セキュリティ×AIのCoWorker、自社AIセキュリティ技術が明治大学新領域安全保障研究所に採録
「AIエージェント時代のサイバーセキュリティ最前線」として取り上げられ、人間とAIが協働する防御モデルが評価

セキュリティ×AIソリューションを開発・提供するCoWorker株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山里一輝)は、当社が開発するAIエージェントを活用したサイバーセキュリティ技術が、明治大学新領域安全保障研究所(INODS)が主催する「サイバー防衛研究会」の月例報告書に掲載されたことをお知らせします。
本報告書は、2025年9月に開催された同研究会における当社代表取締役・山里一輝およびセキュリティ責任者・伊藤達哉の講演内容を基に作成され、「AIエージェント時代のサイバーセキュリティ最前線〈サイバー防衛研究会9月例会報告〉」と題して、10月6日に公開されました。
報告書URL:https://inods.co.jp/articles/experts/7254/
タイトル:「AIエージェント時代のサイバーセキュリティ最前線〈サイバー防衛研究会9月例会報告〉」
公開日:2025年10月6日 執筆者:齋藤孝道(明治大学新領域安全保障研究所代表)
報告書での評価ポイント
報告書執筆者の齋藤孝道氏(明治大学新領域安全保障研究所代表)は、「報告者の視点」として以下のように評価しています。
【国産技術開発の意義】
「海外ではAIを駆使したセキュリティツールが一般的に開発され提供されつつあるが、日本国内では必ずしも同じ開発水準には到達していない印象だ。そうした中で、日本のベンチャーが自らの力でAIセキュリティを開発している点は特筆すべきだと感じた」
【技術的実用性】
「講演で示されていたAIエージェントの仕組みは、単純なテキスト解析に留まらず、コード全体を把握しつつ、部分的に深掘りできる点で実用性が高いと感じた」
【具体的成果】
「作業時間の短縮や診断範囲の拡大といった具体的な成果が出始めており、現場にとって大きな実用的価値を提供することが予見できる」
サイバー防衛研究会について
サイバー防衛研究会は、元陸上自衛隊システム防護隊初代隊長の伊東寛氏らが始めた私的研究会であり、現在はINODS代表の齋藤孝道氏が主宰しています。産学官民のセキュリティ関係者が参加し、日本が直面するサイバー安全保障の課題を共有するセミクローズドな月例講演会を行っています。今回の報告書は、これまで非公開であった研究会の講演内容を広く社会に伝える第1回目の試みとなっています。
「人×AI」の協働モデル
報告書では、当社が提唱する「人×AI」の協働モデルについても詳述されています。AIが診断や解析を自律的に担い、方針決定や最終判断を人間が行うことで、AIの誤検知・過検知リスクに対応しながら、現実的かつ持続可能な防御体制を構築する考え方です。
現状は「フルオートでAIが全てを担う」段階ではなく、ペンテスターやセキュリティ診断担当者を支援する位置づけにありますが、既に作業効率化と診断範囲拡大において具体的な成果が出始めています。
今後の展望
当社は、「AIによる攻撃速度の飛躍的な加速に対し、AIを前提とした常時稼働の防御体制が不可欠」という認識のもと、今後もAIセキュリティ技術の開発・提供を加速してまいります。
深刻化する人材不足と高度化するサイバー攻撃に対し、国産技術による実効性の高いソリューションを提供することで、日本のサイバーセキュリティ強化に貢献してまいります。
CoWorker株式会社について

CoWorker株式会社は、高い技術力を武器に、システム開発・ITコンサルティング・セキュリティの3領域を展開する少数精鋭のAIテクノロジーカンパニーです。「Security × AI」で次世代セキュリティの研究開発を通じて、社会の安全基盤の強化に貢献しています。
会社名 :CoWorker株式会社
設立年月 :2019年2月
住所 :東京都新宿区西新宿三丁目3番13号西新宿水間ビル6階
代表取締役 :山里 一輝
事業内容 :ITコンサルティング/システム開発
URL :https://www.coworker.co.jp/
製品・サービス/広報に関するお問い合わせ
CoWorker株式会社 広報担当
お問い合わせフォーム
https://www.coworker.co.jp/contact
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