パン・食品会社が生成AIを活用し、現場発のAI動画マニュアル「manupi」を開発 誰でも10本まで無料

スポットワーカーや新人への「毎回教える」を減らせるか。中小・小規模事業者との実証実験を開始

株式会社イコールコンディション

           https://manupi.ai/

株式会社イコールコンディション(東京都世田谷区、代表取締役:佐藤卓文)は、中小・小規模事業者向けAI動画マニュアルサービス「manupi(マニュピ)」の実証実験を開始します。誰でも10本まで無料です。

特に飲食店、食品製造、小売、ホテル、清掃、物流など、現場で新人教育や引き継ぎを行っている事業者には手軽に利用できる仕組みとなっています。普段の仕事をスマートフォンなどで最大3分撮影しながら説明すると、AIがその内容を整理し、手順や字幕としてまとめるWebサービスです。多言語化、PDF化、URL・QRコードでの共有に対応し、動画から必要な場面を静止画として切り出すこともできます。

今回の実証で確認したいのは、機能の多さではありません。

「今日来た人に、また同じことを一から教える」

という現場の仕事を、短い動画でどこまで減らせるかです。

人手不足を補うために人を迎えると、今度は「教える人」が必要になる

株式会社イコールコンディションは、1999年からパン・食品事業を続けてきました。

食品を作る。販売する。催事に出店する。新しいスタッフに仕事を教える。

その中で何度も経験してきたのが、新しい人が入るたびに、店長やベテランスタッフが同じ仕事を一から説明することでした。

近年は、アルバイトや新人だけでなく、短期スタッフ、スポットワーカー、外国人スタッフなど、現場で一緒に働く人も多様になっています。人手不足を補うために新しい人を迎えても、その人が仕事を始めるためには、誰かが教えなければなりません...

   実際のミキサーの手順について ※実際の画像

そこで考えたのが、

「一度教えた仕事を、そのまま次の人にも見せられないか」

という、ごく単純な発想でした。

マニュアルを「作る」のではなく、いつもの仕事を撮る

従来のマニュアル作成では、文章を書き、手順を整理し、必要な写真を撮り、場合によっては動画や翻訳も用意します。小さな会社ほど、そこに専任の担当者を置くことは難しくなります。

manupiでは、その順番を変えました。まず、いつもの仕事を撮ります。

イメージ画像 ※PDFは実際のマニュアル

例えば、

「開店前の準備」

「商品の並べ方」

「包装」「清掃」

「機械の使い方」  

など、普段新人に教えている作業です。

作業をしながら、

「ここを持ちます」

「この状態になったら次に進みます」

「ここだけ注意してください」

と、普段人に教えているように話します。

その映像と言葉をAIが整理し、次の人が確認しやすい手順や字幕にします。

一度撮影すれば、動画・写真・文字に

撮影した動画から必要な場面を静止画として切り出せるため、マニュアル用の写真を別に撮影し直す必要もありません。一度仕事を撮影すれば、その一本から、動画、静止画、字幕、手順書、多言語、PDF

へ展開できます。

短い動画同士を組み合わせることもでき、一度撮った「包装」や「清掃」などの作業を、別の商品や別店舗のマニュアルに使うこともできます。

manupiでは、こうした短い動画を、単なる短いマニュアルではなく、後から組み合わせて使える**「仕事の知識のパーツ」**と考えています。

パン・食品会社が、生成AIを使ってソフトウェア開発へ

manupiを開発したイコールコンディションは、IT企業ではありません。

代表の佐藤もエンジニアではありません。

構想段階ではGoogle AI Studioなどの生成AIを使いながら、自社の現場で何に困っているのか、どのような機能が必要なのか、処理の流れはどうあるべきかを具体化しました。

   開発時のGoogle AI Studio画面 ※実際の画像

その案をもとに、世田谷区の地域連携型ハンズオン支援事業「HOME/WORK BOOSTER」でSEやプロダクトマネージャーなど専門人材の伴走を受け、原型となるプロトタイプを開発しました。

生成AIがすべてのソフトウェアを自動で作ったわけではありません。

一方で、これまで「欲しいシステムを説明する側」だった現場の事業者が、生成AIを使うことで、自分たちの欲しい仕組みをより具体的に考え、専門家と共有しながら開発できるようになったことは、manupi開発を通じて感じた大きな変化でした。

今回の実証で確認すること

今回の実証では、実際の現場で以下を確認します。

  • 忙しい現場でも「3分撮る」なら続けられるか

  • 新人、アルバイト、スポットワーカーへの教育に使えるか

  • 外国人スタッフへの多言語マニュアルとして使えるか

  • 動画とPDFを現場でどう使い分けるか

  • 動画からの静止画切り出しがマニュアル作成の負担を減らすか

  • 店長やベテランが繰り返している説明時間を減らせるか

  • 短い動画を別の商品や店舗でも再利用できるか

実証参加者からの意見をもとに、操作性や画面、利用方法などを改善し、本格提供につなげます。

実証実験の対象 中小・小規模事業者

対象は、飲食店、ベーカリー、食品製造、小売、ホテル、清掃、物流など、現場で新人教育や引き継ぎを行っている中小・小規模事業者です。(個人事業主も可)

特に、

スポットワーカーを利用している
アルバイトの入れ替わりが多い
外国人スタッフが働いている
複数店舗を運営している
催事やイベントへの出店が多い
「この仕事はこの人しか分からない」がある

といった事業者に参加いただきたいと考えています。

実証期間: 8月26日〜1か月ほど予定
費用: 10本まで無料 (10本以上は実証実験後に費用に基づき金額を設定予定)

    ※実証実験後も引き続き10本ま無料
申込方法: https://manupi.ai/

まずは「今日また説明した仕事」を一本

  食品製造の基本はまずは手洗いから ※実際の画像

最初から会社中のマニュアルを作る必要はありません。開店作業でも、包装でも、清掃でも構いません。

「今日、また同じことを説明したな」

と思った仕事を一本だけ撮る。

manupiは、そこから始めるサービスです。

現在、10本まで無料で利用できる設計としており、今回の実証では、まず小さな現場でも本当に使えるかを確認します。

その先について

日々の教育のために仕事を動画で残していくと、これまで人の頭や身体の中にしかなかった仕事が、少しずつ会社の知識として残ります。当社では将来的に、こうして蓄積された仕事や技術を、技能継承や事業承継にも活用できる仕組みへの発展を構想しています。ただし、今回まず取り組むのは、目の前にある「教える」という仕事です。

代表コメント

私たちはIT企業ではなく、長くパンや食品の現場で仕事をしてきた会社です。manupiも、新しいIT事業を始めようと思って考えたものではなく、自分たちが何度も困ってきた『同じことを何度も教える』を何とかしたいところから始まりました。

生成AIを使うことで、エンジニアではない自分でも、欲しい機能や画面を以前より具体的に考えられるようになりました。ただ、作れたことより大事なのは、本当に現場で使えるかどうかです。

今回は同じような課題を持つ事業者の皆さんに実際に使っていただき、現場で使えるものに育てたいと思っています。

株式会社イコールコンディション
代表取締役 佐藤卓文

manupi概要

サービス名:manupi(マニュピ)
提供形態:Webアプリ
動画:1本最大3分
主な機能:AIによる手順整理、字幕、多言語化、PDF化、URL・QR共有、動画からの静止画切り出し、複数動画のまとめ
料金:10本まで無料 

※10本以上は有料予定
サービスURL: https://manupi.ai/

会社概要

会社名:株式会社イコールコンディション
代表者:代表取締役 佐藤卓文
所在地:東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 309
会社URL:https://www.equal-condition.jp/

本件に関するお問い合わせ

株式会社イコールコンディション
manupi担当
TEL:03-6432-6502
E-mail:support@equal-condition.jp

          マニュピ概要 ①
         マニュピ概要 ②

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会社概要

URL
https://www.equal-condition.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都世田谷区新町2-22-16
電話番号
03-6432-6502
代表者名
佐藤卓文
上場
未上場
資本金
400万円
設立
1999年10月