統合型M&Aアドバイザリー事業を展開するGIP、シンガポールのM&AコンサルティングAsia Business Creationと資本業務提携を締結

日本企業とアジア企業のクロスボーダーM&Aサポートを加速

GIP株式会社

2025年2月4日 10時00分

統合型M&Aアドバイザリー事業を中心に展開するGIP株式会社（本社：東京都千代田区、以下GIP）は、シンガポールを拠点にアジア主要国でM&Aコンサルティングを手掛けるAsia Business Creation（本社：シンガポール、以下ABC）と資本業務提携契約を締結しました。

本提携により、アジア市場におけるM&A支援体制を強化し、日本企業のアジア進出およびアジア企業の日本市場参入のサポートを加速させます。

近年、日本企業のアジア市場進出の重要性が高まり、M&Aを通じた市場参入の需要が拡大すると同時に、アジア企業の日本市場への投資・買収ニーズも増加、クロスボーダーM&Aは活性化の一途にあります。こうした市場環境に加え、アジアにおける中～大規模M&A市場の開拓余地を捉え、GIPとABCは、両社の強みを活かしたM&A支援体制を構築することで日本企業とアジア企業間の資本取引を加速させることを目指します。

GIPは、各分野のプロフェッショナルが連携する統合型M&Aアドバイザリーを強みとし、変革期にある企業の成長と再編を支援。ABCは、10年にわたり日本企業と東南アジアのM&Aを支援し、東南アジア主要国のM&A法制や市場動向に精通。東南アジアのネットワークを活かし、案件ソーシングからクロージングまでの一貫したサポートを強みとしています。

本提携により、日本企業のアジア展開をM&A戦略コンサルティングやターゲットリスティングの段階から支援し、戦略的なM&Aの実行（エグゼキューション）をサポートします。

また、GIPが有する国内の事業会社やPEファンドとの広範なネットワークを活かし、アジア企業の日本市場参入も積極的に支援していきます。

GIPとABCは、本提携を通じ、日本企業とアジア企業の資本取引の拡大を後押しし、クロスボーダーM&Aのさらなる発展を推進していきます。

代表コメント

GIP　創業パートナー　山本明紀

ABCとの資本業務提携の成功に確信を持っております。当社は本件をレバレッジに、クロスボーダーM&A事前コンサルティング、M&Aエグゼキューション、M&A後のPMI支援、といった3つの領域でのより一層のサービス提供力拡大を加速させ、爆発的に高まっている企業ニーズへ確実に貢献していきたいと考えております。

ABC　代表者　安井健

日本企業による東南アジアでのM&Aニーズがかつてなく高まっている中で、GIPとの提携を通じてより多くのお客様に質の高いサービスを提供できるようになることを嬉しく思います。今後もシンガポールを拠点に東南アジアのナンバーワン日系ファームを目指して更に事業拡大を進めていきます。