一休寺がクラウドファンディングをスタート!前回の開山堂に続き新しいチタンによる修繕プロジェクト。日本の伝統を世界に発信。
一休禅師晩年の寺として知られる酬恩庵一休寺。前回1000万円の目標金額を達成したプロジェクトの第二弾が11/1の9時からスタート。同タイミングで前回の開山堂チタンプロジェクトの動画をローンチ。
※クラウドファンディングは11/1の午前9時よりスタート
■クラウドファンディングの概要
今回、修繕を計画しているのは境内にある唐門。開山堂のチタン修繕をうけての新たなる修繕となります。唐門の屋根も檜皮で葺かれ長年の風雨によって疲弊損傷が激しい。クラウドファンディングは前回と同じREADYFORで行う。目標金額は500万円。今回もALL or Nothing方式を採用。
【第二弾】一休さんから繋げる未来 唐門のチタン修繕にご支援を
https://readyfor.jp/projects/project193
■動画の公開、開山堂の修繕を経て修繕の意義を見直す機会に
前回のクラウドファンディングの支援者に対して、私たちは感謝の意を返礼という形で示すだけでなくその資金がどのような形になったかを示す必要と責任があります。この動画はその為のものであり、また未来へ私たちが託すバトンでもあります。動画作成はMONT FILMの藤元和樹によるもの。
※藤元 和樹 映像製作会社 MONT FILM代表/映像プロデューサー。カナダでのネイチャーガイド、ワイルドライフ映像の制作の経験を背景に万物に敬意を称す日本特有の伝統工藝や芸術を題材とする映像制作に携わってきた。日本の文化を幅広く学び、次の世代、さらには海外の人々に伝達するための活動を続けている。2020年に自然染織家 伊豆藏明彦と出会い、短編ドキュメンタリー映画『ENUNDO -Circles of Motion-』をアイルランド出身の星野ロビンと共作し、2021年2月に発表。2023年5月より仏師 宮本我休のドキュメンタリー映像を製作中。
前回のクラウドファンディングでは目標金額の118%にあたる 11,836,700円の金額を達成いたしました。この資金をもって今春2023年に開山堂は無事修繕を終えることが出来ました。
■「PASS THE BATON」
動画では仏師の宮本我休氏のコメントともにあたらしく生まれ変わった開山堂の姿を見ることが出来る。開山堂はその寺の開山をまつるお堂。一休禅師は鎌倉時代に創建された妙勝寺を再興、開山であった大応国師の木像をこちらのお堂に安置をした。一休禅師は国師のご恩に酬いる意をこめて酬恩庵と名付けています。
PASS THE BATONは宮本我休氏の言葉よりいただいた。禅宗では釈尊から始まる教えを法灯として伝えることを宗旨の最も大切なものとしています。日本の伝統も同じくそれは果てしないバトンリレーと言えます。
私たちが伝えるのは形なのかそれともその姿勢なのか?
今プロジェクトは寺内の修繕に終わらず仏教、寺が繋いできたものを私たちが引継ぎ、その精神を次世代に繋ぐものです。今回スタートするクラウドファンディングを通じて修繕の寄付を御願いするとともに多くのクリエイターと協力しクリエイティブな協同制作を行いました。こちらを返礼品としてご用意しています。
今プロジェクトではクラウドファンディングを通じてお寺と皆様の関係性を構築し持続的な発展を目指しています。これは昔からお寺が果たしてきた役割をお寺が再度担うものにするものです。
■寺とともにあるクリエイター
その昔から多くの芸術家はお寺とともにありました。お寺は文化教養の基地として機能してきた歴史があります。それは仏教、禅の教えが多くの芸術家たちの精神的礎と成り得たからです。今回、私たちのPASS THE BATONプロジェクトの理念に共感した多くのクリエイターたちと制作活動を行いました。
宮本我休氏、水野克比古氏、寺脇扶美氏、ubusuna夫妻、feel the zen×柿渋トミヤマが趣旨に賛同協力。
水野克比古氏の唐門の写真で一休寺は紅葉の名所として知られるとことなった。そのきっかけとなった写真を額装にしてお届けする。こちらは限定のサイン入り。また宮本我休氏は今最も予約がとれない仏師。一休禅師の髑髏をイメージしたものを制作予定、こちらは限定3体というプレミアムのものを用意した。寺脇扶美氏は前回のクラウドファンディングでも人気の高かった朱印帳をご用意、新しく新作の朱印を発表する。feel the zenとは以前にも制作した南山城の柿渋染を使用した坐布を用意。実に多様なラインナップとなりました。
■お寺から繋げる未来。
私たちが住む日本には社寺を含め世界に誇る文化を持っています。ただそれに気づいていない。私たちはそのように考えています。禅では仏の心は遠いところにあるものではなく、自らが本来持っているものと説いています。私たちは古から伝わる技術や伝統を学びなおし、また新しいものをアレルギーなく採用していく。そのような姿勢が大切だと考えています。それは動画の冒頭でも語られているように苦しみを伴う営みでもあります。しかしながらその営みの中に先人たちと本当の意味で繋がることが出来、次世代へとバトンを託すことが出来ると考えています。この活動を通して日本の伝統を伝え、そして未来へ一緒にバトンを繋げてくれる同志を私たちは探しています。
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