見えない微粒子を可視化。発塵源の確認や対策前後の比較を支援する「Apex series」をリリース
リアルタイム粒子カウント、対策前後の比較、用途別3モデルに対応。製造現場・クリーン環境の異物対策を支援。

カトウ光研株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役:加藤香穂)は、見えにくい微粒子を可視化し、発塵源の確認や対策前後の変化把握を支援する微粒子可視化システム「Apex series」をリリースしました。
Apex seriesは、光源・高感度カメラ・専用ソフトウェアを組み合わせた微粒子可視化システムです。リアルタイム粒子カウント、グラフ表示、静的差分、画像重ね合わせなどの機能により、製造現場やクリーン環境における異物対策・発塵対策を支援します。
用途や使用環境に応じて、微細粒子の可視化に適した「AP-GR」、レーザー安全対策を抑えて運用しやすい「AP-Yellow」、明るい環境で手軽に確認しやすい「AP-LR」の3モデルから選定できます。
開発背景|見えにくい微粒子を「確認できる状態」にする必要性
製造現場やクリーン環境では、目視では確認しにくい微粒子が品質不良や歩留まり低下の要因となる場合があります。
たとえば、クリーンルーム内の異物、製造ラインでの発塵、塗装工程における外観不良要因、設備稼働時や作業動作による粒子の発生など、微粒子はさまざまな現場で課題となります。
従来のパーティクルカウンターでは粒子数の把握は可能ですが、「どこから発生したのか」「どのように移動しているのか」「対策後にどのような変化があったのか」を映像として確認することは困難でした。
Apex seriesは、微粒子の発生・移動・変化を映像で確認することで、発塵源の確認、対策前後の比較、社内説明や改善活動を支援します。

Apex seriesの主な特長
1. 見えない微粒子を可視化
Apex seriesは、通常では確認しにくい微粒子を可視化し、発生源や移動経路の確認を支援します。
微粒子が「どこから発生し、どのように移動し、どこへ広がるのか」を映像として確認できるため、発塵源の確認や対策の優先順位づけに活用できます。
2. 粒子数の変化をリアルタイムに確認
専用ソフトウェアにより、ライブ映像に同期して粒子数の変化をリアルタイムに表示できます。
条件変更前後や対策前後の比較に活用できるため、「対策後に粒子の発生状況がどう変化したのか」を確認しやすくなります。
また、グラフ表示やCSV出力にも対応しており、社内報告や改善活動の記録にも活用できます。
3. 現場条件に合わせたシステム構成
Apex seriesは、可視化したい粒子サイズ、使用環境、レーザー安全対策の有無、周囲の明るさなどに応じて、適した構成を選定できます。
微細な粒子まで確認したい場合、レーザー安全対策を抑えて運用したい場合、明るい環境で手軽に発塵状況を確認したい場合など、現場の条件に合わせた提案が可能です。

用途に応じて選べる3つのモデル
Apex seriesは、可視化したい粒子サイズや使用環境、安全要件に応じて、AP-GR、AP-Yellow、AP-LRの3モデルをラインナップしています。
AP-GR|微細な粒子まで高感度に可視化したい方向け
▶対象粒子サイズ目安:0.3μm~


AP-GRは、緑色レーザーシート光源を用いた高感度モデルです。
微細な粒子まで可視化したい用途に適しており、クリーンルーム、半導体、二次電池、精密機器、研究開発など、微粒子管理が求められる環境での使用を想定しています。
微小異物の発生源確認や、クリーン環境におけるコンタミ評価など、高感度な可視化が求められる用途に適しています。
AP-Yellow|レーザー安全対策の負担を抑えて運用しやすいモデル
▶対象粒子サイズ目安:1μm~


AP-Yellowは、ルミネッセンス光源を採用したモデルです。
レーザー安全対策の負担を抑えて運用しやすく、製造ラインや塗装工程など、現場改善活動における発塵確認に適しています。
発塵源の確認、対策前後の比較、作業時の粒子挙動の把握など、製造現場での実用性を重視したモデルです。
AP-LR|明るい環境で手軽に発塵状況を確認したい方向け
▶対象粒子サイズ目安:5μm~


AP-LRは、赤色LED光源を採用したエントリーモデルです。
明るい環境や設備周辺で、粗大粒子や発塵状況を手軽に確認したい場合に適しています。
工場内作業エリア、搬送ライン、設備周辺など、まずは発塵の有無や粒子の挙動を確認したい用途に活用できます。
Apex softwareで粒子数の変化や対策前後の比較を確認
Apex seriesでは、専用ソフトウェアの機能を強化しました。
従来の「微粒子を見えるようにする」だけでなく、粒子数の変化、堆積粒子の増減、撮影条件の再現などを確認しやすくする機能を搭載しています。
リアルタイム粒子カウント

ライブ映像に同期して、粒子数をリアルタイムに表示できます。
搬送装置の動作、作業者の動き、部材の開封、エアブローなど、粒子が発生するタイミングの確認に活用できます。
また、設定したしきい値を超えた場合に画面表示で知らせることも可能です。
堆積粒子カウント(静的差分)

基準画像を0として、床面や机上などに堆積した粒子のみを抽出・カウントできます。
清掃前後、工程変更前後、設備導入前後などの比較に活用でき、堆積粒子の推移や清掃効果の確認を支援します。
画像重ね合わせ

過去に撮影した画像とライブ画像を重ね合わせて表示できます。
前回と同じ撮影範囲に合わせたい場合や、改善前後を比較したい場合、想定される粒子の動きが画面内に収まるかを確認したい場合に活用できます。
撮影位置の再現やセットアップ時間の短縮にも役立ちます。
Apex seriesの活用シーン
Apex seriesは、製造現場やクリーン環境における微粒子の発生・移動・変化の確認に活用できます。
・クリーンルーム内の発塵確認
・半導体、二次電池、精密機器分野での異物対策
・塗装工程における外観不良要因の確認
・製造ラインや搬送ラインにおける粒子挙動の確認
・設備稼働時、作業時、部材開封時の発塵確認
・清掃前後や対策前後の変化確認
・研究開発や品質保証部門での評価・説明資料作成
異物対策や発塵対策では、粒子数だけでなく、粒子の発生場所、移動経路、時間変化を確認することが重要です。
Apex seriesは、映像と粒子数の変化を組み合わせて確認することで、現場改善や社内説明に必要な情報取得を支援します。




製品情報・カタログ・お問い合わせ

カタログダウンロード:
https://www.kk-co.jp/catalog-download/
お問い合わせ:
各モデルの詳細:
AP-GR:https://www.kk-co.jp/products/apex-ap-gr/
AP-Yellow:https://www.kk-co.jp/products/apex-ap-yellow/
AP-LR:https://www.kk-co.jp/products/apex-ap-lr/
対象粒子サイズ、設置環境、確認したい現象をお伺いし、用途に適したモデル・構成をご提案いたします。
会社概要
カトウ光研株式会社は、PIV計測、流体可視化、シュリーレン、微粒子可視化、溶接可視化、ハイスピードカメラ、画像解析ソフトウェアなど、可視化・計測に関する製品・技術を提供しています。
会社名:カトウ光研株式会社
所在地:神奈川県伊勢原市石田737-2
Webサイト:https://www.kk-co.jp/
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