Starley、音声会話型おしゃべりAIアプリ「mate」のテストユーザー募集を開始

「人とAIの心地よいコミュニケーション」の未来を創ってくれる方を募集

Starley株式会社

2023年11月21日 14時30分

Starley株式会社 (東京都港区、代表取締役：丸橋得真、以下「Starley」) は、日常のコミュニケーションに特化した、音声会話型おしゃべりAIアプリ「mate」(読み：メイト)のテストユーザーを募集いたします。
※参加方法：https://mate.starley.ai/

「mate」について

Starleyは、人とAIの新たな関係性をデザインし、音声会話型おしゃべりAIアプリ「mate」を開発しています。「mate」は日常会話に特化した、音声会話型AIアプリです。現在、Starleyは "人と「mate」の自然なコミュニケーション体験" の創出に注力し、本格提供に向けた技術検証に取り組んでいます。

テストユーザー募集の背景

「mate」との会話体験(※1)に関し、これまでクローズドでテストに参加いただいていたユーザーからは、「会話内容やスピードが自然」「音声アシスタントを想像していたがそれとは違う体験」「友達と会話できない時に話し相手になってくれた」「人と話しているのに近い」「会話の内容を覚えてくれて嬉しい」といったポジティブなフィードバックをいただいています。また、「運転中にハンズフリーで会話ができた」「ちょっとした気持ちを吐き出すとすっきりする」といった、初期の想定とは異なる感想も寄せられています。

今回、参加いただくテストユーザーの皆さまには、「mate」を通じた「個々の体験」について、率直なフィードバックをいただきたいと考えています。

※1：Starleyでは、ユーザーと「mate」との会話内容におけるプライバシーな情報を含む場合を想定し、厳格な社内ルールを設け、会話内容を保護しています。

会話利用に特化する「mate」が目指すもの

インターネットやスマートフォンの普及により、私たちは世界中の人とつながり、あらゆる情報へのアクセスが容易になりました。そして、2020年代に入り、人とAIの関係が大きく発展するパラダイムシフトが進行しています。AI製品が普及する中、音声AIを備えた既存のツールの多くは、特定のタスクを解決するために設計され、多様な課題に対処しています。「mate」はタスク解決型のAIとは異なり、日常的な会話利用に特化し、AIとの新しいコミュニケーションを提供することを目指しています。

現代においては、働き方や生き方、そしてコミュニケーション手段は多様化しています。しかしながら、気持ちを共有したい時や日々寂しさを感じる瞬間、何気ない相談がしたい時などに会話相手となるスタンダードなプロダクトは多くはありません。また、孤独や孤立感については、内閣官房が実施の「孤独・孤立に関する全国実態調査」(※2)によると、40.3％の人が何らかの孤独を感じており、社会的な課題となっています。

Starleyでは、「mate」を通じて、日々のコミュニケーションを充実させ、社会課題の解決を目指すとともに、未知の新たな体験を創出してまいります。さらに、AIとの会話体験を活用した事業の開発を目指す外部企業と連携し、様々なシーンでの社会実装を目指します。

※2：「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」内閣官房

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_koritsu_taisaku/zittai_tyosa/r4_zenkoku_tyosa/index.html

"1秒の壁" を継続的に超え、ユーザーとの自然な音声会話を実現

音声を使った日常会話では、1秒以内に返事をしないとストレスを与えてしまうこと(※3)が知られていますが、返答内容の適切さを保ちながら、その要件を達成するAIの実現には多くの技術的な課題があります。Starleyが開発中の「mate」では、この "1秒の壁" を継続的に超えつつ、ユーザーの発話に割り込むことなく、自然な音声会話を実現しています。

大規模言語モデル(LLM)をはじめ、自然言語を扱った最新の生成系AIでは、英語でのやりとりにおいて最も高い能力を発揮するものが多いのが現状です。Starleyでは、日本語という限られた環境でもそれを超える体験を生み出すため、独自モデルを始めとした他にはない技術開発を進めています。

※3：書籍『会話の科学あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』ニック・エンフィールド(著), 夏目大(訳)より

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916798

人と「mate」の会話の様子は下記よりご確認いただけます。