生成AI導入支援の加速へ アジアNo.1*¹PR会社ベクトルグループのオフショアカンパニーとベトナム有力オフショア会社HBLABが戦略的業務提携

~2023年「ベトナムTOP10」IT企業との提携により最新のAI導入支援や大規模オフショア開発が可能に~

株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:西江 肇司、東証プライム:6058 、以下ベクトル)のグループ会社である株式会社オフショアカンパニー(本社:東京都港区、代表取締役:野呂 健太、以下オフショアカンパニー)は、2021年および2023年に、ベトナムにおける「トップ10 AI-IoT分野企業」「トップ10 ITサービス・ソリューション提供企業」の2つのカテゴリを受賞した、HBLAB Joint Stock Company(本社:ベトナム、代表取締役会長:グエン・フィ・タン、以下HBLAB)と、2024年7月8日(月)に、リソース拡大と生成AI領域の強化を目的とした戦略的業務提携(以下、本提携)を行いました。

今回の提携により、ベトナムにおけるオフショア開発*²リソースの拡大、生成AI領域において双方の強みを活かした強固なパートナーシップを目指してまいります。

なお、2014年から毎年実施されている「ベトナムトップ10 ICT企業(VIETNAM TOP10 ICT COMPANIES)」アワードは、VINASA(ベトナムソフトウェアITサービス協会)が主催する、優れたベトナムの優れたソフトウェア・IT企業を表彰するアワードで、決算報告書などの書類やプレゼンテーションなどを通じて審査されます。

*¹PR専門メディア「PR Week」より

*²オフショア開発:

 企業がソフトウェア開発のコストを抑え海外に外注すること。コスト削減や専門スキルの利用を主な目的とする。

■提携の概要

コロナ禍以降、日本国内では“DX(デジタルトランスフォーメーション)”という言葉は浸透したものの、単なる「デジタル化」の意味として使われ、諸外国に比べ本来のDX推進は遅れており、“名ばかりDX”と揶揄されることも少なくありません。さらに、経済産業省の「IT人材需給に関する調査レポート」によると、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されています。

このような状況のなか、オフショアカンパニーでは、国内ニアショア(九州・東北)とオフショア(中国・ベトナム・バングラデシュ)を中心とした、国内外の豊富なリソースを活用し、プロジェクトマネージャーを中心とした大規模開発の対応実績があり、作り手・売り手・ユーザーそれぞれの視点で最適な支援方法を提供する強みを有しています。

また、近年の生成AIの活用が高まる中、企業への導入をサポートする企画・PoC*³・開発・運用を一貫して支援することが求められています。その中で、オフショア開発のスキームにおいても「最新のAIソリューションを迅速に提供する」ことの重要性がますます高まっています。

最新の生成AI技術をオフショア開発を通じて提供することで、従来のソフトウェア開発やシステム構築と比較してコストを一定程度低減しつつ、多くの企業に提供することが可能となります。

今回の提携先であるHBLABには、ベトナムの最難関理系大学出身の優秀なエンジニアが500名以上在籍しています(オフショア部隊:500名以上、日本人12名)。2016年より社内にAI開発チーム(AI博士号取得者2名、日本人エキスパート1名を含む総40名程度)、そのうちを設立し、OCR*⁴や生成AIなどの最先端のAI研究を進めながら、課題特定からAI開発、運用までのサポートを強みとしてきました。今回の提携を通じて、オフショアカンパニーは、さらなる大規模なオフショア開発支援や生成AI領域における開発支援の幅を広げていきます。

オフショアカンパニーの開発プロセスと体制

*³PoC:

PoC(Proof of Concept)とは、実際の開発や導入に先立って、そのアイデアや技術が意図した通りに機能するかどうかを確認し、リスクを低減することを目的とし、新しいアイデアや技術、製品が実際に実現可能かどうかを確認するための概念実証のこと。

*⁴OCR:

OCR(Optical Character Recognition)は、印刷された文字や手書きの文字をスキャンしてデジタルデータとして認識・変換する技術。OCRを使うことで、紙の書類や画像に含まれるテキストをコンピュータが読み取り、編集可能なテキストデータに変換することができる。これにより、手動で文字を入力する手間が省け、データの検索や編集が容易になる。

■日系企業の200社・300件以上の開発実績をもつHBLAB

【開発実績】

HBLABは、ベンチャー企業から上場企業まで、200社以上の日系企業のAI開発・導入を支援してきました。HBLABは、組織のプロジェクトマネジメント能力を5段階で評価する“CMMI Level 3”(Capability Maturity Model Integration Level 3の略。プロジェクトマネジメントとプロセス改善の成熟度を示す評価基準で、信頼性の高いプロジェクト遂行能力を証明する指標)に認定されています。また、ソフトウェアテストの国際的且つプロフェッショナリズムと品質を保証する資格である“ISTQB”(International Software Testing Qualifications Boardの略。テストエンジニアのための国際認定資格)のゴールドパートナーの認定も取得しています。これらの取り組みにより、HBLABの顧客継続率は95%に達しています。

■本提携により、提供可能となるAI導入 (HBLABの過去のAI導入支援例)

【案件1】

AI-OCRモデル開発支援

課題:

毎月、注文書や請求書など、大量の書類を継続的に処理する必要があった。500名で紙のデータを入力を行っており、入力ミスの発生と雇用コストが負担になるという問題に直面。

導入効果:

60%の作業負荷を軽減し、人件費を大幅に削減

精度93%~97%の精度を担保

【案件2】

社内向けチャットボットのGPT活用

課題:

顧客は大手企業であり、人事部や労務部などの社内ルールを全員に説明しきれない。さらに、社員からの問い合わせに対する回答に時間がかかっていた。

導入効果:

社員への情報伝達時間を約30%短縮、業務効率を約40~50%向上

人件費削減

株式会社HBLAB 会社概要

HBLAB Joint Stock Company は、ベトナムIT企業Top10社を受賞して、500名以上オフショア部隊を持つベトナム有力オフショア会社です。ベトナム本社以外に、東京オフィスを構え、2015年の創業以来、日本企業相手に500件以上開発実績を挙げてきました。ニューテック開発に最大の強みを持ち、AI開発のみならず、AR/VR、ブロックチェーン技術の最先端研究も進めています。

社名:HBLAB Joint Stock Company

所在地:

ベトナム本社:2nd&21st floor, C tower Central Point, 219 Trung Kinh street, Cau Giay District, Hanoi, Vietnam

東京オフィス:〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目12番9号 HF浜松町ビルディング2階

設立:2015年5月

代表取締役会長:グエン・フィ・タン

会社URL:https://hblab.co.jp/about-hblab/

株式会社オフショアカンパニー 会社概要

オフショアカンパニーは、世界7位、アジアNo1*のPRエージェンシーであるベクトルグループが擁する様々な事業開発支援ソリューションを提供する企業です。大手金融業界を中心としたITマネージメント業務経験が豊富なPMをはじめ、国内ニアショア(九州、東北に在籍するエンジニア)とオフショア(中国、ベトナム)を中心に1,000名以上のエンジニア人材を有しております。ベクトルグループならではの卓越したマーケティングノウハウと掛け合わせ、売上拡大を実現するITソリューションを提供、企業のIT戦略立案・実行に貢献いたします。

社名:株式会社 オフショアカンパニー

代表者:代表取締役 野呂 健太

設立:2024年3月

所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ17F

URL:https://offshorecompany.co.jp/

株式会社ベクトル 会社概要

社名:株式会社 ベクトル

代表者:代表取締役 西江 肇司

設立:1993年3月30日

所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F

URL:https://vectorinc.co.jp/

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会社概要

URL
https://vectorinc.co.jp/business/web_solution_SI/offshore-company
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂 4-15-1 赤坂ガーデンシティ17F
電話番号
-
代表者名
野呂健太
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2024年03月