、切実な思いも伝わってきます。なかでも、「もっと早く始めておけば…」という声は、そのまま新社会人への警鐘と言えるのかもしれません。特に株式投資は時間が有利に働くことが多いため、少額からでも早く始めることが一般的にも推奨されます。

株の学校ドットコムでは、資産運用における株式投資のメリットを広く伝えるとともに、株取引による資産形成を目指すすべての人が、自身に最適な方法を学び、望む結果を得ることができるよう、今後もより良い情報発信に努めてまいります。

 株の学校ドットコムについて https://www.kabunogakkou.com 

2002年より、投資勉強会として投資・金融に関する各種セミナーを開催。2009年からは、オンライン形式の株式スクール「株の学校ドットコム」として、より幅広い層に向けた投資教育・情報発信を行っています。現役のトレーダーを講師に迎え、あくまで本質にこだわった講義が多くの支持を得ています。講座の受講者数は累計90万人を超え(2025年3月現在)、同種のサービスとして国内最大級の規模を誇っています。

 ■株の学校ドットコム金融教育研究所について 

近年、国民のライフプラン多様化に伴う金融リテラシー向上が課題とされ、さまざまな金融教育が広がりつつあります。しかしながら、学習者が必ずしも適切な教育機関と出会えているとは言えない現状があります。そこで、株の学校ドットコムでは金融教育研究所を設立し、金融教育を必要とする学習者がライフステージとライフプランに合わせた適切な教育者に出会えることを目的とした調査・研究を行っています。 

 ■トレジャープロモートについて 

投資・トレード教育、企業経営・起業家教育に主軸を置いたコンテンツの企画・制作、それらを効率的かつ効果的に学習するためのシステム開発・運営、広く届けるためのメディア運営などを行っています。オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」、株式投資・トレードの情報サイト「かぶまど」の運営のほか、脳科学の視点を取り入れて独自に開発したオンライン学習システム等の提供も行っています。

 ■会社概要 

社   名:株式会社トレジャープロモート

 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階

 代 表 者:代表取締役社長 瀬川 丈

 設   立:2005年12月26日

 電話番号 :03-3216-7354(代)

 資 本 金:5,000,000円

 従業員数 :23名(業務委託スタッフ含む)

 事業内容 :投資教育事業/セミナー開発事業/コンサルティング事業/メディア運営事業/金融商品仲介業

ホームページ:https://www.tpromote.com

  

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 □金融商品仲介業者

  商  号:株式会社トレジャープロモート

  登録番号:関東財務局長(金仲)第581号

 □所属金融商品取引業者

  商  号:株式会社SBI証券(金融商品取引業者、商品先物取引業者)

  登録番号:関東財務局長(金商)第44号

  加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

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証券・FX・投資信託
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会社概要

URL
https://www.tpromote.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
電話番号
03-3216-7354
代表者名
瀬川丈
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2005年12月