― あらゆる形式・用途で自在に変換できる次世代トランスコーダ ― ドイツnablet社 「Media Engine v3.0」

2025年11月19日(水)~21日(金)に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025 国際放送機器展」に出展 8ホール 8304

アリドレムネクスト株式会社

 アリドレムネクスト株式会社(本社:大阪府、代表取締役:刈谷剛敏)は2025年11月19日(水)~21日(金)に幕張メッセで開催されるInter BEE 2025(国際放送機器展)に出展いたします。

 本展示では、当社が国内総代理店契約を締結しているドイツnablet社 の最新技術「Media Engine v3.0」をご紹介いたします。映像制作・配信の現場では、カメラ撮影データから編集、ストリーミング配信、アーカイブ保存まで、多様なフォーマットや信号方式を扱う必要があります。本技術は、「どんな映像ソースでもどんな出力形式にも変換できる」という理想を、実用最適レベルでかなえるトランスコーダ・メディア処理エンジンです。

Inter BEE 2024 国際放送機器展(昨年)出展の様子とMedia Engine v3.0イメージ

■「Media Engine v3.0」の最適スペック

◉多様なフォーマット対応性
「Media Engine v3.0」は、プロの現場で使われる主要な映像ファイル形式(MXF、MOV、MP4、TS 等)や、ライブストリーミング用プロトコル(RTMP、RTSP、HLS、DASH 等)に対応しています。更に、放送・編集用途で要求される高品質コーデックや次世代コーデック(HEVC、VVC、JPEG XS など)にも対応可能です。
高性能・高速処理
映像変換処理を最適化しており「一般的な変換処理よりも 30〜50 %高速化」という性能改善を謳っています。
マルチプラットフォーム & クラウド対応
Windows/Linux だけでなく、Docker やクラウド環境にも対応。オンプレミス運用からクラウド運用まで、「場所を選ばない映像処理基盤」を実現します。
ワークフロー統合性
REST API による外部制御、既存編集システムとの連携、ウォーターマーク埋込、HDR/色変換、MXF 正規化、字幕・タイムコード埋込など多様な処理機能を一つのエンジンで扱える点も強みです。

■一般的な他社製品との比較まとめ

■「Media Engine v3.0」の技術的な強み

  1. 映像ファイル形式(フォーマット)を自由自在に変換可能

    映像素材はカメラなど機材によって様々な形式で記録されています。編集ソフトウエアや配信プラットフォーム側でも適合性が問われます「Media Engine v3.0」は多様な形式間の変換を簡単に自在に実行できます。

  2. 「無駄なく・速く・美しく」処理

    変換処理は計算負荷が高いため一般的に時間やコストが掛かります。「Media Engine v3.0」では、高性能なコーデックや最適化技術を使い、無駄を省いて処理を高速化。例えば編集現場での時間短縮、クラウド変換でのコスト抑制に直結します。

  3. 全体をまとめて管理できる“統合型エンジン”

    映像制作から配信・アーカイブまでの全工程を一元的に統合できる「メディア処理の中核を担う設計となっています。単に変換だけでなく、映像ファイル変換、品質最適化、HDR/色管理、字幕制御、メタデータ連携、配信プロトコル処理をすべて一つのプラットフォームで完結。従来、複数のソフトウエアや外部モジュールを組み合わせて構築していた映像処理環境を統合し、シンプルかつ信頼性の高いワークフロー基盤を実現します。 

■市場導入における意義と展望

映像業界では、撮影・編集・配信・アーカイブという全工程でフォーマットの断絶や変換時の品質低下、遅延コストが常に課題とされています。「Media Engine v3.0」は、これらを一本化したエンジンで処理することで、システム統合性を高め、導入コストと運用負荷を大幅に低減するポテンシャルを持っています。さらに、次世代コーデック(VVCなど)や将来の放送・配信規格への対応力も備えており、「今導入しても将来にも使える」技術基盤として位置づけられます。拡張性の高いAPI制御とクラウド対応により、スケーラブルな映像基盤構築を支援します。アリドレムネクストは本技術を日本市場へ展開し、放送局・制作会社・配信事業者向けに、高品質・高効率・将来対応型の映像処理ソリューションを提供してまいります。

■ドイツnablet社(nablet GmbH)の会社紹介

 2011年にドイツ・アーヘンに設立された映像技術専門企業で、放送、配信、ポストプロダクションといった映像ワークフロー全体に対応する「メディア処理エンジン」「検索・識別ソリューション」「コーデック・SDK」などの製品群を世界中のプロフェッショナル市場に提供しています。同社の特徴は、自社開発のコーデックやメディア変換技術を活用し「映像をもっと速く・もっとスマートに」扱える環境を追求しており、大手放送局やクラウド映像配信サービス、制作現場での採用実績も数多くあります。 日本市場にはまだ十分浸透していない先進技術の数々を、アリドレムネクスト株式会社が日本導入パートナーとして紹介することで、映像制作・配信・保護の領域において次世代基準を打ち立てるビジョンがあります。

◉本社所在地:Friedrich-Ebert-Strasse 6, 50996 Köln, Germany

◉TEL: +49 160 7543944                ◉E-mail: info@nablet.com

◉代表者: Mr. Muzaffer Beygirci (CEO/Founder)

■アリドレムネクスト株式会社の会社紹介

 当社は、次世代映像とコンピュータグラフィックス技術に特化した研究・開発・提供を行う映像ソリューション企業です。  4K・8K・16Kといった超高解像度映像、次世代コーデック(VVC/H.266・HEVC/H.265)、低遅延マルチストリーミング、コンピュータグラフィックス、リアルタイム3Dレンダリング、Deep-Learning・生成AI・など、映像・CG・画像処理分野における“最先端技術”を自社で手がけています。  また、ソフトウェアライセンス販売、コーデック・ストリーミングサービス提供、受託開発など幅広いソリューションを展開しており、映像制作、配信、アーカイブ、DXツール開発といった多様なニーズに応える体制を整えています。 設立は2018年5月、代表取締役は刈谷 剛敏。国内ではまだ浸透していない最先端映像技術を“国内基盤”として構築し、業界に新たな潮流を起こすことを目指しています。

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会社概要

アリドレムネクスト株式会社

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URL
https://aridremnext.com/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府吹田市豊津町13-45 第三暁ビル6F
電話番号
06-6318-5516
代表者名
刈谷剛敏
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月