安城のデザイナー水野健一が「A' Design Award」で金賞を受賞、丈山苑にて特別展示中
日本刀の美と現代デザインの融合を称える受賞作品が、徳川家康ゆかりの地で披露されます。

有限会社D-WEBER(愛知県安城市)の代表取締役デザイナー、水野健一が、イタリアで開催される世界最大級の国際デザイン賞「A' Design Award」において、金賞(Gold Award)および銅賞(Bronze Award)を同時受賞いたしました。今回の金賞受賞に伴い、愛知県安城市の丈山苑にて特別展示を実施し、地域の皆様を対象にした刺激的な文化イベントとなります。
展示詳細は以下の通りです。
- 展示期間: 7月21日(火)~8月30日(日)
- 開館時間: 9:00~17:00
- 会場: 丈山苑(愛知県安城市和泉町中本郷180-1)
- 観覧料: 無料(丈山苑への入苑料100円が必要です)
本展示に関しては、受賞作品「濃州堂 零式」のみを展示し、日本刀の美しさを多くの人々に伝える特別な機会となります。是非ご来場ください。
■ 受賞作品について

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金賞受賞作品
Noshudo Zero Symbolic Blade(日本刀 濃州堂 零式):日本の伝統工芸である日本刀の美意識と現代のプロダクトデザインが融合された作品で、優れた職人技と革新的なアプローチが、世界最高峰の審美眼に評価されました。 (受賞掲載はこちら)

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銅賞受賞作品
GT Experience Gaming Enclosure(GT Experience):バーチャルレースの圧倒的な高揚感とインテリアの美しさを融合させた作品。大型3Dプリンターの特性を最大限に生かした革新的な構造と、没入感のある新しい体験価値が、世界最高峰の審美眼に評価されました。 (受賞掲載はこちら)
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■ A' Design Award について
「A' Design Award」は、イタリア・コモ湖を拠点に開催される、世界最大級の国際デザインコンペティションです。プロダクトデザイン、建築、ファッション、グラフィックなど多岐にわたるカテゴリーがあり、世界中の一流デザイナーや建築家がエントリーし、優れた作品に栄誉が授与されます。
■ 世界各国のトップクリエイターが集うイタリア授賞式(ガラナイト)

7月16日に行われた授賞式(ガラナイト)は、19世紀から続く伝統を持つコモ湖畔の美しい劇場「テアトロ・ソチャーレ」にて開催されました。洗練された美意識が息づく華やかなステージには、世界各国の受賞者が一堂に会しました。

厳格で格式の高いドレスコードに身を包んだクリエイターたちが集い、現地ならではの厳かな熱気と特別な臨場感に包まれる中、式典は和やかに進行。数多く集ったトップクリエイターの記念撮影会では、水野は14番目に登壇し、その栄誉を授かりました。夜遅くまで世界中のクリエイターがデザインの未来について語り合い、国境を越えたネットワークを築く国際的な情報交換の場となりました。
■ 金賞受賞の現代の日本刀を、徳川家康の側近・石川丈山生誕の地「丈山苑」にて特別展示

今回の金賞受賞に伴い、愛知県安城市の京風庭園「丈山苑」にて、受賞作品である日本刀「濃州堂 零式」の特別展示が開始されました。丈山苑は、徳川家康の側近であった石川丈山の生誕地に築かれた庭園です。歴史的な和の空間と、現代の美意識が融合するこの機会は、地元の皆様をはじめ多くの方にとって非常に見応えのある特別な展示となっています。
■ 代表取締役デザイナー 水野 健一のコメント

「これまでも各国の国際デザイン賞で多くの評価をいただいてまいりましたが、歴史ある劇場の舞台に立ち、世界中のトップクリエイターからの喝采を肌で感じられたことは、いちデザイナーとして大変感慨深く、大きな励みとなりました。これまで積み重ねてきたデザインが世界基準で認められた証として、この経験を今後のものづくりに活かしていきたいと考えております。
イタリア渡航は人生初でした。私は『生み出すこと』そのものが好きですが、いわゆる純粋芸術やアートそのものには関心が薄い一面もあります。そんな私に、イタリアというデザインと歴史の聖地へ赴く必然性を与えてくれたのが、今回の金賞受賞という機会でした。
授賞式の前後、ベネチアとミラノで予定を決めずにのんびりと過ごす時間を持ちました。普段の私は、現地でのスケジュールをぎっちり詰め込み、いかに効率よくミッションを達成するかに重きを置くタイプです。しかし、仕事の枠を一度取り払い、具体的な目的を持たずにただ過ごした時間は、起業以来忘れていた数十年ぶりのリラックスした感覚を呼び覚ましてくれました。
一見、目的のないように思えるこのような『空白の時間』こそが、聖地イタリアの空気や文化を深く吸収し、感性を研ぎ澄まして次の新しいクリエイティブを生み出すための重要な投資であると、無事に帰国した今、強く実感しています。
今後も、ジャンルの枠にとどまらず、日本のものづくり全体を発展させる新たな挑戦へ打って出たいと考えております。そのためにも、当面は経営者として本業のプロダクトデザインにしっかりと腰を据え、これまで培ってきたテクニックや思想を後世につないでいく取り組みに注力してまいります。世界のトップと語り合った刺激と、イタリアの風土が教えてくれた心の余白。この二つを確かな原動力に変え、次代のものづくりへと貢献してまいります。」
水野 健一(みずの けんいち)
有限会社D-WEBER代表取締役デザイナー。
JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)およびADP(アジアデザインプラットフォーム)会員。
1970年愛知県瀬戸市生まれ。店舗デザインの施工現場や自動車用アルミホイールのチーフデザイナー、自動車メーカー系列の企画営業などを経て2000年に独立。
ものづくりの現場で培った実体験を強みに、現在は自身のデザイン思想の核である「4DESIGN(フォーデザイン)」を展開。技術の本質を引き出すロジックとストーリーを宿したプロダクトを追求し続けている。
2022年にTEDxAnjoへ登壇。世界各国の主要デザイン賞を多数受賞し、今回の「A' Design Award」金賞受賞を機に、世界的な国際デザイナー協会(IAD)の上級メンバー『Prime Club』の一員に名を連ねることとなった。
■ 有限会社D-WEBER(ディーウェーバー)について
2000年設立、愛知県安城市に拠点を置くデザインスタジオ。「モノの本質を見極め、心に響く美しい形をつくる」をモットーに、製品のデザインから企画開発、企業のブランディングまで幅広く手掛ける。自動車パーツや産業機器などのロジカルな工業デザインで培った高い技術力を軸に、様々な職人や企業と協力。製品が持つ魅力を最大限に引き出すデザインで、国内外の市場で高い評価と数々のデザイン賞を獲得している。
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