障がい者や就労困難者が働ける「居場所」として、在宅診療所が本格的な「つぼやきいも」とコーヒーを味わえるレトロカフェをオープン!
― 楽しみながら働き、働いた分だけカタチになって返ってくる―
江戸川区を拠点に在宅医療を展開している医療法人社団しろひげファミリー しろひげ在宅診療所(本社屋:東京都江戸川区、理事長:山中 光茂、以下:当法人)は、2025年10月1日(水)に江戸川区江戸川6丁目にて多機能型事業所(就労継続支援B型事業所/就労移行支援事業所)となる「ひげぞーおもいでファクトリー(当施設)」を開所いたしました。当施設は、つぼやきいもとコーヒーにこだわったレトロなカフェ「ひげぞ~のおいもとコーヒーファクトリー(以下、当店舗)」も併設しており、世代や社会的背景に関係なく、地域の人たちが社会とつながる居場所にもなっております。

“懐かしいけど、新しい” ひげぞーおもいでファクトリーの背景
当法人は2018年の開院以来、年間1,500名を超える患者様の診療を行ってきましたが、終末期を自宅でお迎えする患者様だけでなく、ひきこもり状態や不登校など自宅から出られない若年層の患者様の割合が年々増えており、現在では全患者数のうち約2割ほどが精神科の診療となっております。こうした現状より、しろひげファミリーでは、地域に根差した社会貢献活動の拠点「しろひげ・べーす」や中間就労支援など、医療・福祉の社会制度にはまらない人たちへの「居場所」づくりも行ってきました。
そして今回、医療法人で培ったノウハウを活かし、地域の誰もが集まってホッとできる「居場所」かつ、こころに障がいがある人や就労困難者が働き、頑張りを実感として得られる「居場所」としてカフェ兼就労施設「ひげぞーおもいでファクトリー」をオープンすることとなりました。
「ひげぞーおもいでファクトリー」について
地上3階建ての当施設は、1階がカフェスペース、2階がB型作業所の作業スペース、3階が就労移行支援事業の作業スペースとなっております。1階の店舗スペースは、B型事業所の通所者が商品の調理・販売・接客を通じた店舗運営を行い、その売り上げが毎月の工賃として利用者へ配分されるため、頑張った分だけ自身の成長としての実感や賃金として返ってくる仕組みとなっております。


また、当店舗はメニューにもこだわっており、独自の配合をしたコーヒー「ケニアブレンド」や産地から厳選したさつまいも「紅はるか」「シルクスイート」の壺による焼き上げなど、一般の消費者をはじめ、お芋やコーヒー好きの方にも満足いただける商品をご用意しております。


3階の就労移行支援では、医療の専門職者による講義や、在宅診療所での実際の業務を活用した実習を提供し、就職に向けた強み・弱みなどの理解を進めていきます。医療機関で就労体験をするため、障がいに理解がある職員のもとで適切なサポートを受けながら作業をすることができます。
【店舗概要】
・店舗名 :ひげぞ~のおいもとコーヒーファクトリー
・所在地 :東京都江戸川区江戸川6-32-58
・営業時間:平日10:00~15:00
・連絡先 :03-6808-0529
・公式サイト:https://higezo-factory.com/
・公式Instagram:https://www.instagram.com/shirohigefamily/
【多機能型福祉事業所(就労継続支援B型・就労移行支援)概要】
・施設名:ひげぞーおもいでファクトリー
・所在地:東京都江戸川区江戸川6-32-58
・定員数:就労継続支援B型(定員20名)/ 就労移行支援(定員10名)
・連絡先 :03-6808-0529(受付時間 平日 9:00~16:00)
10月1日開催の内覧会・開所式について
当施設開所にあたり、初日となる10月1日(水)には内覧会と開所式を開催。内覧会では、1階のカフェスペースだけでなく普段は入れない2階の作業エリア・3階の就労移行エリアまでを開放し、働くことを通じた居場所を実際に見学していただきました。
また、当施設開所を記念した開所式では、関係者を招き、当法人理事長・山中のあいさつや施設紹介、当事業所で実際に働く予定の利用者様をご紹介。地域のお客様も見守る中、和やかで明るい雰囲気でテープカットも行いました。


医療法人社団 しろひげファミリーについて
医療法人社団 しろひげファミリーは、江戸川区を中心に浦安市、市川市、葛飾区、江東区などの“江戸川エリア”で、24時間365日体制の在宅医療を展開する『しろひげ在宅診療所』を中心に、常勤スタッフによる医療・看護・介護を手掛けています。年間患者数は約1,500名と、単独の在宅診療所としては日本最大級の規模となっており、どのような疾患、どのような状態でも受け入れる病院と変わらない質の医療を在宅で提供することが可能です。また、当法人では心療内科・精神科として、ひきこもりの方々や精神疾患を持つ方々の医療的サポートを提供。ひきこもり患者の居場所づくりとして、江戸川区と連携したひきこもり支援事業も行っています。
当法人が何よりも大切にしているのは、「患者様とご家族の心に寄り添う姿勢」です。医療者の価値観よりも患者様とそのご家族の価値観を重視し、幸せな在宅の時間をつくるよう心掛け、患者様とそのご家族の「生き方」や「幸せの形」に合った在宅での生活をご提案しています。
【医療法人社団 しろひげファミリー 法人概要】
理事長:山中 光茂(やまなか みつしげ)
法人所在地:東京都江戸川区東瑞江3-55-11
設立: 2018年
事業内容:
しろひげ在宅診療所(訪問診療/内科・外科・心療内科・精神科)
しろひげファミリー 訪問看護ステーション(訪問看護)
しろひげファミリー 痛みと幸せに寄りそう介護相談室(居宅介護支援)
しろひげファミリー ~ココロとカラダのケア~認定栄養ケア・ステーション(訪問栄養指導)
しろひげレンジャー24時(訪問介護)
しろひげ・べーす(社会貢献事業)
ひげぞーおもいでファクトリー/ひげぞ~のおいもとコーヒーファクトリー(多機能型事業所)
理事長 山中 光茂について

(経歴)慶応義塾大学法学部法律学科、群馬大学医学部医学科卒業。アフリカ各地域で医師として孤児支援や医療支援に従事。2009年には、当時、全国最年少市長として松阪市長に就任。2期市長を務めた後、いしが在宅ケアクリニックにおいて、重度の末期がんの患者を中心とした「看取り」までの在宅医療に携わる。また、地域づくりや地域包括ケアなど全国各地で講演や自治体研修なども行う。2018年より、医療法人社団 しろひげファミリー理事長。
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