「美容室経営者の○○％が内装を変えたいけれど事情があって動きだせない！？」DIY派と業者外注派それぞれの美容室経営者に内装に関する調査を実施

infomake株式会社（本社：千葉県千葉市、代表取締役：野村晃正）は、この度、美容室経営者331人を対象に、美容室の内装に関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。

infomake株式会社

2024年1月18日 15時00分

髪を切ったり、パーマやカラーリング、セットを行ったりする美容室は、ただヘアケアをするだけでなく「綺麗になる」空間として「そこで過ごす時間」も重視されます。

それなりに長い時間を過ごすため、居心地の良さやリラックスして過ごせる雰囲気など、美容室の内装にこだわりたい経営者も多いことでしょう。

こだわりの内装を実現する上で、美容室経営者は自らの手で内装を作り上げるのか、それとも外部の業者に依頼して希望を盛り込んだ内装に仕上げてもらうのか、infomake株式会社(URL：https://tenpo-naisoh.com/)は、美容室経営者に内装についての実態および意識調査を行いました。

・調査サマリー

・店舗内装は外注派が○％を占めるもDIY派も○%に

・DIY派のこだわりと苦労とは？

・外部業者の探し方と依頼した結果について

・今後内装を変える・変えたい美容室経営者は○割！？

・内装を変えたいけれど変えられない……その理由は○○

・調査概要

調査概要：美容室の内装に関する調査

調査期間：2023年12月25日～12月27日

調査方法：インターネット調査

調査対象：美容室の経営者

調査人数：331名

モニター提供元：日本ビジネスリサーチ

・店舗内装は外注派が○％を占めるもDIY派も○%に

まず、自身の店舗の内装をDIYしたか、外部業者に委託したか、調べました。

外注派が約77%と大多数でしたが、全体の2割近い61人の経営者がDIYで店舗内装を作り上げたことが分かりました。

「その他」の中には「業者委託とDIYとどちらもやった」という回答の他に、「所属の親会社が内装を担当した」や「既に店舗があった（間借りや譲渡）」などもありました。

・DIY派のこだわりと苦労とは？

店舗内装をDIYしたと回答した美容室経営者のみを対象に、DIYした理由を答えてもらいました。

もっとも多かったのは「費用節約」で7割以上の票を集めました。新規開業の場合は、限られた開業資金の中で準備をしなければならないケースもあることでしょう。

次いで多かったのが「自分なりのこだわりがあった」で、半数近くの人が選んでいました。

「こうしたい」というこだわりがある場合は、外部の業者に託すよりも自分で思うままに作った方が納得いく内装に仕上がるのかもしれません。頭の中に思い描いている理想を、言葉や図面で伝えることが難しい場合にも、自分でDIYした方が確実と言えるでしょう。

一方で、DIYする上で大変だったことについても、答えてもらいました。

最も多かったのが「時間がかかった」で3割以上の人が選択しました。自分で作業する以上は、それなりの時間と手間をかけなければなりません。その部分で大変さを感じた人が多かったようです。

他にも、資材の調達やゴミ処理が大変だったという人や、やり方がよく分からずに苦戦した人など、それぞれの大変さがあったことが分かりました。

・外部業者の探し方と依頼した結果について

次に、店舗内装を外部業者に委託したと回答した美容室経営者を対象に、外部業者の探し方について調査しました。

最も多かったのが「知人の紹介」で、67.84%に上りました。美容業界の横の繋がりか、友人や知人のツテか、何らかの個人的なルートで依頼先を探す人が多いということが分かりました。

どんなことでもインターネットで調べられる時代において「インターネット検索」が8.24%と、1割にも満たなかったのは意外な結果となりました。

「その他」と回答した人が20人いましたが、「親戚」や「店のお客様」など”知人そのもの”に施工を依頼したという回答が多かったです。他にも「自宅を建ててくれたハウスメーカー」に依頼したという人も数名いました。

外部業者に内装を依頼した場合に、何かトラブルや困ったことなどが無かったかどうか、調べてみました。

半数以上の人が「特に無かった」と回答し、問題なくスムーズに、満足いく内装に仕上げてもらえたことが伺えました。

トラブルや困ったことがあったケースにおいて、もっとも多かったのが「費用が高くついてしまった」で2割ほどの票が集まりました。他にも、スケジュール関係、イメージ通りにならなかった、といったトラブルが一定数あったことが分かりました。

・今後内装を変える・変えたい美容室経営者は○割！？

今回の調査対象者に、今後店舗内装を変えることについて調査しました。

内装を変える・変えたいと回答した経営者は53.78%で、半数以上となりました。

なぜ内装を変えたいのか、「内装を変える・変えたい」と回答した人のみを対象に、その理由についても調べてみました。

最も多かったのが「内装設備の経年劣化など」で半数近くとなりました。

やはり年月と共に設備が劣化してくることは防げず、定期的にリフォームやリニューアルの必要があるようです。

次に多かったのが「イメージチェンジやリブランディング」で31.46%でした。美容室の内装が、サロンのブランドイメージに影響を与えると考える経営者が多いことが伺える結果となりました。

・内装を変えたいけれど変えられない……その理由は○○

前の設問において「内装を変えたいと思っていても動き出せない」と回答した経営者は全体の34.44%で、約3分の1という結果となりました。

なぜ、彼らは内装を変えたくても変えられないのでしょうか。

実際に変える予定がある、既に動き出していると答えた人も対象に、内装を変える上での悩みや、内装を変えたくても動き出せない理由を調査しました。

最も多かったのが「金銭的な余裕がなく改装に費用をかけられない」で、半数近くの人が回答しました。

実際に内装を変える予定があったり動き出していたりしている美容室の経営者の中にも、費用面での悩みがあると回答した人が複数いました。しかし、やはり「変えたいけれど動き出せない」経営者において、この回答が圧倒的多数を占めていました。

他、「考えたり行動を起こしたりする時間的余裕がない」や「業者探しや見積もりのやりとりなどが面倒」という回答については、「内装を変えたいけれど動き出せない」経営者に集中するかと思われましたが、実際に内装を変える予定がある、変えるために動き出していると回答した経営者の中でも、この2点において悩んでいる人が多いことが分かりました。