「メタバース・リテラシー・ガイドブック」の公表について
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(本社:東京都港区、代表理事:北尾吉孝、以下「当連盟」)は、「メタバース・リテラシー検討委員会(以下、本検討委員会)」(座長: 山本 龍彦 慶應義塾大学大学院法務研究科 教授 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI) 副所長)においてとりまとめられた「メタバース・リテラシー・ガイドブック」(以下、ガイドブック)の公表をお知らせします。
「メタバース・リテラシー・ガイドブック」特設ウェブサイト
https://jdsef.or.jp/metaverse_literacy_guidebook
本検討委員会は、当連盟員企業の有志、学識者、弁護士のほか、メタバースで活躍するユーザー、クリエイターなどを委員とし、当連盟リサーチ部が事務局を務めました。委員それぞれの専門家としての立場から、各テーマに対してメタバースがサステナブルに発展するために必要となる取組みについて、さまざまな意見を出し合い、議論を積み重ねてきました。
「メタバース」という言葉は知っているが、実際に利用したことのある人は少ないという認知率と利用率の乖離がメタバースビジネスの発展における課題の一つであると本検討委員会では考えています。ユーザー数の拡大のためには、メタバースに対する一定の知識や倫理観といった「メタバース・リテラシー」の向上が必要と考えガイドブックを作成しました。
ユーザー向けガイドブックは、10個のテーマから構成され、3層構造となっています。特に初心者ユーザーの役に立つよう、メタバースで実際に行われているファクト、それに対するアドバイスがイラスト付きでわかりやすく記載されています。
事業者向けガイドブックは、ユーザー向けガイドブックの内容に加え、各テーマに対して事業者がどのような対応を検討できるか、考えられる対応策を記載しています。
ガイドブックは当連盟会員企業、ユーザー、事業者に対し法的拘束力や強制力はなく、ご賛同いただける方によって広く世間で利用されることを目指します。
ユーザー、事業者問わず、ガイドブック全てにご賛同される方は総称ロゴを、各テーマにご賛同される方はそのテーマロゴを、ご自身のSNSやウェブサイトに掲載してご利用いただけます。別途定められたロゴガイドラインに基づいてご利用ください。
ガイドブックに賛同される方は、ご自身の SNS やウェブサイトにロゴを掲載の際、「#メタバース・リテラシー・ガイドブック賛同」、「#メタリテ賛同」、ガイドブックをお読みいただいた方は「#メタバース・リテラシー・ガイドブック」、「#メタリテ」など、ハッシュタグやコメントも掲載いただけますと幸いです。今後の参考とさせていただきます。
特設ウェブサイトには、ガイドブックおよび、90秒でわかる概要動画、ロゴガイドラインなども掲載されています。ぜひご覧ください。
メタバース・リテラシー・ガイドブックは、これまでのメタバース独自の文化を尊重しつつ、これからメタバースで経済活動を行うユーザー、事業者を支える、ナビのような存在を目指しています。ガイドブックが、メタバースビジネスの発展とユーザー数の拡大を促し、メタバースに関わる全てのステークホルダーにとってよりよい環境を作る一助となれば幸いです。
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