レガシーシステム向けAI自動設計書生成サービス「ワンダーロボ・リバース」開始しました

― 設計書の欠落・属人化をAIが解消、再構築プロジェクトを90%効率化 ―

ワンダフルフライ株式会社

■ レガシー資産の“ブラックボックス化”をAIが解消

COBOL・PowerBuilder・JAVA・VBなど旧来システムの設計書をAIで自動生成、FreeCodeとの連携で「設計書 → 新システム」を一気通貫で実現

ワンダフルフライ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:平田雅子)は、COBOL・PowerBuilder・VB6・VBAなどのレガシーシステムを対象に、ソースコードから標準化された設計書を自動生成する新サービス「ワンダーロボ・リバース(WonderRobo Reverse)」を正式リリースいたしました。

本サービスは、長年稼働してきた旧来システムにおいて深刻化している
「設計書がない」「担当者がいない」「仕様が分からない」
といった課題をAIで解決し、ブラックボックス化した既存システムの可視化を実現します。

■ よくあるレガシーシステムの課題、御社にも心当たりはありませんか?

多くの企業や自治体・金融機関では、旧来技術で構築されたシステムが今も重要業務を支えています。しかし現場では、次のような深刻な問題が顕在化しています。

● 保守可能な人材の不足

 ベテランが退職し「この処理、今は誰が分かるの?」という状況が日常化。
 担当不在で障害対応が長引き、業務に影響が出ています。

● 設計書が存在しない/更新されていない

 古い設計書と実際の動作が一致せず、「どこを触ればいいんだ…?」と現場が困惑。
 影響範囲が読めず、機能追加や改修が進められません。

● 仕様把握ができずプロジェクトが進まない

 要件定義の場で「そもそも今どう動いてるの?」と議論が止まる。
 結果として再構築や監査対応が遅れ、計画が何度も延期しています。

● セキュリティ・業務継続リスクの増大

 ブラックボックス化が進み、「脆弱性があっても気づけない…」という不安が現場に。
 担当者が休むだけで業務が止まるなど、BCP上のリスクも顕在化しています。

こうした課題に対し、ワンダーロボ・リバースはAIによる高速解析で、従来数週間〜数ヶ月かかっていた設計情報の整理・可視化を短期間で実現します。

ワンダーロボ・リバースサービス

■ システム概要

「ワンダーロボ・リバース」は、レガシーソースコードをAIが解析し、画面・帳票・テーブル・業務ロジックなどの構造を正確に抽出。
Excel形式の標準化された設計書として自動生成します。

要件定義・見積・再構築の基盤資料としてそのまま利用でき、属人化したシステムの“見える化”を強力に支援します。

■ 主な課題への解決ポイント

● 設計書がない/古い

 → ソースを解析し、最新状態の設計書を自動生成。

● システムがブラックボックス化

 → ロジック・画面遷移・DB構造が可視化され、担当者不在でも把握可能。

● 仕様が不明でプロジェクトが進まない

 → 仕様齟齬のないドキュメントにより、要件定義・見積が効率化。

● 人材不足・属人化リスク

 → 実ソースに基づく標準化ドキュメントで、誰でも理解できる状態に。

● 設計書作業の工数が膨大

 → AIにより作業時間を約90%削減。

■ 主な特徴

🔹 1. レガシーソースコードをAIが自動解析

 COBOL/PowerBuilder/VB6/Java/JSP などを解析し、
 変数、DataWindow、画面構造、SQL、処理ロジックまで自動抽出。

🔹 2. 標準化された設計書を自動生成(Excel形式)

 生成する主なドキュメントは以下の通り:

  • 画面設計書(項目・レイアウト・編集仕様)

  • 帳票レイアウト(印刷仕様)

  • テーブル定義書(型・PK・制約・インデックス)

  • 処理フローチャート(条件分岐・更新処理)

  • 画面遷移図・構成図

  • PM・開発者・業務担当者・監査部門など、誰でも読みやすい形式です。

🔹 3. コードベースで正確な「見える化」

 実際のソースから機械的に抽出するため、仕様齟齬が発生しません。

🔹 4. 属人性排除・保守性の向上

 担当者不在でも、システム構造を再現可能。

🔹 5. 設計書作業を約90%削減

 時間・コスト・人的ミスを大幅減。
 短期での再構築プロジェクトを実現します。

■ FreeCodeとの連携で「設計書 → 新システム」を一気通貫で実現

ワンダーロボ・リバースは、当社のAIアプリ自動生成サービス
「AI Freecode Service(https://www.freecode.co.jp)」 と完全連携しています。

これにより、

  1. レガシーソースをAIが分析

  2. 設計書を自動生成

  3. その設計書を使って次世代Webシステムを自動構築

という、従来にない一気通貫の再構築プロセスが可能になります。

設計書はゴールではなく、新システム移行のスタート地点へ。
レガシーからモダン環境への移行をスムーズに進められます。

■ ご利用対象

  • COBOL・PowerBuilderなどレガシー資産を保守する企業・自治体

  • 社内システムの仕様把握に困っている情報システム部門

  • 入札・再構築提案で仕様書を揃えたい SIer・開発会社

  • 設計書がなく見積不能なプロジェクトマネージャー

  • 監査・セキュリティ基盤整備のため構造把握が必要な部署

■ ご利用の流れ

  1. ヒアリング(対象システムの概要確認)

  2. ソースご提供

  3. AI解析実行(構造分析・ドキュメント生成)

  4. 成果物納品(Excel / PDF / JSON)

  5. 再構築支援(FreeCodeサービスで新システムを自動生成)

👉 詳細はこちら:

https://www.saasforce.co.jp/reverse/

■ 今後の展開

今後は解析対象言語の拡大、業務フロー自動生成、コード品質診断、監査レポート自動生成など、より高度な自動化を推進します。
レガシー資産の安全なモダナイズを支援するサービスとして継続的に強化してまいります。

■ 会社概要

会社名:ワンダフルフライ株式会社(Wonderful Fly Co., Ltd.)
所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町4-2 VORT日本橋本町7F
事業内容:AIアプリ自動生成「AI Freecode Service」、CRM「ProSales」、ログ分析「LogWatch」など AI×DX事業を展開
URL:https://www.wonderfulfly.com

■ 本件に関するお問い合わせ

ワンダフルフライ株式会社
E-mail:sales@wonderfulfly.com
URL:https://www.wonderfulfly.com

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ワンダフルフライ株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://www.wonderfulfly.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋小伝馬町 4-2 VORT日本橋本町 7F
電話番号
03-5695-8666
代表者名
平田雅子
上場
未上場
資本金
-
設立
2003年07月