“モチベーションが2.5倍に” — 対話×生成AIで仕掛ける高校生の主体性を引き出すキャリア教育プログラム
「自分の将来がわからない」と語っていた高校生が、プログラム終了時には「モチベーション爆上がり」と大きく変化。
株式会社nucwattが手がけるキャリア教育プログラムは、対話を通じた深い自己理解とそれに基づく内発的な理想の将来像=Willの描出を軸に、生徒の主体性に火をつけた。あわせて、生成AIを“進路探索の補助輪”として活用し、選択肢の可視化と到達ルートの具体化を後押しする設計となっている。
社会との接点が少なく、未来を描くことが困難な時期にある高校生が、どのようにして「モチベーション爆上がり」へ至るのかを、開智日本橋学園高等学校で実施したプログラムの仕掛けからひも解いていく。

プログラムの様子や内容に関する動画は「こちら」からご覧いただけます
https://nucwatt.co.jp/20250712-2/
モチベーションが2.5倍に、高校生の目の色が変わった瞬間
2025年7月、株式会社nucwattは東京都・開智日本橋学園高等学校にて「自分の未来を自分で描くキャリアプログラム」を実施した。
対話を通した深い自己理解からWillの描出・未来設計を一気通貫で体験しつつ、生成AIを活用した職業探索とそこに至るまでのシナリオの逆算を組み込む2日間の設計により、生徒の主体性を着実に引き出した。
nucwattは、無意識のうちに生じる制限や思い込みに気づき、それを手放したうえで本音の自分=Willと向き合うアプローチを特徴とし、自己理解の深化と内発的動機に基づく意思決定・行動の定着を支援している。
今回は、満足度9.4/プログラム推奨度9.1(各10点満点)という高い評価を得ると同時に、学業へのモチベーションは受講前の約2.5倍と大きく上昇した。
受講者の声(一部抜粋)
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なりたい職業が見つかったことが一番大きい。そこから学ぶべき学問やコースも見えてきた。将来の準備そのものが楽しみになり、本当にモチベーションが爆上がりした。
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2日間で本当にやりたいことや自分の得意分野に真正面から向き合えた。大変さがあってもやり抜きたいという決心がついた。
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抽象的だった将来像が『これがやりたい』と具体化した。絵空事だった夢に現実味が出て、頑張ろうという気持ちが生まれた。
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当初は自己理解は必要ないと思っていたが、体験を通じて自己理解の大切さと自分の才能に気づいた。
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やりたいことが定まったことで、いろいろなことに意欲が湧いてきた。
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好きなことを職業にする不安はあったが、やっていける道筋が見えた。
アンケート集計結果
※アンケートは最大10点にて評価






高校生に大きな変化をもたらした「4つの仕掛け」
① 自己内省と1on1対話によるナラティブな自己理解
本当の自己理解は表面的な特徴把握のみでは深まらない。
人生の山と谷の棚卸しを行い、時間軸を通じて繰り返し現れてきた自身の才能(ついついやってしまう行動)を丁寧に掘り起こしていく。
さらに、nucwatt式の生徒同士の1on1対話を通じて、その行動の背後にある内的欲求や価値観を丁寧に言語化。
他者に語り、他者の言葉で返される往復によって、当人には自明すぎて見えにくかった才能の輪郭が立ち上がり、それを自らの言葉で言語化していく。

② セルフパーミッションによる小さな実行で行動の初速をつくる
あらゆる行動を阻害する要因は、しばしば能力不足ではなく心理的ブレーキにある。
敢えて期間をあけて開催する2日間のプログラムの合間に自身への課題を設け、後回しにしていた小さな「やりたい」を意図的に実行していく。
「まずやってみる」ことで得られる「やればできる」の成功感覚が、自己効力感を高め、Willへ向けた行動を生み出す原動力となる。

③ 生成AIによる可能性の地図化と到達ルートの逆算
社会接点が限られる高校生の段階で、具体的な職業やそこへの到達ルートを単独で描くことは難しい。
そこで生成AIを用い、nucwattの独自プロンプトに基づき、才能×興味関心から見える職業・業界・ロールを多面的に収集する。あわせて、その実現に必要な学び・経験・資格・ポートフォリオなどのステップを逆算して可視化する。
一方で、AIの回答を鵜呑みにせず、あくまで参考情報として扱い、自身で描いていくプロセスを重視。
これにより「未知の選択肢」に触れつつ実現可能感を高め、コース選択や科目選択の意味づけが見えてくる。AIを活用することで、自身の可能性の地図を広げていく。

④ 仲間と語り合い、Willの意義を実感する—承認と共鳴が行動の推進力になる
締めくくりには描いたWillのプレゼンテーションを行い、各自が自分の言葉でWillストーリーを語る。
他者に伝える形まで言語化する過程で思考が磨かれ、自分のWillがより鮮明になっていく。ここで大切なのは、評価ではなく応援を重視した仲間からの承認である。
場の雰囲気を大切に承認し合うことで、自身のWillが認められているという感覚が研ぎ澄まされ、プログラム後のWillへの一歩を踏み出していく最後のピースとなっていく。

高校生の主体性を引き出す鍵
社会の見取り図がまだ描ききれない高校生にとって、外から与えられた“正解”ではなく、自分で描いた未来に向かって動くことこそが主体性の源泉となる。確かな自己理解、その自己理解を軸に無数の可能性から選び取ったWill、そして「自分はやれる」という効力感——この三点がそろうと、生徒は主体的に動き出す。
一方で、描いたWillは人生を歩んでいく中で変わっていくものであり、変えていくものでもある。その際には、今回の一連の体験が、新たなWillの描出、新たな選択・シナリオ作成の糧になっていく。
正解のない世の中を次世代が主体的に歩んでいくため、いま求められるキャリア教育プログラムがここにある。
【プログラム概要】
「自分の未来を自分で描くキャリアプログラム」
日 時:2025年7月7日(月)・12日(土)各日とも 9:00-17:00
場 所:開智日本橋学園高等学校
参加者:高校一年生 7名
概 要:セルフワーク、ペアワーク、ディスカッションを中心とした集合型キャリアプログラム
- Day1 自己理解を深める
- Day2 Will(理想の将来像)とアクションプラを描き、未来へコミットする
主 催:開智日本橋学園高等学校
協 力:株式会社nucwatt
【連携に関するお問い合わせ先】
以下リンクページ下部のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
https://nucwatt.co.jp/student/partner/
「話だけ聞いてみたい」というカジュアルなご連絡もよくいただいています。
【nucwattの取材やその他お問い合わせ先】
以下リンクページ下部のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
https://nucwatt.co.jp/student/contact/
【Willboost Campus(ウィルブースト キャンパス)について】
Willboost Campusは、自分の内側にある欲求と才能にアクセスし「Will=本音の理想」を描く、2日間の集合型キャリアプログラム。自己理解からWillの言語化、アクション設計・実行までを一貫して支援する設計により、学生の中に主体性が生まれ、課外活動やインターンなど、学生生活に主体性が生まれていきます。自らの言葉で語れる経験が増え、就職活動はもとより、その先の社会でも自ら道を切り拓いていけるようになります。
公式サイト:https://nucwatt.co.jp/willboost-campus-ustudent/
【株式会社nucwattについて】
「自分らしく、心からやりたいことに向かって生きる人を増やす」ことをミッションに掲げ、学生一人ひとりの内側にある“Will(理想)”を掘り起こし、その実現に向けた情熱と行動意欲に火をつけるキャリア教育を展開しています。無意識の制限を手放し、主体性ややる気を引き出す独自のアプローチによって、多くの学生が自分らしく自然と前向きなチャレンジを生み出せる支援を行っています。
公式サイト:https://nucwatt.co.jp
【会社概要】
会社名 : 株式会社nucwatt
代表者 : 代表取締役 野上琢磨
所在地 : 〒450-0002 名古屋市中村区名駅3-4-10アルティメット名駅1st2階
設立 : 2024年1月
資本金 : 2,000,000円
URL : https://nucwatt.co.jp
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