「里海保全×地域活性化」ー大学生140人の若い力と地域の魅力が生み出す日生諸島の”にぎわい”
岡山県備前市日生諸島に全国の大学生が集結!!鹿久居島での海岸清掃やひなせかき祭の運営補助を通じて、人と自然の共生による里海の保全から始まる地域活性化に取り組みます。
NPO法人国際ボランティア学生協会(略称:IVUSA、東京都世田谷区、代表:下村誠)は、地域住民の方々と協力し、次世代へとつながる日生諸島の未来を作るための活動を実施します。2月20日から23日の4日間、岡山県備前市日生諸島にて、全国から集まった大学生140名が里海の保全を目的として、鹿久居島清掃活動や「ひなせかき祭」の運営補助を行います。また、学生主体のワークショップを開催し、里海保全を担う語り部の養成にも取り組みます。

【活動背景】
岡山県備前市にある大小13の島々からなる日生諸島は瀬戸内海国立公園に指定されています。しかし、高度経済成長期の海洋汚染によりアマモ場が減少し、海の生態系は大きな影響を受けてきました。現在では、地域の漁師の方々が、水質浄化に寄与する牡蠣の特性に着目し、アマモ場の再生を通じて、里海保全に取り組んでいます。このように、人の手が加わることにより生物生産性や生物多様性が高められた沿岸部のことを「里海」と呼び、日生諸島はその代表的な存在として知られています。一方で、地域の過疎化による里海保全の担い手が減少しているという課題も抱えています。
このような状況を打開するために、当協会では「住民参加型の里海のテーマパークを作る」という目的のもと、2015年から岡山県備前市日生諸島にて活動を行ってきました。学生が関わりマンパワーを活用することで、「人が関わることで里海を守る」「日生に賑わいが生まれる」「里海に関わり続ける人が増える」という持続可能なサイクルの構築を目指しています。また、大学生が日生諸島の課題に取り組む姿を地域の方に見てもらい、若い世代が地域の未来に関わりたくなるような流れを生み出せるように働きかけをしていきます。
【鹿久居島 海岸清掃】
一般社団法人みんなでびぜん 渚の交番ひなせうみラボと協働して鹿久居島に漂着する海ごみの回収を実施し、指定区域内のごみ完全除去を目指します。海ごみは、世界的に深刻な環境問題となっており、生態系や漁業・観光業に影響を与えています。このような海ごみ問題解決への一歩として、大学生のマンパワーを活かしてごみ回収を行い、美しい里海の環境を守ります。清掃活動には地域住民の方々も参加し、海ごみに対する意識を共有することで環境への関心を高め、住民が主体となる持続可能な里海保全活動の機会を創出します。

【ひなせかき祭】
備前市役所職員や漁師の方々とともに、スタッフの一員として、学生のマンパワーを活かしてかき祭を盛り上げるために尽力します。会場では、学生が企画・運営を行うワークショップブースを設置し、これまで当協会が行ってきた活動の歴史や、日生が誇る里海の魅力を発信しています。来場者の里海への関心を高め、地域外における保全活動の認知度向上と協力の獲得を目指します。さらに、日生の海資源である牡蠣を使った飲食ブースでは、地域の食の魅力を伝えるとともに、売上の一部を里海保全の資金として活用することで日生の魅力発信と里海保全に取り組みます。

【語り部養成プログラム】
日生諸島において里海保全の知恵や歴史を伝える「語り部」の減少が課題となる中、学生自らがその役割を担うべく「語り部養成ワークショップ」を開催します。学生自身が里海保全に関連する多様なテーマについて徹底的な調査と議論を重ね、語り部にふさわしい専門的な理解を深めます。そして、隊員間で練り上げた里海保全への想いと知識を体験型のワークショップへと具現化します。語り部の養成に取り組むことは、里海への理解を深め、将来の保全活動を担う人材の育成につながります。当日は、日生の里海保全を牽引してきた地域住民の方々や、同様の課題に取り組む地元の小・中学生を招き、学生の発表内容に対してフィードバックをいただきます。世代を超えた対話を通じて、学生の視点に地域の知恵や経験を反映させ、内容のさらなるブラッシュアップを図ります。
備前市と本協会は、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として2018 年に包括連携協定を締結し、住民と学生がともに協力しながら活動しています。今年は日生諸島の牡蠣が不漁という状況も踏まえ、上記の活動内容に加えて学生ができることを考え、主体的に取り組みを広げていきます。今年で10年目、通算で21回目となる本活動でも、日生の誇る里海を守るため学生140名で地域課題解決に取り組んでいきます。
【活動概要】
日時:2026年2月20日(金)~2月23日(月)※雨天決行
活動場所:岡山県備前市日生町 頭島周辺、鹿久居島
参加人数:本協会学生 約140名
主催団体:特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会
【活動スケジュール】
2月20日(金):頭島散策
2月21日(土):鹿久居島清掃、ひなせかき祭準備
2月22日(日):ひなせかき祭運営補助、交流会
2月23日(月):語り部養成プログラム、宿舎清掃
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
