パロマ・リーム、富士通ゼネラルを完全子会社化
【東京 2025年8月22日】 株式会社パロマ・リームホールディングス(以下、パロマ・リーム)は、株式会社富士通ゼネラル(以下、富士通ゼネラル)の普通株式に対する公開買付け後の一連の手続が完了し、同社を完全子会社化したことをお知らせいたします。なお、富士通ゼネラルは、2025年8月19日をもって上場廃止となっております。
富士通ゼネラルは、空調機事業を中心に、情報通信システム事業や電子デバイス事業などを手掛けています。また、北米の空調機事業において、パロマ・リームグループの1社であるリームとの間で、相互商品供給や共同開発を含む協業関係があります。
富士通ゼネラルの参画により、パロマ・リームグループは同社との相互補完的な協業を通じ、さらなる成長を目指します。また、各社が長年にわたり築いてきた販売基盤やサービス網を相互に活用することで、お客様のニーズに包括的に応える体制を構築し、国内外の市場で空調機事業をより優位に展開できるようになると考えています。長期的には、世界の空調市場におけるポジショニングを高めるとともに、空調と給湯の技術融合を実施し、さらなるイノベーションの創出を目指します。このような取り組みを通じ、脱炭素化の推進にも貢献してまいります。
以上
パロマ・リームについて
パロマ・リームは、空調と給湯(Air & Water)の両事業を手掛ける世界有数の企業グループです。日本拠点のパロマと米国拠点のリームからなり、主に空調、給湯、暖房、厨房機器の製造販売を手掛けています。パロマは、1911年の創業以来114年間にわたり大手ガス器具メーカーとしての確固たるブランドを確立してきました。その後1988年にリームを買収することにより、北米市場に参入するとともに、空調機と給湯器の両分野においてグローバルリーダーとしての立場を築いてきました。パロマ及びリームの両社はいずれも長い歴史の中で培われた経験を活かし、より良い空調・給湯製品を世界中に提供すべく、中長期的な観点からの成長投資を積極的に行っています。現在、世界15ヶ国に拠点を置き、85ヶ国で事業を展開しています。グローバルベースで従業員数は約19,000人、製造拠点は36拠点、研究開発拠点は17拠点を有しています。2024年12月期のグループ売上高は約1兆円、営業利益は約1,000億円でした。詳細はウェブサイトをご覧ください。https://www.pr-holdings.co.jp/
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