【大阪・関西万博 パキスタンパビリオン】パキスタン連邦商業大臣が開催する交流ディナーで国際連携を強化
〜京都の聖護院を訪問し、ガンダーラ仏教遺跡への巡礼・文化交流も前進〜
2025年5月27日、大阪・関西万博内にて、公式訪問中のパキスタン・イスラム共和国のジャム・カマル・カーン連邦商業大臣による、貿易・投資・観光・文化外交を促進するための多国間交流が行われました。当日は万博内の会場にて、ジャム・カマル・カーン連邦商業大臣を囲む交流ディナーが開催され、各国の外交団、貿易代表、ビジネスリーダー、そして国際パビリオンの責任者たちが一堂に会しました。サウジアラビア駐日大使、フランスのコミッショナー・ジェネラル、トルコやアゼルバイジャンなど25ヶ国以上のパビリオンディレクター、2025年日本国際博覧会協会の幹部職員も出席し、パキスタンが国際社会との経済・文化交流に積極的に取り組む姿を、各国に印象づける機会となりました。



また、日本在住のパキスタン人コミュニティ、学術関係者、著名な実業家、メディア関係者など、多彩な人々が顔を揃えました。大臣は挨拶の中で、パキスタンが持つ貿易の可能性や投資先としての魅力、そして多彩な文化遺産について語りました。特に観光分野については、風景や遺跡を紹介する臨場感ある映像を使いながら、観光地の美しさと多様性を伝えました。
ディナーの席では、パキスタンを象徴するピンクソルト(岩塩)を用いた特製ギフトが振る舞われ、本格的なパキスタン料理を囲みながら、ゲストたちはその奥深い味わいやギフトを楽しんでいました。
仏教観光の促進へ ― 京都の高僧との文化対話
さらにジャム・カマル・カーン連邦商業大臣は、京都仏教会の事務総長であり、聖護院門跡第79世法主でもある高僧との会談を行い、宗教観光と異文化理解、そして日本とパキスタンのさらなる文化的な絆について意見を交わしました。この会談では、ガンダーラ文明に由来する仏教遺跡群など、パキスタンの精神文化と歴史遺産が紹介され、文化交流や巡礼の実現に向けた前向きな対話が行われました。

高僧は深い関心と賛同を示し、自ら訪問団を率いてパキスタンを訪れる意志を表明しました。また、他の仏教団体にもガンダーラ遺跡への巡礼を積極的に呼びかけていく考えも示しました。これらの交流は、歴史と伝統が織りなす文化の架け橋となり、パキスタンパビリオンが目指すビジョンの確かな一歩となりました。
2025年大阪・関西万博について
2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、各国や国際機関、個人が地球規模の課題に取り組み、その解決に向けた革新的なアイデアや技術を披露する世界的な博覧会です。「いのちを守る」「いのちを支える」「いのちをつなぐ」という3つのサブテーマのもと、来場者に未来の社会の在り方を問いかけます。
パキスタンパビリオンでは、「一粒の塩の中の宇宙(Universe in a Grain of Salt)」をテーマに、パキスタンが誇る豊かな文化遺産、創造性、そして哲学的な精神性を表現します。岩塩に着想を得た没入型の展示やインタラクティブな体験を通じて、訪れる人々に深い感動と気づきを提供し、国境を越えた対話と国際的な協力を促進することを目指しています。
パキスタンパビリオンについての詳細情報は、https://pakistanexpo2025.com/
をご覧ください。
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パキスタン貿易開発庁(TDAP)について
パキスタン貿易開発庁(TDAP)は、同国の国際貿易の振興と強化を担う中核的な政府機関です。パキスタンの輸出力を高め、国内企業を世界市場へとつなぐことを使命とし、貿易分野の発展において重要な役割を果たしています。
TDAPでは、市場調査、貿易促進、企業の能力強化、ビジネスマッチングの支援など、包括的なサービスを提供しています。私たちは、企業が国際競争力を高め、経済成長と持続可能な発展につながるよう、ビジネスに適した環境づくりに力を注いでいます。
国際貿易へのゲートウェイとして、TDAPはパキスタン企業の成長を後押しし、革新を促進するとともに、国際社会との長期的なパートナーシップ構築を目指しています。ビジネス関係者、投資家、関係機関の皆さまと協力しながら、パキスタンの貿易産業における持続可能で競争力のある未来を共に創ってまいります。
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