ゲームサウンドデザイナー草野洋秋の個人プロジェクト「Happy Sad」、イタリアのレーベルEpictronic Recordsよりアルバムを世界同時リリース。海外逆輸入デビュー。
世界10カ国の旅で得た景色や生活、現地で購入した伝統楽器の音や記憶をコラージュした、実体験に基づく音楽アルバム作品『The World is Grand When We See』が配信開始

■ 国内外での経験を経て、イタリアのインディーズレーベルより発表
ゲームオーディオ業界で15年以上にわたりサウンドデザインや実装、ディレクションに携わってきた草野洋秋(くさの ひろあき)による音楽プロジェクト「Happy Sad」は、2026年6月11日、イタリアの音楽レーベル『Epictronic Records』より、ニューアルバム『The World is Grand When We See』を世界同時配信リリース致しました。
今回アルバムのリリース元となるEpictronic Recordsの主宰者カルロ・ベロッティ氏は、本作について「従来のソングライティングの枠組みを超えた視点、そしてすべての楽曲の背景にある深みと明確な芸術的アイデンティティがある。感情に対して誠実なアーティストだ」と言及しています。
■ 画面越しの情報ではなく、旅の「一次情報」を音のテクスチャーに
本作のタイトル『The World is Grand When We See』は「私達が主体的に見つめ、理解しようとする時、世界は壮大である」という草野自身の思想が背景にあります。
草野はここ数年、ドバイ、トルコ、ウズベキスタン、ベトナム、マレーシア、ギリシャ、カンボジア、中国、バリ、マルタなど世界各地を旅し、現地の生活や歴史に触れてきました。各土地で直接買い付けた異文化の伝統楽器や、デジタルなグリッドに縛られない独自の配置手法でアレンジ。フォーク、アンビエント、ポストクラシカル、トリップホップの要素を内包した、映像的なリスニング体験を構築しています。
■ 縁のあるクリエイターやライターによる、作品への寄稿コメント
本作のリリースにあたり、草野のこれまでの歩みや音楽性を知る友人・知人たちから、作品へ向けた言葉が寄せられています。
〇カルロ・ヴェロッティ / Carlo Bellotti (Epictronic Record)
従来のソングライティングの枠を遥かに超えたビジョンを持ち、並外れた才能を持つ日本人アーティスト、HAPPY SADとのコラボレーションを発表できることを、私たちは大変光栄に思います。私がすぐに心を奪われたのは、音楽そのもののクオリティの高さだけでなく、すべての楽曲に込められた深み、繊細さ、そして芸術的なアイデンティティでした。HAPPY SADは、現代において極めて稀少となったタイプのアーティストです。真摯で教養があり、感情に対して正直であり、あらゆる形態の創作活動に深く身を捧げています。
私達は、HAPPY SADが世界中でより広く認知されるべきだと心から信じており、彼の音楽を世界中の新しい聴衆に届ける手助けができることを大変嬉しく思っています。
〇山田裕康 / Jeffrey Yamada氏(音楽ライター、翻訳者):
乖離と必須。
Happy Sad は様々な文化や体質の中で、一生に一度きりの出会いや瞬間を大切にするという意味である。そこには決意、信念がある。草野洋秋は、また旅に出る。
〇蛭子一郎 / Ichiro Ebisu 氏(Sound Designer):
Happy Sadの集大成といえるこのベスト盤は、まさに「ぜひ聴くべき一枚」だ。
音を聴いているだけで目の前に鮮やかな映像が浮かび、まるで世界を旅しているかのような気分を味わえる。インストから歌ものまで、一曲一曲に異なる世界観がありながら、それらが見事に「Happy Sadの世界」として一つにまとめられている。
サウンドデザイナーの側面を持つHappy Sadだからこその、色々な音がまぶされた面白い楽曲達は、聴くたびに新たな発見があって実に楽しい。生楽器の心地良い演奏の中に、どこか物悲しく哀愁を感じさせる絶妙なサウンド。ファンはもちろん、初めてHappy Sadの音楽に触れる人にも、ぜひ届いてほしい最高の一枚である。
〇石綱淳泰 / Atsuhiro Ishizuna 氏(Sound Designer, Composer):
ギタリストであり、ボーカリストである彼が、幅広いジャンルを横断しながらも「自分らしさ」を貫く姿勢には敬意を表したい。楽曲の端々に垣間見えるのは、ゲームクリエイターとして培った緻密な情景描写と構築のスキルだ。この奥行きこそが、今作の真骨頂といえる。
余談だが、彼が紡ぐ繊細で真摯な楽曲の世界観と、本人と対面した時のあの「軽さ」――そのギャップが何とも面白い。いい意味で、深みのある音楽を鳴らす人物が、実際はこれほどまでに軽快なキャラクターであるという事実は、彼というアーティストをより魅力的にしている。
特に『Lily (2026mix)』は格別だ。別れを抱えつつも、未来へ向かって歩みを進める力強い心情描写には、聴くたびに背中を押される。
アーティストとしてのHappy Sad、そしてクリエイターとしてのHappy Sad。その両面が色濃く刻まれた、聴き応えのある一枚。ぜひ、音の細部まで浸ってほしい。
〇Noboru Mutoh 氏(Music Producer / Sound Designer):
彼の人生と音楽への哲学が詰まったアルバム。
〇八尋裕司 / Yuji Yahiro 氏(CG Artist):
Happy Sadの音楽を長く聴いてきた友人のひとりとして、この『The World is Grand When We See』はとても感慨深い作品だ。
初期のHappy Sadにはロックバンドとしての衝動や熱量があった。その後、旅やゲームサウンドデザインの経験を重ねるなかで、彼の音楽はさまざまな景色を取り込みながら変化を続けてきた。本作にもその歩みが色濃く表れている。フォークやアンビエント、ポストクラシカルへと表現を広げながらも、そのどれもが不思議なくらいHappy Sadらしく、長く聴いてきた今でも驚かされるばかりだ。
柔軟さと、常に音楽性を更新し続ける姿勢からは、今もなお新しい表現へ向かい続ける草野くんらしさを感じる。ただ、それらの変化は決して方向転換ではなく、「人の心に残る風景を音で描く」という草野洋秋らしいテーマを、より深く掘り下げていく過程だったように思う。
そして『The World is Grand When We See』は、その歩みの先に生まれた作品だろう。ドバイやトルコ、ウズベキスタン、ベトナム、マレーシア、ギリシャ等を旅するなかで出会った景色や空気、人々の営みが静かに溶け込み、これまでのHappy Sadの音楽がひとつの風景として結実しているように感じる。
タイトルが示すように、世界は広い。でも、その広さは実際に歩き、自分の目で見たときにはじめて実感できる。このアルバムは、そんな当たり前で大切なことを、押しつけがましくなく思い出させてくれる。草野くんがこれまで見てきた風景や、そこで出会った時間の流れ、そしてまだ僕らの知らない世界の豊かさを感じさせてくれる一枚だ。
【アルバム概要】
アーティスト名: Happy Sad(草野洋秋)
アルバムタイトル: 『The World is Grand When We See』
レーベル: Epictronic Records(イタリア)
リリース日: 2026年6月11日(木)世界同時配信
配信スマートリンク: https://orcd.co/twgwws
Happy Sad ホームページ:https://happysadsong.com/
▼▼▼詳細はHappy Sadのホームページをご覧ください:
・Happy Sad ホームページ
・YouTube
https://www.youtube.com/user/happysad930
https://www.instagram.com/happysad_kusano/
https://www.facebook.com/HappySadKusano/
・Twitter / X
[Happy Sad / 草野洋秋について]
作曲作詞、歌、楽器、録音、ミックス、サウンドディレクションまで一人で行うというスタイルで活動する サウンドデザイナー/シンガーソングライター。2013年、表参道ヒルズにて開催されたMTVとLenovo 主催のクリエイターコンテスト「CO:LAB」にて、自作曲 「Everyday 」が国内DJ部門優勝/ファイナリストに選出された。平行してゲームサウンド制作会社・ゲームパブリッシャー複数社においてサウンドデザイナー/ディレクター職としてゲームサウンド制作に参加し、スマートフォンやコンシューマーのゲーム作品、 アーケード作品等に多数関わる。
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