「すべての子どもに、運動の楽しさを」ふるさと納税でフラッグフットボールを届けるプロジェクト始動

「体育=つらい・苦手」から、「楽しい・できた!」へ

公益財団法人日本フラッグフットボール協会(所在地:東京都世田谷区、代表理事:松元剛)は、地域課題や社会的課題の解決を目指す事業を支援する「せたがやクラファン!チャレンジ(略称:せたチャレ!)」にて「世田谷の子どもたちへフラッグフットボールを届けるプロジェクト」の支援募集をスタートいたしました。

「せたチャレ!」は今年度から世田谷区が実施するクラウドファンディング型ふるさと納税を原資とした事業で、その事業者として当協会が選定されました。

支援者は「ふるさと納税」で返礼品を受け取りながら、本プロジェクトにご支援いただけます。

日本フラッグフットボール協会では、全国の小学校に対して、体育授業で使用する用具や教材の寄贈を継続的に行っています。2024年度には、1376校からの応募があり、そのうち650校への寄贈を実現しました。

しかし、応募は年々増加しており、世田谷区内からも多くの希望が寄せられるなか、すべての希望に応えることが難しい状況です。

本プロジェクトでは、世田谷区内の小中学校におけるフラッグフットボールの体育授業への支援をさらに広げるため、

・授業用のボール、フラッグベルトの寄贈

・作戦を記入するテキストの寄贈

・フラッグフットボール指導に豊富な経験を持つ指導者の派遣

を実施します。

プロジェクト詳細

フラッグフットボールの用具(フラッグベルト40セット、ボール8個)を世田谷区内の小中学校30校に寄贈し、そのうち10校に指導者を派遣します。

【内訳】

フラッグベルト40セット×30校:48万円

ボール8個×30校:36万円

講師謝金:30万円

テキスト印刷費:12万円 など

【目標金額に達しなかった場合の対応】

ご支援が目標額に満たなかった場合でも、事業全体の趣旨を損なわない範囲で、以下のように対応いたします。

・寄贈する学校数や用具の数を調整

・指導者の派遣校数を見直し

【目標金額を超えた場合の展開】

目標を上回るご支援をいただいた場合には、以下のように事業を拡充いたします。

・寄贈対象校の拡大

・指導者派遣数の増加

・用具や教材の内容をさらに充実

・継続的な体育授業や、部活動での導入支援にもつなげていきます

プロジェクトページ: https://www.furusato-tax.jp/gcf/4567

「せたチャレ!」とは

区は、基本計画で「参加と協働を基盤とすること」を計画の理念として位置づけ、区民参加による主体的で多様な地域活動を支援し、区民、事業者、行政等で支えあう協働のまちづくりを進めています。団体や企業等による地域課題や社会的課題の解決を目的とし、採択された事業は「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」の機会を区が提供し、事業ごとに寄附を募り、賛同し集まった金額を上限に補助いたします。

この事業を通じて、寄附者は共感する事業を指定して応援し、団体は自主財源の確保策を身に着け事業規模を拡大し、世田谷区における新たな人材の交流や地域の活性化を目指します。

せたチャレ! : https://www.city.setagaya.lg.jp/02100/26579.html

本プロジェクトに支援していただいた方*は、通常のふるさと納税と同様に返礼品を受け取りながらご寄付いただくことが可能です。

*世田谷区にお住まいの方は対象外

「フラッグフットボール」とは

子どもたちの中には、「体育=つらい」「運動=苦手」と感じて、身体を動かすことから距離をとってしまう子も少なくありません。それが心身の健康や自己肯定感の低下につながることが、大きな課題となっています。

こうした現状を受けて、学校現場では競技性の高い種目に偏らず、すべての子どもが安心して参加できる“多様な運動経験”を提供することが求められています。

その一つの答えが、「フラッグフットボール」です。

フラッグフットボールは、子どもたちが自分たちで「作戦図」を考え、役割を分担しながら「作戦の成功」を目指して協力する、戦略型のチームスポーツです。考える力やコミュニケーション力を自然に育むことができ、その高い教育的価値が認められ、2011年から小学校の学習指導要領にも採択され、体育の授業で実施されるようになりました。

しかしながら、フラッグフットボールを行うには専用の用具(フラッグベルトやボールなど)が必要です。これが新たな種目に取り組む際の大きなハードルとなっています。

さらに、小学校の先生の多くは体育を専門としていないため、新しい種目を安心して指導できるようになるには、わかりやすく魅力的な補助教材の整備も不可欠です。

すべての子どもが「できた!」「たのしい!」を実感できる体育授業の実現に向けて、ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。

今後のスケジュール

2025年11月 募集開始
2025年12月 助成校決定
2026年1~3月 フラッグフットボール授業を実施

運動の中で「成功体験」を獲得することは、運動が嫌い・苦手な子どもたちにとって貴重な経験となることが期待されます。小学校の学習指導要領にも記載されておりますが、用具の購入等が難しいという理由で、普及はまだまだ進んでおりません。

フラッグフットボールを世田谷区の子どもたちへ届けるチャレンジの応援をよろしくお願いいたします!

【本件に関するお問合せ先】

公益財団法人日本フラッグフットボール協会

担当者:奥村拓朗

info@japanflag.org

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ビジネスカテゴリ
スポーツ
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会社概要

URL
https://japanflag.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都世田谷区深沢7-1-1 日本体育大学内
電話番号
-
代表者名
松元 剛
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年10月