出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場 事後レポート
フェアプライスプロジェクト事務局は、合理的な費用を考慮した価格形成による持続的な食料供給の実現に向けて、食品が消費者の手元に届くまでのコストについて学び、消費者自らがいくらで購入するのが良いかを考える消費者参加型イベント『出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」を、2025年11月1日(土)、11月2日(日)の2日間で、大阪・梅田にあるOS広場 イベントスペースにて開催しました。

「出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」では、消費者の皆様が生産・流通・販売にまつわる現状について学び、食品の値段をご自身で考え、皆様が考えた値段で実際に食品を購入いただくことで、食品の供給に係る背景やコストについて考えるきっかけにしていただきました。本イベントには2日間合計で約580名の方々にご参加いただきました。
参加者からは「日頃、食品の値段を考えて自分で購入することはないため、初めての体験で難しかったです。スーパーで購入する際も今回のパネルのように情報があれば、値段が高騰している食品も納得感を持って購入できると感じました。」、「現状厳しい中、生産者さんが頑張ってくれているのだと実感しました。」といったお声をいただきました。


■「出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」とは
近年の国際情勢の変化等により食品の原材料や生産資材、エネルギー価格に加え、国内の流通費や
人件費といった様々な費用が高騰しており、食品の価格が上昇しています。
生産や製造、流通、小売に携わる方々は様々な工夫を重ね、コストの低減等に努めていますが、高騰した生産・流通コストの全てを企業努力によって解消することは困難であり、持続的な食料供給の実現に向けては、食料の供給に必要なコストについて関係者が互いに理解し、配慮いただくことが必要です。消費者の方々にとっても、生産者がいなくなれば食べるものがなくなってしまうという現実を踏まえ、社会全体での理解と協力が重要です。
それらを踏まえ、2025年2月に東京にて、農林水産・食品産業を取り巻く現状について学び、いくらで購入するのが良いかを考えるスーパーマーケット「値段のないスーパーマーケット~みんなにとって「フェアな値段」を考えよう~」を、開催しました。
そして、2025年11月1日(土)、11月2日(日)の2日間、大阪・梅田にあるOS広場にて、「出張!値段のないスーパーマーケット in 大阪・梅田 OS広場」として、大阪・梅田に出張しました。
消費者の皆様が生産・流通・販売にまつわる現状について学び、食品の値段をご自身で考え、皆様が考えた値段で実際に食品を購入いただくことで、食品の供給に係る背景やコストについて考えるきっかけにしていただくスーパーマーケットです。
■農林水産省「フェアプライスプロジェクト」とは
国際情勢の変化等の影響により、農林水産物・食品の生産・流通コストや、エネルギー価格、人件費などが上昇し、農林水産業・食品産業は深刻な影響を受けています。そこで、農林水産省は「フェアプライスプロジェクト」と題し、消費者に農林水産業や食品産業の現状、今後の日本の食の未来について考え、合理的なコストを考慮した価格形成による持続的な食料供給の実現に向けた理解と共感を深めていただくことを狙いとした広報活動を行っております。
特設サイトURL:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/fair-price-project/
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