豪雨災害を想定した避難体験イベントを藤沢市で開催
~バーチャル空間で避難体験し防災意識を高める~
慶應義塾大学環境情報学部大越匡研究室が参加している「Shonan Future Verse プロジェクト」(湘南地域における未来社会の実現を目指し、先端技術を活用した防災・教育・地域活性化の実証を行う取り組み)(研究代表者:NTT東日本株式会社)は、2025年10月10日(金)・11日(土)に、災害時の情報の見極め方や正しい避難行動の重要性を学ぶ目的で、藤沢市民及び近隣にお住まいの方等を対象に避難体験イベントを開催いたします。

1. 背景・目的
学校法人慶應義塾は、NTT東日本株式会社、国立大学法人京都大学、国立大学法人東京大学、株式会社アイ・トランス ポート・ラボ、カディンチェ株式会社、株式会社ゼンリンデータコムと連携し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る令和 6 年度「要素 技術・シーズ創出型プログラム 経過措置課題」として、「Shonan Future Verse:仮想都市未来像にもとづく超解像度バックキャスティングCPS基盤」の研究開発に取り組んでいます。<*1>
本プロジェクトでは、神奈川県南部の湘南地域を実証フィールドに、環境や防災等の課題に対応するための未来都市情報基盤を開発しています。多様な人々が仮想空間で描く“未来都市”のイメージを起点に、現実の都市づくりに反映するサイバーフィジカルシステム(CPS)を構築しています。さらにBeyond 5G(6G)の高速・高精度な通信技術を活用することで、都市や人に関する情報をリアルタイムかつ高精度に配信し、必要に応じて現実世界の機器や仕組みにまで働きかける、次世代型の都市情報システムの実現をめざしています。
この取り組みの一環として開催される本イベントでは、豪雨災害時の避難行動を仮想空間で体験することで、市民の防災意識向上と情報リテラシーの強化を図ります。
*1・・・https://www.nict.go.jp/collabo/commission/B5Gsokushin/B5G_08201.html
2. 概要
(1)日時:2025年10月10日(金)13:00〜17:00
2025年10月11日(土)10:00〜17:00
(2)場所:ロボテラス(神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-1 アイクロス湘南3階)
(3)対象・定員:12歳以上/藤沢市民の方または近隣にお住まいの方等、定員 約20名(先着順)
(4)体験内容:藤沢市に豪雨が襲来したという想定のもと、自宅から避難所まで避難するシミュレーションを、VR機器を用いてPC上の3D空間で体験。避難の途中には、市からの正確な防災情報やSNS上のフェイクニュースを見極めながら、最短で安全な避難ルートを選び、ゲーム感覚で避難体験が可能。
※所要時間は30分~1時間程度です。
(5)目的:体験を通じた災害時の情報の見極め方や正しい避難行動の重要性を学ぶ。
(6)参加申込方法:下記QRコード/URLよりお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1-ZWZnCrZ8nPgD-d1_BpAjlRhqMZnr2_zsC0tk8bT_iR1iw/viewform
※お申込みの際にご希望の時間帯をご記入ください。
調整のうえ、後日メールにてご連絡いたします。
※参加は事前申し込みの方優先です。
当日は、空きがあった場合のみ参加可能です。

(7)主催:Shonan Future Verse プロジェクト
(8)協力:藤沢市、(公財)湘南産業振興財団
3. 参加を考えている方からの問い合わせ先
NTT東日本Shonan Future Verse担当:nict_sfv-ml@east.ntt.co.jp
4. 本件に関する報道機関からの問い合わせ先
NTT東日本 神奈川事業部 企画総務部 企画部門 広報担当
TEL:045-226-6123 E-mail:kanagawa-kouhou-ml@east.ntt.co.jp
慶應義塾大学 環境情報学部 大越研究室
E-mail:jn-info@sfc.keio.ac.jp
※本取り組みは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託(JPJ012368C08201)により活動しているプロジェクトです。
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