ROJE、未来の教育実践を行う学校への伴走支援プロジェクトに参画。7/30に伴走に向けた研究者向けイベントを開催
日本OECD共同研究の一環で、生徒たちが国内外の学校とつながりながら進める新しい教育実践に伴走し、学校現場の研究サポートを行います。
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)が運営する「みんなの教育シンクネットワーク Edu Lab」(以下「Edu Lab」)は、東京学芸大学が経済協力開発機構(OECD)と取り組む「日本OECD共同研究」(事務局:東京学芸大学、経済協力開発機構(OECD))に参画しています。
その一環である、OECD Education2030プロジェクト「プロジェクト∞無限大(Project∞Infinity)」では、研究者が学校に伴走しながら、「Well-beingあふれる学校」について、共通のビジョンを持つ国内外の学校や生徒をマッチングし、様々なテーマや取り組みにより、「カリキュラム開発」と「新しい評価」の実証研究を行います。
7/30(日)には、参画を検討される研究者の方々に向けたイベントも開催いたします。ぜひ奮ってご参加ください。
(申込フォーム:https://forms.gle/AZ9v45RRgGyfcg3q7)
「プロジェクト∞無限大(Project∞Infinity)」とは
異なる国の生徒たちが、OECDラーニング・コンパス (学びの羅針盤2030)を手に、自らの無限大の可能性を信じて、より良い未来を共創する「国際的なproject-based learning(以下、「国際PBL」とする)」の実践を通じて、2030年の世界を豊かな未来へと創造できる教育の社会実装を目指します。
日本から世界に提唱したOECD東北スクールプロジェクトのスピリット「過去を超える、常識を超える、国境を超える」を継承した取組で、国際PBLを通じ、3つの壁(課題)「学校内の壁、学校を超えた「縦・横・斜めの制度のつながり」に関する壁、制度を超えた「暮らし・空間のつながり」の中にある壁」を超え、公平でインクルーシブな社会を実現していくためのプロジェクトです。
参画する研究者の方々とは、①カリキュラム開発、②インパクト評価及びコレクティブ・インパクト研究、③生徒/教師/学校のウェルビーイング、エージェンシー及びコンピテンシー理論・実践に関する研究を、文献調査に限らず、マルチステークホルダーによる対話を通して進めて参ります。
イベント開催のお知らせ
7/30(日)に「プロジェクト∞無限大(Project∞Infinity)」への参画に興味をお持ちの研究者の方々を主な対象として、ワークショップ型のイベントを開催いたします。
<OECD Education 2030「プロジェクト無限大」夏の研究会議>
・日時:7/30(日)10:00〜18:00
*会場にお越しの皆様とは、会議後に懇親会(任意参加・会費制)も予定しています。
・会場:東京学芸大学(大学院アクティブ・ラーニング棟)+オンライン(Zoom)のハイブリッド
・対象:本研究に関心のある研究者の方。関心が高い場合は、一般の方もご参加可能です。
・申込:ご参加は下記のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/AZ9v45RRgGyfcg3q7
・内容(予定):

時間 | テーマ | 主な内容 |
10:00-11:00 | 「初めまして」タイム! | オープニング 自己紹介 |
11:00-12:00 | 「そもそも」タイム! 日本OECD共同研究全体像や、OECD本体のE2030研究など「そもそも〇△□って何?」を明らかにしよう! | “日本OECD共同研究”とは? “OECD Future of Education and Skills 2030 project”とは? “OECDプロジェクト∞無限大”とは? “壁のないあそびbA〜若手研究者エンパワZa”とは? |
12:00-14:00 | Lunch+Activities | (内容企画中) |
14:00-16:00 | 「俯瞰」タイム! 世界の研究の潮流から、日本におけるR&Dの課題(壁)と可能性を俯瞰してみてみよう! | 人文(その中でも教育)、若手研究者、国際共同、政策研究、研究資金調達についてなど |
16:00-18:00 | 動き出そう「作戦」タイム! | ・国際共創プロジェクト無限大の研究部門について ・出口戦略、アウトプットの目線合わせ(カリキュラム分析&評価に関する研究の両輪) ・現状の共有(夏の各種ワークショップ、海外パートナー校と日本参加校の情報等) ・個々人の日本OECD共同研究/無限大に関する研究フォーカス等〜 ・若手研究者の眼WSシリーズ化、翻訳グループ始動など |
日本OECD共同研究について
国⽴⼤学法⼈東京学芸⼤学(学⻑:國分充、⼩⾦井市)は、経済協⼒開発機構(OECD)と共同研究の⼀環として、OECD東北スクールの直系後継事業に相当する「日本OECD共同研究」を実施しています。「日本OECD共同研究」は、OECD⽇本共同研究プロジェクトⅢプロポーザルの枠組みのもと、学びの主体である児童・⽣徒・学⽣たちが2030年の世界を豊かに⽣きていけるよう、教育の⽬的、学校の在り⽅の本質を問い直し、より良い未来を実現するための教育のあり⽅を模索、実装していきます。
国内外の学校(教員、児童・⽣徒・学⽣、保護者等)、⾃治体、教育委員会、研究者、⼤学・教育研究機関、企業、省庁、NPO・個⼈等の多様な関係者との協働により実践・研究・政策を推進し、⾃律分散交流型の新しい教育研究推進システムを創出するとともに、学校教育・社会教育における新たな価値を先導的・実践的に創造し共有すること(コレクティブインパクト)を⽬指す取り組みです。
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)について
「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っています。現在は教員・教員志望学生向けのウェブサイトを運営する「メディア・コンテンツ領域」、関東圏・関西圏の小中高等学校へのボランティア派遣や出前授業を実施する「学校ソリューション領域」、被災地の子ども支援および未災地の防災教育に取り組む「災害と教育領域」、教育の最新の知見を提供する「イベント・コミュニティ領域」、オンラインを活用した子ども・若者支援に取り組む「ピアサポート領域」の5領域で活動を展開しています。
【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人日本教育再興連盟
本部所在地:101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402
代表:鈴木寛・陰山英男
事業内容: ウェブメディアの運営、学校ボランティアの派遣、出前授業の実施、災害支援など
設立: 2005年12月(法人登記:2007年10月)
本件に関するお問い合わせ先
下記までご連絡ください。
担当:NPO法人ROJE 伊藤
MAIL:thinknet.info[a]roje.or.jp
※[a]の部分を@に変換をお願いいたします
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